サムスン・グループがルーマニア南部でソーラーパークを建設する方針だ。韓国外交通商部のパク・ノビョク・エネルギー大使が、ルーマニアで開催されたエネルギー関連イベントで明らかにした。
\現地報道によると、ジュルジュ県に2つの太陽光発電所を整備する。出力は合計45メガワット。
\サムスンはすでに隣国ブルガリアで同様のプロジェクトを立ち上げた。昨年11月の発表によると、ブルガリア北部の公有地50ヘクタールに2,500万ユーロを投じて発電所を建設する。
\韓国企業としては他に、フォトヴォルテイク・ニュー・ホライズン(PNH)がルーマニアで3つの太陽光発電プロジェクトに取り組んでいる。パク大使によると、テレオルマン県アレクサンドリアに建設中のソーラーパークは出力60メガワットで来年にも完成する予定だ。残りの2つはジュルジュに設置され、出力はそれぞれ3メガワット、5メガワットとなる。投資規模はいずれも1,000万~2,000万ユーロという。
\ルーマニアは太陽光発電による電力供給1メガワットにつき、グリーン電力証書6通を事業者に交付している。電力売上高に加えて、証書の販売によって収入が得られる形だ。現在、証書1通当たりの取引額は最高で57ユーロに上っている。
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