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2015/7/10

企業情報 - 部品メーカー

独コンチネンタル、中国市場向け電気駆動ユニットを開発

この記事の要約

独自動車部品大手のコンチネンタルはこのほど、中国市場向けの電気駆動ユニットを開発したと発表した。電気モーター、トランスミッション、パワーエレクトロニクスを一つのユニットにまとめたコンパクトな設計で、価格を抑えたほか、重量 […]

独自動車部品大手のコンチネンタルはこのほど、中国市場向けの電気駆動ユニットを開発したと発表した。電気モーター、トランスミッション、パワーエレクトロニクスを一つのユニットにまとめたコンパクトな設計で、価格を抑えたほか、重量も約15%軽量化することができた。この電気駆動ユニットは9月に開催されるフランクフルト国際モーターショー(IAA)で一般公開する。

コンチネンタルはベルリンとニュルンベルクの拠点で、電気駆動ユニットのベースデザインを開発した。電気モーター、トランスミッション、パワーエレクトロニクスを一つのユニットにまとめることで、プラグやケーブルなどの部品を省くことができ、コスト削減や軽量化を実現した。個別の顧客アプリケーションは中国拠点で開発し、モーターの生産では中国の部品メーカーと協力する。

出力は約60~120kWの幅があり、プラグインハイブリッドから高性能の電気自動車まで幅広いモデルに搭載できる。電気モーターは用途に応じて、非同期モーター(ASM)または永久磁石同期モーター(PSM)を選択することができる。

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