医薬品が対露輸出の最大品目に
ドイツからロシアへの医薬品輸出額が5月は2億8,200万ユーロとなり、前年同月を42.4%上回ったことが、独連邦統計局の発表で分かった。制裁の影響で対露輸出総額は50.9%減の11億ユーロに激減したものの、医薬品は制裁の […]
ドイツからロシアへの医薬品輸出額が5月は2億8,200万ユーロとなり、前年同月を42.4%上回ったことが、独連邦統計局の発表で分かった。制裁の影響で対露輸出総額は50.9%減の11億ユーロに激減したものの、医薬品は制裁の […]
欧州連合(EU)保健当局の欧州疾病予防管理センター(ECDC)と欧州医薬品庁(EMA)は11日、各加盟国の当局に対して、60歳以上の人を対象に新型コロナウイルスワクチンの2回目の追加接種(ブースター接種)を行うよう勧告し
独化学工業会(VCI)は6日、同国化学・製薬業界の2022年の生産高が前年比で1.5%減少するとの予測を発表した。化学品の販売量が減少しているうえ、状況改善の兆しも見えないことから、生産が減少に転じるとみている。好調な製
●外相はインドネシアのG20外相会合に出席する途上で訪問 ●自動車、健康医療、医薬品などの分野での協力について議論 ロシアのラブロフ外相は6日、訪問先のベトナムで同国のブイ・タン・ソン外相と会談を行い、西側諸国によるロシ
ドイツ連邦統計局が4日発表した5月の貿易収支(暫定値)は営業日数・季節調整ベースで10億ユーロの赤字となり、前月の黒字(31億ユーロ)から大幅に悪化した。貿易赤字の計上は現在の統計基準に移行した2008年1月以降で初めて
・公的年金の支給額上昇。西部地区で5.35%、東部地区で6.12% ・操短手当の特例ルール、ウクライナ戦争を受けて9月末まで延長。被用者の10%が操短の対象となれば支給 ・最低賃金上昇。1時間当たり9.82ユーロから10
伝令RNA(mRNA)ベースの医薬品開発を手がける独キュアバックは5日、独競合ビオンテックを提訴したと発表した。ビオンテックが米製薬大手ファイザーと共同開発したmRNAベースの新型コロナウイルスワクチン「コミナティ」がキ
●シリコン製の同装置は外から光を当てて体内で電気を作り出す ●実験では、神経の治ゆにかかる時間が3分の2に短縮 イスラエルの研究者チームはこのほど、米シカゴ大学と協力し、外から光を当てて体内で電気を作り出すシリコン製極薄
●欧州での市場地位を強化する狙い ●クアリティスは臨床研究やコンサルティングサービスを提供 クロアチアの医薬品開発業務受託機関(CRO)オプティマファーム(Optimapharm)は6月27日、ギリシャの臨床検査機関クア
●株式シェア99.96%を1億3,500万ドルで取得 ●買収により医薬品、バイオシミラー、有効成分の生産を増強 トルコ製薬大手のエジザージュバシュ(Eczacibasi)は6月29日、米アムジェンのトルコ子会社、ジェンセ
配達ドローン開発・製造の独ウイングコプターは21日、独小売大手REWEや伊藤忠商事から総額4,200万ドルの出資を受けたと発表した。生産と雇用の拡大、研究開発の加速に充てる。これまでに投資家から調達した資金の総額は6,0
新型コロナウイルスのオミクロン株のなかで感染力が特に強い派生型「BA.5」がドイツで感染の主流となったことが、ロベルト・コッホ研究所(RKI)が23日に発表した週報で分かった。それによると、全感染者に占めるBA.5の割合
EUの欧州医薬品庁(EMA)は23日、仏ワクチンメーカーのバルネバが開発した新型コロナウイルスワクチンの域内での販売承認を勧告した。欧州委員会の承認を経て販売、使用が正式に認められる。 バルネバのワクチンはEUで主流とな
米製薬大手ファイザーは20日、仏ワクチンメーカーのバルネバの株式8.1%を9,050万ユーロで取得することで合意したと発表した。バルネバは調達した資金をライム病ワクチンの開発に充てる。 1株当たりの買い取り価格は9.49
●希少疾患の治療薬を生産し世界各地に輸出する ●工場設置にはスウェーデン同業が協力 米製薬大手ファイザーはこのほど、クロアチアでバイオテクノロジー関連工場の建設を開始した。投資額は1億ユーロ。希少疾患の治療薬を生産し世界
ドイツ連邦統計局は13日、中国からの輸入高が4月は167億ユーロとなり、前年同月を52.8%上回ったことを明らかにした。上海のロックダウンが始まった3月28日以降、同国の貨物輸出は大幅に減ったものの、中国発の海運貨物が欧
英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)は6日、同社のはしか、おたふく風邪、風疹(MMR)混合ワクチンの「プリオリックス」が米食品医薬品局(FDA)に承認されたと発表した。同ワクチンは欧州各国やカナダ、オーストラリア
サプライチェーンのひっ迫やロシアのウクライナ侵攻、中国の厳格な新型コロナウイルス感染拡大防止策を背景とする物価高騰への対策が重要な政策課題として浮上している。ドイツではインフレで圧迫されている家計の包括的な支援策が1日付
化学大手の独エボニックは2日、脂質ナノ粒子工場を米国に建設すると発表した。脂質ナノ粒子は伝令RNA(mRNA)ベースの医薬品に必要不可欠な材料。mRNA薬は新型コロナウイルス用ワクチンで初めて実用化され、そのポテンシャル
独バイオ医薬品企業イマティクスは2日、米製薬大手ブリストル・マイヤーズ・スクイブ(BMS)とがん治療薬開発で協業合意したと発表した。免疫細胞の一種であるT細胞ベースの製品を共同開発する。イマティクスが持つ養子細胞免疫治療
英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)は5月31日、米バイオ企業のアフィニバックスを買収すると発表した。ワクチン部門の強化が狙いで、買収額は最大33億ドルに上る。 アフィニバックスはワクチン開発に強みを持つ企業。複
ベルリンのスタートアップ企業レヴィ・ヘルスが不妊治療の支援に人工知能(AI)を活用している。人工授精と異なり費用が大幅に低いのが特徴だ。これまでに計250万ユーロの資金を投資家から獲得した。『南ドイツ新聞』が報じた。 流
ドイツ政府は5月25日の閣議で、新型コロナウイルス感染拡大防止のための入国規制を緩和することを決めた。新規感染者数がピーク時に比べ大幅に減ったうえ、現在主流のオミクロン株はデルタ株などの従来株に比べ重症化リスクが低いこと
欧州委員会は27日、欧米を中心に感染報告が相次ぐ「サル痘」の流行を抑えるため、EU加盟国を代表してワクチンと抗ウイルス薬を共同調達する方向で準備を進めていることを明らかにした。サル痘にも有効とされる天然痘のワクチンと治療
独化学工業会(VCI)は24日、同国化学・製薬業界の2022年の業績予測は依然として提示できないと発表した。VCIはロシアのウクライナ侵攻と中国のゼロコロナ政策を受けて、3月に従来予測を撤回。その後も不安定な状態が続いて
フランクフルト南西部のヘキスト工業団地を運営するインフラサーブが、すでに使用を停止した炭発電施設の再稼働を検討している。同社のユルゲン・フォーマン社長がヘッセン州商工会議所の会議で明らかにした。ロシア産天然ガスの供給が停
勤務を少なくとも部分的に自宅で行う被用者の割合は4月に24.9%となり、前月の27.6%から低下したことが、Ifo経済研究所の調査で分かった。可能な限り在宅勤務を義務付けるルールが3月20日付で解除されたことが反映されて
独ロベルト・コッホ研究所(RKI)は2日、新型コロナウイルス感染者の隔離期間を従来の10日から5日に短縮することを勧告した。国と州の保健相合意を踏まえたもので、各州は今後、同勧告に基づいた新ルールを導入する。バイエルン州
総合医療大手の独フレゼニウスはロシア事業を継続する意向だ。シュテファン・シュトゥルム社長が『フランクフルター・アルゲマイネ』紙への寄稿文で明らかにした。 同社は現在、ロシアで人工透析センターおよそ100カ所を運営。病院向
血液製剤製造の独ビオテストは25日、スペインの製薬大手グリフォルスによる同社の買収手続きが完了したと発表した。グリフォルスは買収によりノウハウや製品ポートフォリオを拡充。ビオテストは米国市場への再進出を果たす。 グリフォ
英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)は13日、米同業シエラ・オンコロジーを買収することで合意したと発表した。抗がん剤部門の強化が狙い。買収額は19億ドルに上る。 1株当たりの買収額は55ドル。前営業日(12日)の
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が7日発表した2月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で99.3(暫定値)となり、前月を0.2%上回った。増加は5カ月連続。2月24日に始まったロシアの
新型コロナウイルスワクチンの接種義務化に向けて独与党3党の議員が上程した法案が7日の連邦議会で否決された。党議拘束がなく反対票を投じる与党議員が多かったためだ。オーラフ・ショルツ首相とカール・ラウターバッハ保健相は新たな
独化学雇用者団体BAVCは5日、一時金1,400ユーロを支給することで化学労組IG BCEと合意した。当初は新たな賃金協定を結ぶ意向だったが、ロシアのウクライナ侵攻で景気と業界の先行き不透明感が極度に高まったことから、賃
医療従事者向けの情報支援アプリを開発している。医師などの専門家が薬や治療法の情報に素早くアクセスし、必要なものを適宜選択できるようにする。複雑で広範な医療情報を整理して的確に提供することで医療従事者の負担を軽減し、患者の
欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は3月29日、スペインの製薬会社イプラが開発中の新型コロナウイルスワクチンの承認に向けた「逐次審査」を開始したと発表した。ブースター接種(追加接種)での使用を想定し、審査を進める。
伊藤忠商事は3月29日、欧州子会社ITOCHUヨーロッパを通じて配達ドローン開発・製造の独ウイングコプターに出資し、資本業務提携と販売代理店契約を締結したと発表した。ウイングコプターの日本市場開拓を支援する。出資額と出資
ライフサイエンス大手の独バイエルは3月31日、製薬部門の生産ネットワークの強化に向け今後3年で約20億ユーロを投じると発表した。新しい技術と自動化、デジタル化への投資を通して競争力を持続的に高める方針。これと並行して事業
独総合医療大手フレゼニウスの医薬品・医療機器子会社フレゼニウス・カービは3月31日、バイオシミラー製造の西マブサイエンス(mAbxience)と点滴システムの米アイヴェニクス(Ivenix)を買収すると発表した。市場成長
バイオ医薬品開発・製造の独ビオンテックが3月30日に発表した2021年12月期決算の純利益は102億9,250万ユーロとなり、前期(1,520万ユーロ)の677倍へと拡大した。米ファイザーと共同開発した新型コロナウイルス
EUの欧州医薬品庁(EMA)は3月29日、スペインの製薬会社イプラが開発中の新型コロナウイルスワクチンの承認に向けた「逐次審査」を開始したと発表した。ブースター接種(追加接種)での使用を想定し、審査を進める。 イプラは動
伊藤忠商事は3月29日、欧州子会社ITOCHUヨーロッパを通じて配達ドローン開発・製造の独ウイングコプターに出資し、資本業務提携と販売代理店契約を締結したと発表した。ウイングコプターの日本市場開拓を支援する。出資額と出資
ライフサイエンス大手の独バイエルは3月31日、製薬部門の生産ネットワークの強化に向けて、今後3年で約20億ユーロを投じると発表した。新しい技術と自動化、デジタル化への投資を通して競争力を持続的に高める方針。これと並行して
●米ステレオタクシスの磁気誘導システム「ジェネシス」を導入 ●治療に活用することで、正確性・安全性を高める 米先端医療機器メーカーのステレオタクシス(Stereotaxis)は24日、同社が開発したロボット磁気誘導システ
監査法人大手アーンスト・アンド・ヤング(EY)が22日発表したレポートによると、中国企業(香港を含む)が2021年に欧州で実施した買収・出資(今年2月12日時点で買収・出資手続きが未終了の案件を含む)は計155件となり、
ドイツ政府は16日の閣議で、職場での新型コロナウイルス感染を防止するための政令の改正案を了承した。社内での抗原検査の実施や在宅勤務など感染防止策を国が命じるこれまでの方式を、企業が所在地域の感染状況や業務の特徴を踏まえて
独化学工業会(VCI)は17日、2022年の業界予測をすべて撤回した。ロシアのウクライナ侵攻で先行きを全く予想できなくなったためだ。現時点で新たな予測を提示することは不可能だとしている。 VCIはこれまで、生産成長率で2
●フェムテックはIT技術により女性特有の問題解決を目指すもの ●男性投資家の理解を得づらいが、未開拓市場として関心を呼ぶ イスラエルで女性向けの新しいサービスや製品を提供する起業家が注目されている。「フェムテック」と呼ば
●対ロ制裁への報復措置、48ヵ国に影響が及ぶもよう ●政府は同国から撤退する外国企業の資産の国有化を画策 ロシア政府は10日、ウクライナ侵攻に対する広範な経済制裁の対抗措置として、特定製品の輸出を年内禁止することを決めた
ロシア政府は10日、ウクライナ侵攻に対する広範な経済制裁の対抗措置として、特定製品の輸出を年内禁止することを決めた。対象製品は通信機器、医薬品、自動車、農産物、電気機器、技術装置、木材など200品目以上に及び、鉄道列車、