東欧経済ニュース

チェコの電力大手エネルゴプロ、トルコで水力発電所が稼働

チェコ電力大手のエネルゴプロは1日、トルコ東部で建設していた2つの水力発電所が稼働したと発表した。建設費は8億米ドル強(約190億コルナ)で、チェコ企業の水力発電所投資として1989年11月以来最大となった。エネルゴプロ […]

トルコ家電大手ヴェステル、英社から2ブランド取得

トルコの家電大手ヴェステル(Vestel)は10月28日、英同業クロスリーから2つのブランドを取得したと発表した。英国を含む欧州市場での事業基盤強化が狙い。取引額は明らかにしていない。 タンブラー乾燥機「ホワイトナイト」

ロスネフチ、イソプロピルアルコール製造の新手法を開発

ロシア石油最大手で国営のロスネフチはこのほど、有機化合物のアセトンからイソプロピルアルコール(イソプロパノール)を生産するための新しい手法を開発したと発表した。新手法は鉱物から得られた不均一系金属触媒を用いたアセトン水素

トルコのマスクメーカー、カザフスタンで現地生産

カザフスタン投資庁(カザフインベスト)は2日、トルコの医療用マスク大手MFAマスクが、現地生産プロジェクトに930万米ドルを投資すると発表した。首都ヌルスルタンのアスタナ特別経済地区に工場を設け、医療用マスク(FFP2、

ECBが12月の追加金融緩和を予告、コロナ感染再拡大に対応

欧州中央銀行(ECB)は10月29日に開いた定例政策理事会で、金融政策の維持を決めた。一方、ラガルド総裁は新型コロナウイルス感染が欧州で再拡大し、ユーロ圏の景気をさらに圧迫しかねない状況にあることから、12月に開く次回の

「アダムとイブ」の長い旅~ウクライナ

ルーカス・クラナッハ(父)といえば、ドイツ・ルネッサンスの巨匠として知られるが、その作品の一つ「アダムとイブ」は20世紀の歴史に飲み込まれ、数々の人の手に渡ることになった。現在わかっている最も古い所有者、キエフの国立西洋

ファーウェイ、ブダペストにR&D拠点開設

中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)は20日、ハンガリーのブダペストに研究開発(R&D)センターを設置すると発表した。人工知能(AI)、ストリーミング、画像処理、信号システムなどの開発を重点的に行う。約1

独物流大手DBシェンカー、チェコ拠点でAMR導入

ドイツ鉄道(DB)の物流子会社DBシェンカーは22日、チェコ拠点で初めて自律走行搬送ロボット(AMR)を導入したと発表した。業務の効率化が目的で、自律・協働型ロボットの販売・導入サービスを手がける地元企業ドリームランドを

トルコ防衛産業、サイバーセキュリティに注力

トルコがサイバーセキュリティ分野の能力強化に取り組んでいる。防衛産業の研究開発拠点であるテクノパーク・イスタンブールは先ごろ、アナトリア工業高校にサイバーセキュリティ学科を設けた。世界でサイバーセキュリティの需要が拡大す

トルコ航空宇宙産業、AIを開発・生産に応用

防衛装備品の製造を手がけるトルコ航空宇宙産業(TAI)が、人工知能(AI)を製品開発に活用していく方針だ。同国の大手軍需企業として初めて、独立したAI開発事業部を設け、AIを組み込んだ先端技術を開発するだけでなく生産工程

露サマーラ大、液体窒素燃料の極低温エンジンを開発

ロシアのサマーラ大学が高効率の極低温液体窒素エンジンの開発を進めている。同エンジンは液体窒素のような極低温燃料を高圧の蒸気に転換してピストンを駆動させるもので、熱を排出しないことから無人飛行機や自然保護区などでの輸送機器

BtoCビジネス向けソリューション開発 チェコ

小売店向けに人工知能(AI)ベースの価格設定プラットフォームを運営している。主な顧客は国際的なチェーンを展開するスーパーマーケットや薬局、ドラッグストアなどで、オンライン・オフラインの双方で適正な商品価格を設定できるよう

シュコダ自、AI画像分析システムを試験導入

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は22日、人工知能(AI)を用いた画像分析技術の実用化に向けた取り組みを開始したと発表した。まずは駐車場の空きスペース認識でテストし、将来的には物流・生産業務

カザフスタン、来年からEVを受託生産

カザフスタンが来年から電気自動車(EV)の受託製造を開始する。バスを含め、さまざまなモデルを手がける計画で、年産台数は来年の1,200台から2022年には2,000台に増加する予定という。 首都ヌルスルタン(旧アスタナ)

現代自、カザフの乗用車組み立て工場が稼働

韓国・現代自動車がカザフスタンの首都アルマトイに建設した乗用車組み立て工場が、このほど稼働を開始した。商用車事業での現地販売・製造提携先であるアスタナモータースが生産を行う。当初の年産能力は3万台で、4万5,000台まで

トルコ政府、9500万ドル規模の開発基金を創設

トルコ開発投資銀行(TKYB)が新たな開発基金を立ち上げた。アルバイラク財務相が21日、ツイッターを通して明らかにしたもので、運用資金は7億5,000万トルコリラ(9,550万ドル)。当面は財務省が後援する。 新開発基金

エストニア国営電力、仮想発電所を稼働

エストニア国営電力エースティ・エネルギアは27日、再生可能エネルギーや蓄電池、電気自動車(EV)をネットワークで制御して運用する「仮想発電所(VPP)」を稼働すると発表した。分散電源を束ねて運用することでコストを低下させ

ロスネフチ、革新的なメタン芳香族化技術を開発

ロシア石油最大手で国営のロスネフチは20日、メタン芳香族化の新技術を開発したと発表した。天然ガスや関連する石油ガスから水素と芳香族の両方を抽出する手法で、既存の水素及び合成炭化水素の抽出技術に代わるものとなる。同社は新技

EU域外からの渡航容認、カナダなど3カ国が除外

欧州連合(EU)は22日、新型コロナウイルス感染拡大を受けて実施している域外の外国人の渡航制限について、観光客や出張者を受け入れる国の最新リストを公表した。感染者が増加しているカナダ、ジョージア、チュニジアの3カ国がリス

西バルカン経済、今年は4.8%縮小=世銀予測

世界銀行は22日に発表した西バルカン経済秋季予測で、同地域6カ国の今年の経済成長率を4.8%のマイナスとし、春季予測のマイナス3.1%から下方修正した。新型コロナの流行が主因だ。西バルカンの景気回復は、パンデミックの進行

ポーランドが新原発実行計画で米と合意、受注規模180億ドル

ポーランドが新たな原子力発電所の建設を米国に発注する観測が強まっている。ロイター通信が20日報じたところによると、両国はこのほど今後1年半かけて建設および資金調達のためのプログラム開発に取り組むことで合意した。米エネルギ

トルコ中銀、予想外の金利据え置き

トルコ中央銀行は22日の金融政策決定会合で、主要政策金利である7日物レポ金利を10.25%に据え置いた。金利据え置きは予想外。市場は1.75ポイントの利上げを予想していた。インフレ率は高止まりしているものの、景気回復を優

ひとり親に「同性愛容疑」~ロシア

ロシアのある大都市で暮らす弁護士のヴラディミルさん(仮名)は3年前に父親になった。女の子の赤ちゃんに親戚一同、大喜びした。おじいさんの代から男の子しか生まれていなかったからだ。80歳になるヴラディミルさんのおばあさんまで

トルコ国営ロケットメーカー、宇宙開発投資を拡大

トルコ国営のロケット・ミサイルメーカーであるロケットサンが宇宙事業への投資を強化する。政府の宇宙開発計画に基づくもので、プロジェクトを大型化し、初の国産衛星打ち上げロケットを近いうちに発射する予定だ。 ロケットサンは20

ロシア、南米にも新型コロナワクチンを供給

ロシア直接投資基金(RDIF)のドミトリエフ最高経営責任者(CEO)は19日、ロシアが開発した新型コロナワクチン「スプートニク5」の供給で、近くアルゼンチンおよびペルーと契約を結ぶ見通しであることを明らかにした。すでにブ

EUが対ロ制裁発動、ナワリヌイ氏毒殺未遂で

欧州連合(EU)は15日、ロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の毒殺未遂事件に関わったとして、同日付でプーチン露大統領の側近を含む6人と政府系研究機関に資産凍結などの制裁を発動したと発表した。ロシア側は制裁に強

ポーランド、日曜閉店法緩和を検討

ポーランド政府は13日、日曜閉店法の緩和を検討していることを明らかにした。新型コロナウイルスの新規感染者が連日、過去最多記録を更新していることを受けたもので、小売店の開店時間を延ばして混雑を防ぐ狙いがある。 ポーランドは

チェコ政府、ドナウ・エルベ運河計画に着手

チェコ政府はこのほど、ドナウ・オーダー・エルベ運河の一部区間の着工に向けた作業の開始を決定した。今回の決定はオーダー川上流域のスビノフからポーランド国境までの区間に関するもので、建設開始は2030年となる見通し。建設費は

トルコ政府、法人税引き下げを検討

トルコ政府が法人税の引き下げを検討している。複数の現地メディアによると、新型コロナ危機で経済打撃を受けた企業の救済措置として、来年初めに実施する意向だ。企業の税負担軽減が目的だが、雇用確保にもつながることを期待する。中小

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