航空宇宙産業

英GKNエアロスペースなど9社、水素技術のコンソーシアム設立

英エンジニアリング大手GKN傘下の航空宇宙関連会社GKNエアロスペースは6月21日、イングランド南西地域に水素関連のエコシステム構築を目指す企業連合「ハイドロゲン・サウスウエスト・コンソーシアム」を立ち上げたと発表した。

エアバス―空港向け水素インフラ開発でリンデと協業―

欧州航空機大手のエアバスは23日、アイルランドに本社を置く独米系の工業ガス大手リンデと空港向け水素インフラを共同開発することで基本合意したと発表した。エアバスは水素を燃料とする商用機を2035年までに投入することを計画し

ポーランドのサットレヴ、国内南西部にナノ衛星工場

●2025年末までに数百基の年間生産能力を整備 ●2026年までに1,000台の打ち上げを目指す ポーランドの衛星技術会社サットレヴ(SatRev)が国内南西部レグニツァに超小型衛星(ナノ衛星)の製造拠点を計画している。

フックス―電池材料事業に参入―

潤滑油大手の独フックス・ペトロルブは5月25日、電解液の独スタートアップ企業Eライト・イノベーションに資本参加したと発表した。電解液は正極、負極とならぶリチウムイオン電池の主要材料。電池需要の急速な拡大を受け電解液のニー

ロシアの輸入高が激減、ウクライナ戦争による制裁で

●中国の対ロシア・ハイテク輸出は3月に激減 ●ロシアは禁輸措置に対抗し「並行輸入制度」を導入 欧米などによる厳しい制裁で、ロシアの輸入高が大幅に減っている。アナリストの中には、4月に70~80%減少した可能性を指摘する声

中国ドローン大手DJI、ロシア・ウクライナ事業を停止

●自社製品の戦闘目的利用を避けるためと説明 ●戦争に関連したロシア事業の停止は中国企業として異例 ドローン世界最大手の中国DJIは4月26日、ロシアとウクライナでの事業を一時停止すると発表した。戦闘における同社製品の利用

中国ドローン大手DJI、ロシア・ウクライナ事業を停止

ドローン世界最大手の中国DJIは4月26日、ロシアとウクライナでの事業を一時停止すると発表した。戦闘における同社製品の利用を避けるためと説明している。同社の動きはロシアから撤退する西側企業に追随するもので、中国企業として

ロシアの航空21社、EUへの乗り入れ禁止に

欧州委員会は11日、欧州連合(EU)の「危ない航空会社」のリストにアエロフロートなどロシアの21社を新たに加え、EUへの乗り入れを禁止すると発表した。安全上の問題によるもので、ロシアのウクライナ侵攻に対する制裁とは無関係

ロシアの航空21社、EUへの乗り入れ禁止に

欧州委員会は11日、EUの「危ない航空会社」のリストにアエロフロートなどロシアの21社を新たに加え、EUへの乗り入れを禁止すると発表した。安全上の問題によるもので、ロシアのウクライナ侵攻に対する制裁とは無関係と説明してい

テイオン―エネルギー密度3倍の低コストセルを開発―

独スタートアップ企業テイオンは3月29日、従来のリチウムイオン電池に比べエネルギー密度が3倍の電池を開発していると発表した。材料と製造コストは大幅に低く、商業化に成功すれば電気自動車(BEV)などの普及に弾みがつきそうだ

伊藤忠―配達ドローンの独ウイングコプターと提携―

伊藤忠商事は3月29日、欧州子会社ITOCHUヨーロッパを通じて配達ドローン開発・製造の独ウイングコプターに出資し、資本業務提携と販売代理店契約を締結したと発表した。ウイングコプターの日本市場開拓を支援する。出資額と出資

伊藤忠、配達ドローンの独ウイングコプターと提携

伊藤忠商事は3月29日、欧州子会社ITOCHUヨーロッパを通じて配達ドローン開発・製造の独ウイングコプターに出資し、資本業務提携と販売代理店契約を締結したと発表した。ウイングコプターの日本市場開拓を支援する。出資額と出資

まずは航空機で「ソ連復活」~ロシア

ロシアが「ソ連モデル」の航空機の生産再開を検討している。欧米による制裁発動で「西側部品」が調達できなくなったためだ。ロシアは航空会社がリースしたエアバスやボーイングの機材を返却せずに運航を続ける姿勢だが、遅かれ早かれ部品

オーストリア航空機部品FACC、クロアチア工場が稼働

●投資額は1,250万ユーロ、軽量素材製の内装部品を生産 ●短・中距離旅客機の分野で需要急増、工場拡張も計画 オーストリアの航空機部品メーカー、フィッシャー・アドバンスト・コンポジット・コンポーネント(FACC)は23日

オーストリア航空機部品FACC、クロアチア工場が稼働

オーストリアの航空機部品メーカー、フィッシャー・アドバンスト・コンポジット・コンポーネント(FACC)は23日、クロアチアで内装部品工場の稼働を開始したと発表した。投資額は1,250万ユーロ。旅客機やビジネスジェットのキ

ポーランド、衛星技術開発で米バージン・オービットと協同

●ポーランドは国家衛星システムの構築を目指している ●バージン側は同国の要求に沿ったソリューションを提供する ポーランド宇宙局(POLSA)は16日、英コングロマリット、バージングループ傘下の米バージン・オービット(Vi

スロバキアのエアロモービル、4人乗り「空飛ぶ車」発表

●空飛ぶ「配車」サービス需要を見込み、27年の市場投入を計画 ●同サービスの潜在需要は北米だけでも年700億米ドルに上る 「空飛ぶ車」を開発するスロバキアのエアロモービルは15日、4人乗りの新モデル「AMネクスト」を発表

米テキストロン、スロベニアの電動航空機メーカーを買収

●新事業部門を立ち上げ、電動航空機分野へ進出する狙い ●ブランド名「ピピストレル」を残し、本社拠点などを継続運営 米複合企業テキストロンは17日、スロベニア電動航空機メーカーのピピストレル(Pipistrel)を買収する

ルフトハンザ―ロシア機向けメンテナンス停止―

航空大手の独ルフトハンザがロシアの航空会社向けのメンテナンスサービスを全面停止した。メンテナンス子会社ルフトハンザ・テヒニクのヨハンネス・ブスマン社長が9日に明らかにしたもので、露航空会社12社の機材およそ400機が該当

ロシアで新法発効、航空会社にリース旅客機の運用許可

●国外リース会社は航空機の返還を受けられなくなる見通し ●リース機の総数は515機、価値は合計100億米ドルに上る ロシアのプーチン大統領は14日、国内航空会社が国外からリースした民間航空機を運航し続けられるようにする法

制裁の影響鮮明に、露事業凍結の企業相次ぐ

ロシアは2月24日、ウクライナへの軍事侵攻を開始した。これを受けウクライナの経済活動は大幅に鈍化。欧米や日本は強力な対露制裁を発動し、これに反発するロシアも報復措置を打ち出している。戦争と制裁合戦の今後の展開と、経済活動

EU独自の衛星通信網構築へ、事業費60億ユーロで23年にも始動

欧州委員会は15日、人工衛星を利用した欧州連合(EU)独自の通信網の構築に関する規則案を発表した。米国や中国、ロシアを中心に宇宙産業の分野で競争が激化する中、域外のシステムに依存しない、安全で信頼性の高い衛星通信網の構築

EU、中国製留め具に反ダンピング措置

欧州連合(EU)の欧州委員会は17日、中国製の鉄鋼留め具に対する反ダンピング措置を発動すると発表した。18日から反ダンピング関税を課す。税率は22.1~86.5%。 同措置は官報で公表された。日曜大工用のネジから、自動車

EU独自の衛星通信網構築へ、米国など域外への依存引き下げ

欧州連合(EU)の欧州委員会は15日、人工衛星を利用したEU独自の通信網の構築に関する規則案を発表した。米国や中国、ロシアを中心に宇宙産業の分野で競争が激化するなか、域外のシステムに依存しない、安全で信頼性の高い衛星通信

EU独自の衛星通信網構築へ、事業費60億ユーロで23年にも始動

欧州委員会は15日、人工衛星を利用したEU独自の通信網の構築に関する規則案を発表した。米国や中国、ロシアを中心に宇宙産業の分野で競争が激化する中、域外のシステムに依存しない、安全で信頼性の高い衛星通信網の構築を目指す。

EU、中国製留め具に反ダンピング措置

EUの欧州委員会は17日、中国製の鉄鋼留め具に対する反ダンピング措置を発動すると発表した。18日から反ダンピング関税を課す。税率は22.1~86.5%。 同措置は官報で公表された。日曜大工用のネジから、自動車や航空機など

トルコ、重要技術を内製化し競争力を強化

●政府の技術開発イニシアチブ「国家技術運動」の一環 ●起業、AI、宇宙開発、車などの分野でイノベーションを狙う トルコのバランク技術・産業相はこのほど、同国が産業用技術の開発でグローバルなプレイヤーになりつつあるとの認識

エアバス、特大貨物輸送サービスを開始

欧州航空宇宙大手エアバスは1月25日、超大型貨物機「ベルーガST」を活用し、特大貨物の空輸を請け負うサービスを開始したと発表した。これまで同機は、主に欧州のエアバス機生産拠点間の大型部品輸送に使われてきたが、他社にもサー

イスラエルのスタートアップAIR、個人用eVTOLを開発

●「エア・ワン」は4基のプロペラで飛行 ●2年以内に20万ドルで発売の予定 イスラエルのスタートアップ企業AIRは1月26日、地上走行の可能な電動垂直離着陸機(eVTOL)「エア・ワン」を公表した。同機は2人乗りで、最高

中国とロシア、月探査拠点設置で年内にも協定締結

●両国は2035年までに探査拠点を完成させる予定 ●NASAの「アルテミス・ゲートウェイ」に競合するもの 中国の民用宇宙開発を担う国家航天局(CNSA)の呉艶華副局長は1月28日、中国とロシアが月探査拠点の共同設置で年内

エアバス、特大貨物輸送サービスを開始

欧州航空宇宙大手エアバスは25日、超大型貨物機「ベルーガST」を活用し、特大貨物の空輸を請け負うサービスを開始したと発表した。これまで同機は、主に欧州のエアバス機生産拠点間の大型部品輸送に使われてきたが、他社にもサービス

21年の航空機出荷、エアバスが首位維持

欧州航空宇宙大手エアバスは10日、2021年の航空機の出荷は611機だったと発表した。コロナ禍に伴う航空需要縮小で急減した前年から8%増加。ライバルの米ボーイングを3年連続で上回り、首位を維持した。 主力の短距離・中距離

製造業受注11月は3.7%増に

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が6日発表した2021年11月の鉱工業新規受注指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を3.7%上回った。増加は2カ月ぶり。国外受注が好調で、全体が押し上げられた。国内は2.5%落ち込

トルコ通信衛星「トゥルクサット5B」、発射に成功

●衛星はトルコ製部品を採用し、エアバスの仏工場で組み立て ●5B稼働後は55ギガビット超の高速通信が可能に トルコの新しい通信衛星「トゥルクサット5B」が19日、米スペースXによって無事打ち上げられた。通信容量を拡大する

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