独自動車部品メーカーのドレクスルマイアーは9月26日、ドイツ東部のライプチヒに建設していた新工場を本稼働させた。ライプチヒでは2008年から独高級スポーツカーメーカーのポルシェ「パナメーラ」向けにセンターコンソールやドアトリム、コックピット(運転席)モジュールを生産しており、これらの生産も新工場に移管した。新工場ではポルシェの新型スポーツ多目的車(SUV)「マカン」向けの部品も生産する。
\新工場の面積は1万2,000平方メートル以上で、従業員数は120人以上。2014年にさらに人員を増やす方針を示している。「パナメーラ」向けに引き続き内装部品を生産するほか、ワイヤーハーネス(電線)も生産するという。また、マカン向けのコックピットとセンターコンソールの生産も近く開始する。
\新工場はポルシェのライプチヒ工場から約1キロメートルの近距離にある。また、高速道路A 9号線やA 14号線への接続が良く、交通インフラが整備されている点も進出の決め手になった。新工場は2013年2月に着工し、約6カ月で完成した。8月初めから生産を開始している。
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