ドイツで2012年1月にスタートしたスマートグリッド（次世代送電網）およびスマートトラフィック に関する研究開発・実証試験プロジェクト。実施期間は2014年半ばまで。連邦経済産業省（BMWi）がイニシアチブ「Information and Communication Technologies for Electric Mobility II」の一環として約2,000万ユーロを支援している。
\ \同プロジェクトではこのほど、約100台の電気自動車およびハイブリッド車（スマート「フォーツー・エレクトリック・ドライブ」、メルセデス・ベンツ「ヴィト・Eセル」、オペル「アンペラ」、トヨタ「プリウス」）を使用した実証試験を開始した。
\航続距離を最適化するためのナビゲーションシステムを使用するほか、充電スタンドでは、カードでドライバーを認識するシステムを導入。ドライバーが契約する電力会社に充電量をローミングする決済システムなどを試験する。また、再生可能エネルギーを電気自動車の充電に有効活用するための蓄電システムなども実証試験の対象となっている。
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同プロジェクトには、調整役の電力大手EnBWのほか、自動車大手のダイムラー、オペル、フラウンホーファー研究所のシステム・イノベーション研究所（ISI）および太陽エネルギーシステム研究所（ISE）、カールスルーエ技術研究所（KIT）、ソフトエア大手SAP、エンジニアリング会社のTWT、交通システム関連のソフトウエア・コンサルティング会社PTV グループ、産業用ITシステムや充電システムなどを提供しているads-tecが参加している。
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