中・東欧、CIS諸国、ロシアに特化した情報誌

2012/9/19

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

エアバス、トルコ航空機部品メーカーとの提携強化

この記事の要約

欧州航空機大手エアバスがトルコを部品調達拠点として強化する。トルコ投資庁の情報によると、エアバスは現地部品メーカーとの提携を拡大し、2015年までに合わせて24億米ドルを投資し、2,500人の雇用を創出する。同国ではトル […]

欧州航空機大手エアバスがトルコを部品調達拠点として強化する。トルコ投資庁の情報によると、エアバスは現地部品メーカーとの提携を拡大し、2015年までに合わせて24億米ドルを投資し、2,500人の雇用を創出する。同国ではトルコ航空が旅客機と貨物輸送機を合わせて180超のエアバス機を運行しており、顧客としても重要な市場だ。

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トルコ・エアスペース・インダストリーズ(TAI)は1988年にエアバスとサプライヤー契約を交わした。アンカラ工場で旅客機A320系向けボディパネルを製造するほか、現在開発中の次世代中型ワイドボディ機A350向けに補助翼を供給する。また、軍用輸送機A400Mの開発製造プロジェクトにも参加し、各種胴体パーツや他のコンポーネントの製造も行っている。

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また、カレアエロがイスタンブール工場でA320系の補助燃料タンク壁を製造し、ドイツの部品メーカーPFWのトルコ子会社がイズミール工場で同タンクと他のA320系用構造部品の組み立てを行っている。

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