ギリシャ危機再発防止策発表、各国予算の事前審査など=欧州委
欧州委員会は12日、ユーロ圏全体を揺るがすギリシャ危機のような信用不安問題の再発防止策を発表した。各国にEUの財政規律を順守させるため、予算案を事前にEUがチェックすることなどを柱とする内容。金融政策は共通化されているが […]
欧州委員会は12日、ユーロ圏全体を揺るがすギリシャ危機のような信用不安問題の再発防止策を発表した。各国にEUの財政規律を順守させるため、予算案を事前にEUがチェックすることなどを柱とする内容。金融政策は共通化されているが […]
EU統計局ユーロスタットが12日発表した2010年1-3月期のユーロ圏16カ国の域内総生産(GDP、実質ベースの速報値)は前期比0.2%増となり、ゼロ成長だった前の期から上向いた。財政危機で揺れるギリシャがマイナス成長と
スペインとポルトガルが13日までに、相次いで追加の財政再建策を発表した。財政悪化で第2のギリシャとなることが懸念される両国は、今年に入って財政再建策をまとめたが、市場や他のユーロ圏諸国の圧力により追加措置の導入を迫られた
ギリシャ政府は12日、国際通貨基金(IMF)から55億ユーロの緊急融資を受けた。財務省筋がAFP通信などに明らかにした。IMFによるユーロ参加国への金融支援実行は初めてとなる。 \ 今回の融資は、ユーロ圏諸国とIMFが財
欧州の旧共産圏諸国の経済発展を支援する欧州復興開発銀行(EBRD)は14日、ザグレブで開いた年次総会で、ギリシャ危機の影響が及ぶことが懸念される中東欧諸国などへの支援を強化するため、50%の増資を決めた。資本金を現在の2
英国で先に実施された総選挙で第一党となった保守党と第三党・自由民主党との連立よる新政権が11日発足し、保守党党首のキャメロン氏が新首相に就任した。就任直後に自民党のクレッグ副首相とともに記者会見を行った首相は、新政権の最
EUと韓国は10日、幅広い分野で双方の協力関係を強化するための新たな枠組み協定に調印した。韓国の柳明桓外交通商相が調印のためにブリュッセルを訪問し、EU側はアシュトンEU外交安全保障上級代表(EU外相)およびEU加盟国の
欧州委員会は12日、エストニアがユーロ導入の条件を満たしていると認定し、2011年1月の導入を認める方針を打ち出した。これによりエストニアのユーロ参加は事実上確定。6月のEU首脳会議での承認を経て、7月のEU財務相理事会
インドとブラジルは12日、ブラジル向けのインド製後発医薬品を輸送経由地のオランダが特許権侵害の疑いで差し止めたのは、世界貿易機関(WTO)の協定に違反するとして、オランダとEUをWTOに提訴したと発表した。当事者間の協議
欧州委員会は11日、中国製の自動車用アルミホイールに対して、暫定的に反ダンピング措置を発動したと発表した。欧州の業界団体からの苦情を受けて調査を行った結果、ダンピング輸出していると認定したもので、制裁として最大20.6%
欧州委員会のデフフト委員(通商担当)は11日、欧州の航空機大手エアバスと米ボーイングへの補助金をめぐるEUと米国の対立に関連して、紛争解決に向けた無条件での交渉開始を米側に呼びかけた。世界貿易機関(WTO)紛争処理小委員
欧州委員会がブラジル、アルゼンチン、パラグアイ、ウルグアイの4カ国で構成する南米南部共同市場(メルコスル)と自由貿易協定(FTA)の締結に向けた交渉再開を決めたことに対して、フランスなど10カ国は11日に反対を表明し、1
欧州議会の経済金融問題委員会は10日、金融危機の再発防止に向けた新たな金融監督体制の構築に関する法案の修正案を賛成多数で可決した。法案の柱は金融システム全体のリスクを監視する「欧州システミック理事会(ESRB)」と、EU
EU統計局ユーロスタットが12日発表したユーロ圏の3月の鉱工業生産指数(季節調整済み)は前月比で1.3%上昇し、上げ幅は前月の0.7%を大きく上回った。ユーロ安による輸出増加が大きく反映されたとみられる。(表参照) \
欧州委員会は12日、スロベニアの国営会社エラン・スクピナの子会社2社に対する同国政府の公的資金注入について、EUの公的支援ルールに違反する疑いがあるとして正式調査を開始したと発表した。 \ エラン・スクピナのスキー生産子
EU加盟国は11日開いた総務理事会で、動物実験の規制を強化するEU指令案について合意した。チンパンジーなど大型類人猿を使った実験の原則禁止などを盛り込んだ内容。欧州議会の承認を経て成立となる。 \ 指令案では、動物実験は
ブルガリアのカラズホワ環境相は13日、同国が温室効果ガス排出量の記録システムの整備を怠ったため、6月30日付で京都議定書に基づく他国との排出量取引制度への参加資格を停止されるとの見通しを示した。AFP通信によると、ブルガ
英国の銀行や両替所がポンドからユーロへの両替時に500ユーロ紙幣を提供することを中止したことが13日明らかになった。同国の重大組織犯罪庁(SOCA)が発表した調査結果で、同紙幣の90%が重大犯罪や脱税、テロと密接な関係が
スペイン通信最大手テレフォニカは11日、ブラジル最大の携帯電話サービス会社であるヴィーヴォの買収をポルトガルテレコム(PT)に提案したと発表した。テレフォニカとPTは、ヴィーヴォの株式60%を保有する持ち株会社ブラジルセ
独ソフトウエア大手のSAPは12日、米同業サイベースを買収することで合意したと発表した。買収総額は58億ドル。SAPにとっては2007年に仏ビジネスオブジェクツを48億ユーロで傘下に収めて以来の大型買収となる。 \ サイ
ニチレイは11日、グループの低温物流部門であるニチレイロジグループの欧州子会社ニチレイ・ホールディング・オランダ(NHH)が、仏ホールディングGLB、ホールディングTCGの傘下にある低温物流会社4社を買収すると発表した。
東レは10日、欧州航空宇宙大手EADSおよび同社傘下のエアバスなどに航空機用炭素繊維プリプレグ(樹脂含浸シート)を2025年までの15年間供給する基本契約を締結したと発表した。これまではプリプレグ加工メーカーを通じてEA
2010年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は15億9,000万ユーロで、前年同期の4億2,400万ユーロから急増。生保、資産管理部門の業績が好調だったほか、保有していた中国工商銀行の株式売却による特別利益が収益を押し
2010年1-3月期(第2四半期)決算の最終損益は2億600万ユーロの黒字で、前年同期の赤字(3億2,900万ユーロ)から改善。需要の回復、人員削減によるコスト圧縮の効果で黒字に転換した。売上高は2.5%増の101億ユー
2010年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は17億ユーロで、前年同期から85%増加。世界経済の回復で需要が伸びたほか、保有するポストバンク株式の売却で14億ユーロに上る特別利益を計上したことで大幅増益となった。売上高
2010年1-3月期(第1四半期)決算で7億6,700万ユーロの純利益を計上し、前年同期の赤字(11億2,000万ユーロ)から黒字に転換。英携帯電話サービス部門の多額の評価損を出した前年同期のような特別減益要因がなかった
2010年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は4億7,000万ユーロで、前年同期の2億200万ユーロから急増。前年同期に1,700万ユーロの赤字だった投資銀行部門が1億5,700万ユーロの黒字に転じ、収益を押し上げた。
2010年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は5億9,800万ユーロで、前年同期から21%増加。ゲームソフト部門の販売が好調で収益を押し上げた。ブラジル通信会社GVTの買収効果も反映された。売上高は6%増の69億ユーロ
2010年3月通期決算で10億700万ポンドの税引き前利益を計上し、前年の赤字(2億4,400万ユーロ)から改善。売上高は2%減の208億5,900万ポンドに後退したが、人員・資本投下の削減によるコスト節減効果で黒字に転
2010年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は5億2,000万ユーロで、前年同期から16%増加。赤字だった証券売買部門が5億6,000万ユーロの利益を計上、手数料収入も増加して増益となった。 \
2010年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は6億8,800万ユーロで、前年同期から36%減少。前年同期に多額の税務上の特別利益を計上した反動が出た。同要因を除くと27%の増益だった。 \
2010年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は5億2,700万ユーロで、前年同期の1億400万ユーロから急増。保有株の評価損が減ったほか、生保商品の販売が好調で大幅増益となった。 \
2010年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は16億5,600万ユーロで、前年同期から2%増加。欧州、中南米事業が堅調だった。売上高は1.7%増の139億3,000万ユーロ。中南米は4.2%の増収。欧州はスペインの売上
2010年1-3月期(第1四半期)決算の最終損益は13億2,600万ユーロの黒字で、前年同期の赤字(7億9,300万ユーロ)から回復。保険部門の黒字転換、銀行部門の収益拡大、不良債権の引当金縮小に加え、アジアとスイスのプ
2010年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は4億7,100万クローネ(6,230万ドル)で、前年同期の赤字(2億1,200万クローネ)から改善。会計処理に絡んだ特別利益が大きかった。本業は有力市場のロシアでの販売がビ
2010年1-3月期(第1四半期)決算で6億3,900万ドルの純利益を計上し、前年同期の赤字(3億7,300万ドル)から黒字に転換。海運需要の回復、原油価格の上昇で収益が上向いた。売上高は20%増の132億ドル。 \
2010年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は1億300万ユーロで、前年同期から39%減少。航空機部門エアバスが超大型旅客機「A380」の納入遅延で営業利益が92%減ったことが響いた。売上高は6%増の90億ユーロ。 \