環境

価格5,000ユーロの電気自動車開発

一般人が手軽に購入できる低価格の電気自動車(EV)を、研究機関と企業が共同で設立したStreetscooter GmbHが開発している。来春にもプロトタイプを完成させ、2013年からは量産体制に入る意向だ。同社のアッヒム […]

印環境相が独高級車メーカーなどを批判

インドのジャイラム・ラメシュ環境相は12日に同国で開催された環境に優しい交通に関する国連会議で、「インドのような(発展途上・新興国で燃料消費量の多い)SVUやBMWのモデルを利用することは犯罪的な行為だ」と述べ、大型モデ

産業施設の汚染物質排出規制、加盟国承認で年内発効へ

EU加盟国は8日の閣僚理事会で、域内の産業施設から排出される汚染物質を規制するための指令案を承認した。エネルギー、金属、化学、廃棄物処理など幅広い分野の産業施設について、利用可能な最善技術(BAT)の導入状況を許認可プロ

Siemens

電機大手の独Siemensは風力発電設備やコンバインドサイクル発電設備、省エネ電球など環境に優しい製品の売上高を2014年までに現在の28億ユーロから40億ユーロへと拡大し、売り上げに占めるこれら製品の割合も28%から約

旧東独の核廃棄物、ロシアに移送の方向

旧東ドイツの核廃棄物をロシアに移送する方向で、ドイツとロシアが交渉しているもようだ。9日付『南ドイツ新聞(SZ)』が政府関係者などへの取材をもとに報じたもので、交渉は今月中にもまとまる見通しという。 \ 輸送対象となるの

Bayerische Motorenwerke AG―2013年からEV量産へ―

高級車大手BMWのライプチヒ工場で5日、環境に優しい電気自動車(EV)を生産する新工場棟の起工式が行われた。式典には地元ザクセン州のティルリヒ首相のほか、メルケル独首相や米ワシントン州知事も参列しており、EV事業のかける

洗濯用洗剤のリン酸塩使用禁止、欧州委が法案発表

欧州委員会は4日、洗濯用洗剤のリン酸塩使用をEU全域で禁止する法案を発表した。水質汚染防止策の一環で、2013年1月からの実施を目指す。 \ 今回の規制は、リン酸塩を含む排水が河川、湖、海の富栄養化を招き、赤潮などの被害

BMWが2013年からEV量産、新工場に4億ユーロ投資

高級車大手独BMWのライプチヒ工場で5日、環境に優しい電気自動車(EV)を生産する新工場棟の起工式が行われた。式典には地元ザクセン州のティルリヒ首相のほか、メルケル独首相や米ワシントン州知事も参列しており、EV事業のかけ

ボルボ・バス、デュアル燃料バスを初受注

スウェーデンの商用車メーカー、ボルボ・バスは10月26日、同国西部のヴォールゴールドのバス運営会社、ヴォールゴールドブスから、バイオガスとバイオディーゼルを併用するデュアルフューエルエンジンを搭載した「8500インターシ

Duales System Deutschland GmbH(DSD)―親会社が売却か―

包装材の回収・リサイクリングを手がけるDSD(ケルン)を投資会社のKohlberg Kravis Roberts(KKR)が売却するもようだ。10月29日付『フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)』紙が業界内の情報とし

Peugeot

三菱自動車の「i-Miev」をベースとする仏Peugeotの電気自動車「Ion」の受注が好調だ。Peugeotの広報担当者によると、ドイツでの受注台数は拘束力のある契約ベースで600台を超え、拘束力のないプレ予約ベースで

電力料金、来年は最大10%上昇か

ドイツの電力料金は来年、最大で10%上昇するもようだ。再生可能エネルギーの助成金負担総額が70%上昇するため、電力料金の値上げが避けられなくなる。値上げの予告は11月第1週中にも始まると予想されている。 \ 再生可能エネ

世界最大のバイオマス炭化プラント稼働

バイオマス炭化装置の製造・設置・運営を手がけるスイスのAVA-CO2(本社:ツーク)は10月26日、独カールスルーエでバイオマス炭化処理プラントの稼働を開始した。処理能力は年8,400トンで、世界最大規模という。日刊紙『

EU首脳会議、京都議定書の延長容認方針を承認

EU加盟国は10月29日の首脳会議で、11月末からメキシコのカンクンで開かれる国連気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)に向けたEUの対応について協議し、2013年以降の温暖化対策の国際的な枠組み(ポスト京都

ヴェスタス、3千人削減

風力発電用タービンで世界最大手のヴェスタス(デンマーク)は10月26日、従業員3,000人を削減すると発表した。業績悪化を受けたもので、デンマークとスウェーデンで実施する。 \ ヴェスタスが同日発表した7-9月期の純利益

モスクワが渋滞税導入へ

ロシアの首都モスクワは、市中心部の交通渋滞緩和に向け、渋滞税(コンジェスチョン・チャージ)を導入する方針だ。同市の交通局が20日、ホームページ上で明らかにした。 モスクワは、8月に発行された米外交専門誌「フォーリン・ポリ

モスクワが渋滞税導入へ

ロシアの首都モスクワは、市中心部の交通渋滞緩和に向け、渋滞税(コンジェスチョン・チャージ)を導入する方針だ。同市の交通局が20日、ホームページ上で明らかにした。 モスクワは、8月に発行された米外交専門誌「フォーリン・ポリ

EBRD、カザフの公共交通の近代化を支援

欧州復興開発銀行(EBRD)はカザフスタン最大の都市アルマトイの公共交通会社AETに3,520万ドルを融資する。AETは同資金を活用して、環境に優しい市バス200台を購入する。EBRDはアルマトイ市の公共交通サービスの近

消費者景況感、11月向け予測値は横ばいに

市場調査大手のGfKが26日発表したドイツ消費者景況感指数の2010年11月向け予測値は前月と同じ4.9となり、7月に始まった同指数の上昇は4カ月でひとまず休止符を打った。景気の見通しは良好なものの、電力料金の値上げが予

EBRD、アルメニア企業のエネルギー効率化を支援

欧州復興開発銀行(EBRD)は、アルメニアの民間企業のエネルギー効率向上を支援するため、同国のAnelik Bankに今後2年間で計300万ドルを融資する。Anelik Bankは生産ラインのエネルギー効率化や小型水力発

Siemens AG―EV100台調達、車両はスズキ車がベース―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は19日、電気自動車(EV)100台を調達すると発表した。日常生活での使い勝手などをテストし、同社のEモビリティ(電力を動力源とする交通)構想に反映させる意向だ。車両はスズキのコン

Tchibo

大手コーヒーチェーンのTchiboが本社所在地ハンブルクの店舗で25日から再生可能電力の販売を開始した。電力はノルウェーで水力発電されたもので、エコ研究所や消費者センターの認証を受けている。価格は地元の標準的な電力料金体

バイオエタノール10%混合ガソリン、1月から市販へ

ドイツ政府は27日の閣議で、バイオエタノールを10%混合したガソリンの販売に向けた政令案を承認する予定だ。同案は燃料の質に関する欧州連合(EU)指令を国内法に転換するもので、閣議承認後は州の代表で構成される連邦参議院で審

sc28412

エネルギー独最大手のエーオンは21日、独電力市場に関する調査レポートを発表し、同社が業界2位のRWEとともに市場を寡占しているとの批判に反論した。独市場の勢力図はここ数年間で大きく変化していると指摘、2社による寡占という

EnBW AG―顧客企業にCO2排出枠売却サービスを提供―

独エネルギー大手EnBW(カールスルーエ)はガス暖房設備を最新型に交換した顧客企業に、二酸化炭素(CO2)排出枠売却サービスを提供する。企業は最新ガス暖房でCO2排出量を最大40%減らせうえ、CO2排出枠を売却して利益を

消費者の再可エネ助成負担、来年は大幅増に

EnBWなどの送電事業者は15日、再生可能エネルギー電力向け助成負担額が現行のキロワット時(kWh)当たり2.047セントから2011年には同3.53セントへと上昇するとの試算を明らかにした。太陽電池を中心に発電設備の設

有毒汚泥流出のアルミ工場、政府の強制管理下で運転再開

今月4日に大量の有害汚泥の流出事故を引き起こしたハンガリー西部アイカのアルミニウム精錬工場は15日に試験運転を開始し、19日に通常運転を再開した。同工場を運営している国内大手企業MALハンガリアン・アルミニウムは13日に

一般世帯の光熱消費量、05~09年で実質6.7%減少

ドイツ連邦統計局が18日発表した国内世帯の昨年の光熱消費量は気温の変化を除いた実質で6,560億キロワット時(kWh)となり、2005年比で6.7%、00年比では13.9%減少した。住宅の断熱効果や省エネ技術の向上のほか

海底油田開発の統一ルール提案、認可制導入など=欧州委

欧州委員会は13日、海底の油田・ガス田の掘削に関するEU共通ルールの導入を、来年前半に正式に提案する方針を明らかにした。加盟国ごとに異なる現行の規制制度ならびに健康・安全・環境に関するEUの現行規則では、海底油田の掘削が

欧州電力大手、ポーランドの再可エネ市場への投資を拡大

欧州の電力大手が相次いでポーランドの再生可能エネルギー市場への投資強化を打ち出している。独2位のRWEは7日、同国の再可エネ発電事業に今後5年間で5億ユーロを投資すると発表。スウェーデンの国営エネルギー会社バッテンフォー

Siemens AG―風力発電設備で世界トップ目指す―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)が風力発電設備の世界市場で最大手メーカーとなることを狙っている。中国やインド、ブラジル、アフリカ、米国を中心に国外事業を強化。競合の米General Electric(GE)やデン

EnBW―墺同業EVNから撤退―

独エネルギー大手EnBW(カールスルーエ)がオーストリア2位の電力会社EVNの株式35.7%を売却し、10年続いた出資に終止符を打つ。EnBWは昨年トルコの複合企業Borusanと再生可能エネルギーの合弁会社を設立し、戦

エコ電力増加で送電網3,500キロメートルの新設が必要に

政府系の再生可能エネルギー研究促進機関Denaによると、風力発電や太陽光発電の拡大に対応するため、ドイツでは今後10~15年の間に最大3,500キロメートルの高圧送電網を新設する必要がある。総工費は約60億ユーロに上る見

バイクの事故防止と大気汚染軽減へ、欧州委が新ルール提案

欧州委員会は4日、EU域内におけるオートバイによる事故と大気汚染を減らすための法案を発表した。域内で販売される新車に最先端のブレーキシステムの搭載を義務づけることや、窒素酸化物をはじめとする有害物質の排出規制の導入を柱と

CO2を排出しないエタノール燃料電池を開発

チューリヒ工科大学とイタリア学術会議(CNR)の研究チームが、反応(発電)の過程で二酸化炭素(CO2)を全く排出しない新しいタイプのエタノール燃料電池を開発した。「有機金属燃料電池」(OMFC)と名付けられた同システムは

鉄道利用した送電網拡張を政府が検討

高圧送電網の拡張にドイツ鉄道(DB)のインフラを利用することをドイツ政府が検討している。DBの電車用架線に並行して高圧送電網を敷設するという案で、連邦建設省の報道官によると、「風力電力を輸送する送電網不足の問題解決策とし

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