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2015/7/10

総合 – 自動車産業ニュース

欧州自工会、通期予想を上方修正

この記事の要約

欧州自動車工業会(ACEA)は9日、欧州連合(EU)域内(マルタを除く27カ国)の2015年通期の新車登録台数が前年を5%上回り、1,300万台を超えるとの予想を発表した。1~5月の累計が前年同期比6.8%増と好調である […]

欧州自動車工業会(ACEA)は9日、欧州連合(EU)域内(マルタを除く27カ国)の2015年通期の新車登録台数が前年を5%上回り、1,300万台を超えるとの予想を発表した。1~5月の累計が前年同期比6.8%増と好調であることから、2月に発表した予想(前年比2%増の1,300万台弱)を大幅に上方修正した。

EUの新車登録台数は昨年、前年比5.7%増の1,255万771台となり、2007年以来7年ぶりに前年を上回った。予想通りとなれば2年連続の増加となるが、ACEAは2007年のピーク(約1,600万台)を依然として大幅に下回る水準にとどまると指摘する。また、ACEAのエリック・ヨナー(Erik Jonnaert)氏は、「欧州は依然として困難な時期に直面しており、金融危機前の水準に回復している中国や米国に後れをとっている」との見解を示している。

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