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2013/10/11

企業情報 - 自動車メーカー

現代自の独法人、欧州事業本部に移転

この記事の要約

韓国の現代自動車は、ドイツの販売子会社(Hyundai Motor Deutschland)を独南部にあるバーデン=ヴュルテンベルク州北部のネッカーズルムから独中部のヘッセン州フランクフルト近郊のオッフェンバッハに移転、 […]

韓国の現代自動車は、ドイツの販売子会社(Hyundai Motor Deutschland)を独南部にあるバーデン=ヴュルテンベルク州北部のネッカーズルムから独中部のヘッセン州フランクフルト近郊のオッフェンバッハに移転、10月7日に開所式を行った。オッフェンバッハにある同社の欧州事業本部と同じ敷地内にドイツの販売事業本部が隣接することになり、今後は欧州事業本部とより密接に連携しながら、ドイツ事業を強化していく方針を示している。

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欧州事業本部に1万2,200平方メートルのウイングビルを増築し、総面積を計3万3,100平方メートルに拡大した。投資は総額で2,440万ユーロ。オッフェンバッハに勤務する従業員数は約340人になる。ネッカーズルムからは全体の73%の従業員が新拠点に移転してきたという。

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ヘッセン州にはこのほか、リュッセルスハイムに欧州技術センター(従業員数:約230人)があり、欧州市場向け車両のデザイン・開発に取り組んでいる。また、9月半ばには、欧州技術センターの支所として、ドイツの有名サーキット、ニュルブルクリンク(ノルトライン=ヴェストファーレン州)にテストセンターを開設した。さらに2012年12月には、ヘッセン州南部のアルゼナウに現代モータースポーツ(Hyundai Motorsport、従業員数:約70人)を新設し、世界ラリー選手権(WRC)への復帰に向けて準備を進めている。

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ハイルブロン(ネッカーズルム近郊)にある拠点(従業員数:約20人)は今後も同拠点に残り、訓練センター、テクニカル・ホットライン、プレス向け車両の修理工場などの業務を続ける。

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