2015/10/28

自動車

独自部品ZF、国内生産の一部をスロバキアとトルコへ移管

この記事の要約

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは20日、従来型ショックアブソーバーの生産をスロバキアのレビツェとトルコのゲブゼにある工場に移管すると発表した。独国内の人件費の高さと価格競争の厳しさが理由。 同社はこれまで […]

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは20日、従来型ショックアブソーバーの生産をスロバキアのレビツェとトルコのゲブゼにある工場に移管すると発表した。独国内の人件費の高さと価格競争の厳しさが理由。

同社はこれまでシュヴァインフルト、アイントルフ、アールヴァイラーの独3拠点で従来型ショックアブソーバーを生産してきた。今後は電動制御付きショックアブソーバーの生産に特化するとともに、シュヴァインフルト工場は新部門「Eモビリティ」事業部の拠点とする。

同社は今年5月にカメラやレーダー関連製品を生産する米自動車部品メーカーTRWを買収。電装品や自動運転技術分野の強化を図っている。