EUと韓国は10日、幅広い分野で双方の協力関係を強化するための新たな枠組み協定に調印した。韓国の柳明桓外交通商相が調印のためにブリュッセルを訪問し、EU側はアシュトンEU外交安全保障上級代表（EU外相）およびEU加盟国の外相が署名を行った。
\EU・韓国の枠組み協定は、人権、大量破壊兵器の拡散、テロとの闘い、気候変動、エネルギー安全保障、開発援助など、国際社会が直面する地球規模の課題で双方が協調と対話を促進するための土台となる。EU・韓国間では年内に自由貿易協定（FTA）が発効する見通しとなっているが、双方は今回の枠組み協定を通じ、より広範な分野で協力関係を強化する。
\アシュトン上級代表は「EUと韓国は同じ志を持つパートナーだ。新たな枠組み協定は双方が持つ同じ価値観の表れであり、重要な政治課題や人権、大量破壊兵器の拡散、気候変動といった地球規模の問題でEUと韓国が協力関係を強化するための土台になる」と語った。
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