経済停滞、今年はゼロ成長に エネ・原料価格低下もなお足かせに
ドイツ経済の停滞感が強まってきた。エネルギー価格が下落し、昨年秋に比べると状況は改善しているものの、景気に勢いはなく、本格回復の見通しも立っていない。独商工会議所連合会(DIHK)は22日に発表した企業景気アンケート調査 […]
ドイツ経済の停滞感が強まってきた。エネルギー価格が下落し、昨年秋に比べると状況は改善しているものの、景気に勢いはなく、本格回復の見通しも立っていない。独商工会議所連合会(DIHK)は22日に発表した企業景気アンケート調査 […]
製薬大手のバイエルは22日、ドイツ西部のベルクカーメンにある拠点がエネルギー大手のエーオンから「グリーン蒸気」の供給を受けることで合意したと発表した。2030年までに炭素中立を実現する目標の実現に向けた取り組みの一環とし
化学大手の独コベストロは23日、植物を使用したバリア性樹脂を開発したと発表した。食料品の紙製包装材に使用すれば、これまで不可能だった同包装材のリサイクルに道が開けるうえ、製品カーボンフットプリント(PCF)も大幅に削減で
全国農業協同組合連合会(JA全農)とクボタ、独化学大手BASFは15日、JA全農とBASFが日本国内で開発・推進する栽培管理支援システム「ザルビオ・フィールドマネージャー」とクボタが開発・推進する営農・サービス支援システ
●PESAは水素機関車の開発で石油大手PKNオルレンと提携している ●水素機関車は牽引能力が3200トン、1日分の水素燃料は約170kg ポーランド初の水素燃料電池機関車(水素機関車)がまもなく実用化される見込みだ。同国
●工場は業界大手の銘安科技との合弁 ●同地に欧州本社も設置し、市場の本格開拓に乗り出す 台湾の接着剤・特殊化学大手の徳淵集団(Tex Year)は15日、ポーランド中部のグニェズノで堆肥化可能なストロー工場の落成式を行っ
全国農業協同組合連合会(JA全農)とクボタ、独化学大手BASFは15日、JA全農とBASFが日本国内で開発・推進する栽培管理支援システム「ザルビオ・フィールドマネージャー」とクボタが開発・推進する営農・サービス支援システ
ポーランド初の水素燃料電池機関車(水素機関車)がまもなく実用化される見込みだ。同国鉄道運輸局は開発元の鉄道車両メーカーPESAに対し、試験運行のための認可証明書を発行する。 同水素機関車は「SM42」入換機関車がベースと
台湾の接着剤・特殊化学大手の徳淵集団(Tex Year)は15日、ポーランド中部のグニェズノで堆肥化可能なストロー工場の落成式を行った。生分解性樹脂加工大手の銘安科技(Minima Technology)と合弁で設置した
EU統計局ユーロスタットが16日に発表した3月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は256億ユーロの黒字となった。黒字となるのは2カ月連続。エネルギー輸入額が減ったことで改善が進んでいる。(表参照
欧州を対象とする外国直接投資は昨年5,962件となり、前年を1%上回ったことが、コンサルティング大手アーンスト・アンド・ヤング(EY)が11日に発表した調査レポートで分かった。増加は2年連続。ドイツなど主要国への投資が低
ドイツ連邦統計局が15日発表した4月の卸売物価指数は134.6(2015年=100)となり、前年同月を0.5%下回った。同指数の低下は2020年12月以来で、2年4カ月ぶり。指数も過去最高となった昨年9月(138.6)に
独化学工業会(VCI)が16日に発表した同国化学・製薬業界の1-3月期の生産高は営業日数・季節調整ベースで前期を0.9%下回った。減少幅は前期の5.0%から縮小したものの、本格回復の見通しは立っていない。マルクス・シュタ
●年産能力は600万本、25年から量産開始 ●同社は昨年、乗用車タイヤ生産の8割を占めていたロシアから撤退 フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤは11日、ルーマニア北西部のオラデアで乗用車タイヤ工場の起工式を行った。欧
フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤは11日、ルーマニア北西部のオラデアで乗用車タイヤ工場の起工式を行った。欧州で新たな生産能力を整備する計画の一環。2024年後半に稼働を開始し、翌年から量産体制に入る。雇用規模は約5
●様々な分野での水素利用を見据え、生産や供給で緊密に協力 ●ポーランドはCO2の回収・貯留技術にも強い関心 西村康稔経済産業大臣は4日、訪問先のポーランド・ワルシャワで同国のアンナ・モスクワ気候環境大臣と会談し、水素分野
ドイツ連邦経済・気候省は5日、国内で事業を展開するエネルギー集約型企業が低価格で電力供給を受けられるようにするための政策原案を公表した。国際的にみて割高な同国の電力価格はロシアのウクライナ侵攻で一段と上昇し、化学、金属メ
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が5日発表した3月の製造業新規受注指数(2015年=100)は、物価調整後の実質に季節・営業日数を加味したベースで前月比10.7%減の95.5(暫定値)となり、コロナ禍初期の20年4月以来の大
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が8日発表した3月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価調整後の実質に季節・営業日数を加味したベースで前月比3.4%減の97.8(暫定値)となり、22年3月以来1年ぶりの大きな下げ幅を記
半導体大手の独インフィニオンは3日、SiC(炭化ケイ素)半導体の製造に用いるウエハーとブール(ウエハーを切り出す前の円柱形の人造結晶原石)を中国の北京天科合達藍光半導体(タンケブルー)から長期調達することで合意したと発表
独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の電池子会社パワーコは社員数を年内に約2倍に拡大する意向だ。セバスティアン・クラポート最高人事責任者(CHRO)が経済紙『ハンデルスブラット』に明らかにした。 現在およそ800人の社
ライフサイエンス大手の独メルクは3日、韓国中西部の大田広域市にバイオプロセス施設を設置することなどで、市当局および産業通商資源部(MOTIE)と基本合意したと発表した。アジア太平洋地域のバイオ・製薬会社向けにライフサイエ
化学大手の独ワッカー・ケミーは8日、スペインの発酵製品メーカー、ADLバイオファーマを投資会社カルテシアから完全買収したと発表した。バイオテクノロジー事業の売上高を2030年までに10億ユーロに拡大する方針に基づく措置。
独製造業でサプライチェーンのひっ迫緩和がこれまでに引き続き進んでいる。Ifo経済研究所が4月の企業アンケート調査をもとに3日発表したところによると、原材料・部品が不足しているとの回答は前月の41.6%から39.2%へと低
西村康稔経済産業大臣は4日、訪問先のポーランド・ワルシャワで同国のアンナ・モスクワ気候環境大臣と会談し、水素分野での二国間協力を強化することで合意した。エネルギー、輸送、暖房、製造などの産業分野における持続可能で値ごろな
欧州議会と閣僚理事会は4月25日、欧州連合(EU)域内の空港で使用する航空燃料について、持続可能な航空燃料(SAF)の比率を2030年までに70%とすることなどを柱とする法案の内容で基本合意した。欧州議会と閣僚理の正式な
フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤは4月25日、今後5年間の長期財務目標、および非財務目標を発表した。売上高20億ユーロの達成や、セグメント営業利益率で15%、純利益の50%以上を配当に回すほか、持続可能性や職場の安
欧州連合(EU)加盟国は4月25日、ルクセンブルクで開かれた閣僚理事会で、EU排出量取引制度(EU-ETS)の改正案や、気候変動対策が不十分な国からの輸入品に事実上の関税をかける「炭素国境調整措置(CBAM)」の導入に関
ドイツ連邦統計局が4月28日発表した3月の輸入物価指数(2015年=100)は130.8となり、前年同月を3.8%下回った。同物価の低下は21年1月以来で2年2カ月ぶり。比較対象の22年3月はロシアのウクライナ進攻開始直
化学大手の独BASFは4月27日の株主総会で、中国事業を大幅に強化するこれまでの方針を改めて確認した。株主の間からは台湾進攻など地政学リスクを懸念する声が上がったが、経営陣は世界の化学業界売上の約50%を占める中国が同社
独エネルギー大手ユニパーやベルギーのガス輸送大手ガスニーなど7社は4月25日、ドイツ北西部で各社が計画する水素プロジェクトを連携させることで基本合意したと発表した。水素の輸入から生産、輸送、消費に至る全バリューチェーンを
EU加盟国は4月25日、ルクセンブルクで開かれた閣僚理事会で、EU排出量取引制度(EU-ETS)の改正案や、気候変動対策が不十分な国からの輸入品に事実上の関税をかける「炭素国境調整措置(CBAM)」の導入に関する規則案を
ドイツなど欧州9カ国の首脳は4月24日、ベルギーのオーステンデで会談し、北海の洋上風力発電能力を大幅に拡大することで合意した。炭素中立の実現に向け二酸化炭素(CO2)の排出削減を進めるとともに、欧州のエネルギー自給を高め
ドイツを含む欧州9カ国の首脳は24日、ベルギーのオーステンデ港で会談し、北海の洋上風力発電能力を大幅に拡大することで合意した。炭素中立の実現に向け二酸化炭素(CO2)の排出削減を進めるとともに、欧州のエネルギー自給を高め
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は21日、カナダ南東のオンタリオ州セントトーマスで記者会見を開き、同地に設置する車載電池セル工場の生産能力が最終的に最大90ギガワット時(GWh)に達することを明らかにした。同社の
化学大手の独ヘンケルは20日、ロシア事業を現地投資会社のコンソーシアムに売却することで合意したと発表した。取引金額は540億ルーブル(約6億ユーロ)。すでに当局の承認を得ており、クロージング待ちの状態にある。 売却先の投
独グリーンテック企業イネラテック(INERATEC)は19日、フランクフルト西部のヘキスト工業団地で、eフューエル(炭素中立の合成燃料)工場の起工式を行った。同団地内のバイオガス施設で発生する二酸化炭素(CO2)を再生可
高級乗用車大手BMWは20日、廃車リサイクルを最適化するための技術開発に向け産学コンソーシアムを立ち上げたと発表した。新車の再生材使用比率を高め循環経済を強化するとともに、自動車産業の資源輸入依存度を引き下げてサプライチ
●EV135万台分に相当する10万8,000トンの年産能力を整備 ●韓国のバッテリー材料メーカーが欧州に置く初めての工場 韓国のバッテリー正極材最大手エコプロBMは21日、ハンガリー東部のデブレツェンで工場を着工した。電
●高品質のLFPプリズムセルを生産し、EVなど様々な用途に供給 ●将来的にEV100万台に相当する48GWhの年産能力を整備する セルビアの電池開発企業イレヴネス(ElevenEs)はこのほど、同国北部スボティツァにリン
●年産能力は当初3GWh、2031年までに20GWhに引き上げる ●製品は自動車業界や産業設備、エネルギーセクターなどに供給 リチウムイオン電池の製造を手がける中国の※能科技(ファラシス・エナジー)は20日、トルコの電動
●トルコのホウ素埋蔵量は世界の約73%を占める ●大統領は初の国産電気機関車「E5000」の生産にも言及 トルコのエルドアン大統領は18日、中西部のエスキシェヒルで行われたホウ素の加工工場の開所式に出席し、同地にさらに3
●投資会社のコンソーシアムに540億ルーブルで売却 ●ロシアでは計11工場を展開し、現地市場向けに生産してきた 化学大手の独ヘンケルは20日、ロシア事業を現地投資会社のコンソーシアムに売却することで合意したと発表した。取
英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)は18日、カナダのバイオ医薬品会社ベラス・ヘルスを買収することで合意したと発表した。ベラス・ヘルスは慢性咳嗽(がいそう=RCC)の治療薬開発に取り組んでいる企業。GSKは買収に
化学大手の独ヘンケルは20日、ロシア事業を現地投資会社のコンソーシアムに売却することで合意したと発表した。取引金額は540億ルーブル(約6億ユーロ)。すでに当局の承認を得ており、クロージング待ちの状態にある。 売却先の投
建材大手の独ハイデルベルク・マテリアルズは6日、カナダ政府の支援を受けてCCUS(二酸化炭素回収・有効利用・貯留)プロジェクトを実施することで両者が基本合意したと発表した。アルバータ州エドモントンにあるセメント工場にCC
化学・製薬大手の独メルクは12日、米ペンシルベニア州ホームタウン工場に約3億ユーロを投資することで、同州政府と合意したと発表した。同国半導体法に基づく助成を受け、半導体の製造工程で用いる特殊ガスの生産能力を拡大する。電子
化学大手のエボニックは17日、独西部のヘルネにある工場にシーメンス・エナジーの新世代電解槽を設置すると発表した。自社製品のカーボンフットプリントを低減する狙い。シーメンス・エナジーは化学業界の複雑な製造現場で自社製品の性
●ニューヨーク、クアラルンプールに次ぐ3つめの技術拠点 ●ルーマニアが欧州一を誇る豊富なIT人材を擁することに着目 米化粧品大手のエスティーローダーは11日、ルーマニアのブカレストでグローバル技術センターを開所した。テク
●昨年の生産能力は米国を抜き、73GWhに拡大 ●さらなる強化には循環経済の仕組みを形成するのが肝要 ポーランドのリチウムイオン電池の生産能力が2022年、73ギガワット時(GWh)に拡大し、米国を抜いて中国に次ぐ世界2