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2015/8/7

企業情報 - 自動車メーカー

マジャールスズキ、個人向け販売好調

この記事の要約

スズキのハンガリー子会社マジャールスズキは3日、2015年7月の国内販売台数が740台となり、前年同月(501台)に比べ47.7%増加したと発表した。新型SUV「ビターラ」や個人向けの販売好調が寄与した。1~7月の累計販 […]

スズキのハンガリー子会社マジャールスズキは3日、2015年7月の国内販売台数が740台となり、前年同月(501台)に比べ47.7%増加したと発表した。新型SUV「ビターラ」や個人向けの販売好調が寄与した。1~7月の累計販売は3,609台で、個人向けが1,988台、法人向けは1,621台だった。

7月販売の内訳は、個人向けが472台、法人向けは268台。ハンガリー市場における7月のシェアは10.55%となった。モデル別では、「ビターラ」が425台と大部分を占めている。同モデルはハンガリーのSUV市場で、7月(425台)および1~7月期(計1,220台)でいずれも首位に付けている。

2014年通期の国内販売(4,735台)では、法人が全体の62%、個人向けが38%だった。同年7月単月(501台)でも法人向けが76%と大部分を占め、個人向けは24%にとどまっていた。

マジャールスズキは個人向け販売が増えた理由として、2015年春に発売した新型SUV「ビターラ 」の販売好調や、「Sクロス」向けの冬用タイヤやナビゲーションの特別キャンペーンを実施したことが寄与したと分析している。

また、同社は今後について、個人向け販売で首位の地位を堅持するとともに、法人向けでは小規模・中堅企業向けの販売を強化する方針を示している。

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