証券

ダイムラー・トラック―ロシア事業を即時凍結―

商用車大手の独ダイムラー・トラックは2月28日、ロシア事業を即時停止すると発表した。ロシアのウクライナ侵攻を受けた措置。具体的には、同国商用車最大手カマズとの提携事業をすべて凍結する。ダイムラー・トラックの旧親会社メルセ

EnBW―送電網事業の合弁化を検討―

西南ドイツを拠点とするエネルギー大手EnBWは2月23日、送電網事業を手がける完全子会社トランスネットBWの合弁化を検討すると発表した。再生可能エネルギーをベースとするエネルギー経済の実現に必要な投資資金を確保することが

英BPがロシア事業から撤退、ロスネフチ株式を売却

●ロスネフチとの提携事業もすべて取りやめる ●BPは昨年、同社の出資を通じて30億ドル弱を稼ぎ出した 英石油大手BPは2月27日、ロシア同業で国営のロスネフチの株式を全て売却すると発表した。ロシアにおける同社との提携事業

制裁の影響鮮明に、露事業凍結の企業相次ぐ

ロシアは2月24日、ウクライナへの軍事侵攻を開始した。これを受けウクライナの経済活動は大幅に鈍化。欧米や日本は強力な対露制裁を発動し、これに反発するロシアも報復措置を打ち出している。戦争と制裁合戦の今後の展開と、経済活動

独政府、「ノルドストリーム2」認可手続き凍結

ドイツのショルツ首相は22日、ロシア産天然ガスの輸送パイプライン「ノルドストリーム2」の認可手続きを凍結すると発表した。ウクライナ東部の新ロシア派占領地域をロシアが独立国家として承認すると決定したことを受けた措置で、同首

VW、ポルシェのIPOを承認

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は24日、高級スポーツ車子会社ポルシェの新規株式公開(IPO)に向けた親会社ポルシェ・アウトモビール・ホールディングSE(ポルシェSE)との大枠合意を取締役会と監査役会が承認したと

独エネルギー大手EnBW、送電網事業の合弁化を検討

西南ドイツを拠点とするエネルギー大手EnBWは23日、送電網事業を手がける完全子会社トランスネットBWの合弁化を検討すると発表した。再生可能エネルギーをベースとするエネルギー経済の実現に必要な投資資金を確保することが狙い

フォルクスワーゲン―子会社ポルシェのIPOを検討―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は22日、高級スポーツ車子会社ポルシェAGの新規株式公開(IPO)に向けVWの親会社であるポルシェ・アウトモビール・ホールディングと協議していることを適宜開示情報で明らかにした。交

コンチネンタル―会社分割も、筆頭株主シェフラーがカギ―

自動車部品大手の独コンチネンタルが会社分割を検討しているもようだ。経済誌『マネージャー・マガチン』が報じたもので、実行されれば2018年に始まった組織再編は一気に加速することになる。同社は報道内容へのコメントを控えている

アルガイヤー―中国企業に身売りか―

自動車用プレス部品などを製造する独アルガイヤー・グループが中国企業に身売りするもようだ。複数のメディアが報じたもので、ドイツ政府は貿易法上の拒否権を行使せず、すでに取引を承認したという。同社は報道内容へのコメントを控えて

ヘンケル―資生堂からアジア太平洋のサロン向け事業買収―

化学大手の独ヘンケルは9日、資生堂からアジア太平洋地域のヘアサロン向け事業を買収することで合意したと発表した。事業ポートフォリオを拡充するとともに、急成長するアジア太平洋市場で主要なプレイヤーとなることが狙い。買収金額な

BMW―中国合弁への出資比率引き上げ完了―

高級車大手のBMWは11日、華晨中国汽車(ブリリアンス)との現地合弁会社、BMWブリリアンス・オートモーティブ(BBA)への出資比率引き上げ計画が同日付で現地当局から承認されたと発表した。これにより出資比率は従来の50%

ダイムラー・トラック―MDAXに採用―

フランクフルト証券取引所を運営するドイチェ・ベルゼは8日、商用車大手ダイムラー・トラックを11日付でMDAXに採用すると発表した。これまでMDAXに採用されていた不動産大手アルストリア・オフィス・リートが買収され、浮動株

シーメンス―郵便・小包自動化システム事業を売却―

電機大手の独シーメンスは9日、物流機器子会社シーメンス・ロジスティクスの郵便・小包自動化システム事業を独機械大手ケルバーに売却することで合意したと発表した。事業整理の一環。取引価格は11億5,000万ユーロ。年内の売却手

アリアンツ―ギリシャ同業を買収―

保険大手の独アリアンツは11日、ギリシャ最大の独立系保険会社ヨーロピアン・リライアンスを2億700万ユーロで買収すると発表した。アリアンツの現地法人アリアンツ・ヘラスは収入保険料(GWP)ベースで国内5位に浮上する。 ア

シーメンス、ヴァレオとのEV駆動部品合弁から撤退

独シーメンスは9日、電気自動車(EV)用駆動系部品製造を手がける合弁会社ヴァレオ・シーメンス・eオートモティブ(VSeA)の株式持ち分50%を共同出資者の仏ヴァレオに売却し、資本撤退すると発表した。非中核事業の整理方針に

ヘンケル、資生堂からアジア太平洋のサロン向け事業買収

独化学大手のヘンケルは9日、資生堂からアジア太平洋地域のヘアサロン向け事業を買収することで合意したと発表した。事業ポートフォリオを拡充するとともに、急成長するアジア太平洋市場で主要なプレイヤーとなることが狙い。買収金額な

JLRとBNPパリバが提携、モビリティ金融サービスの提供で

英高級車メーカーのジャガーランドローバー(JLR)は2日、フランスの大手銀行BNPパリバとモビリティ金融サービスの提供で独占的に提携すると発表した。JLRの顧客とディーラーの双方に対して様々な資金調達の手段を提供する目的

ダイムラー、1日付で社名変更

高級車大手の独ダイムラーは1日付で、社名をメルセデスベンツ・グループに変更した。商用車部門の分離・上場に伴う措置で、金融・移動サービス子会社もダイムラー・モビリティからメルセデスベンツ・モビリティに改称された。 ダイムラ

ダイムラー、1日付で社名変更

高級車大手の独ダイムラーは1日付で、社名をメルセデスベンツ・グループに変更した。商用車部門の分離・上場に伴う措置で、金融・移動サービス子会社もダイムラー・モビリティからメルセデスベンツ・モビリティに改称された。 ダイムラ

ステランティス、中国合弁の出資比率拡大

欧州自動車大手のステランティスは1月27日、中国自動車大手の広州汽車集団(GAC)と折半出資する合弁会社GACステランティスへの出資比率を50%から75%に引き上げると発表した。経営の主導権を握り、中国市場における「ジー

メルセデス、全固体電池開発で台湾企業と提携

独ダイムラーの乗用車子会社メルセデスベンツは1月27日、台湾の輝能科技(プロロジウムテクノロジー=PLG)と電気自動車(EV)用の次世代全固体電池を共同開発することで合意したと発表した。最先端の電池を自社モデルに速やかに

メルセデスベンツ―全固体電池の開発で台湾PLGと協業―

独ダイムラーの乗用車子会社メルセデスベンツは1月27日、台湾の輝能科技(プロロジウムテクノロジー=PLG)と電動車用の次世代全固体電池を共同開発することで合意したと発表した。最先端の電池を自社モデルに速やかに取り入れ、競

ダイムラー―1日付で社名変更―

高級車大手の独ダイムラーは1日付で社名をメルセデスベンツ・グループへと改めた。商用車部門の分離・上場に伴う措置で、金融・移動サービス子会社もダイムラー・モビリティからメルセデスベンツ・モビリティへと変更された。 ダイムラ

SAP―米フィンテックを買収、財務ソリューション強化へ―

経営資源管理ソフト大手の独SAPは1月27日、運転資本管理ソリューション分野の米フィンテック、タウリアを買収すると発表した。財務ソリューションを強化する狙い。取引金額は公表していないものの、ルカ・ムチッチ最高財務責任者(

ガレリア―国が再度支援、コロナ規制で経営悪化―

ドイツ政府の経済安定化基金(WSF)は1月25日、コロナ禍で経営が悪化しているデパート大手ガレリア・カールシュタット・カウフホーフ(GKK)への支援を決定した。WSFによるGKK支援は昨年に次いで2度目。GKKは新型コロ

ステランティス、中国合弁の出資比率を75%に拡大

欧州自動車のステランティスは27日、中国国有自動車大手の広州汽車集団と折半出資する中国の合弁会社に対する出資比率を75%に引き上げると発表した。不振が続く合弁事業の再建に向け、経営の主導権を握る狙いがある。ただ、広州汽車

メルセデス、全固体電池開発で台湾企業と提携

独ダイムラーの乗用車子会社メルセデスベンツは27日、台湾の輝能科技(プロロジウムテクノロジー=PLG)と電気自動車(EV)用の次世代全固体電池を共同開発することで合意したと発表した。最先端の電池を自社モデルに速やかに取り

MSCとルフトハンザ、アリタリア後継会社買収を計画

コンテナ海運大手のMSC(スイス)と独航空大手ルフトハンザは24日、伊アリタリア航空の後継会社イタリア・トラスポルト・アエレオ(ITA)エアウェイズの共同買収を計画していることを明らかにした。ITAエアウェイズに買収を打

独ソフト大手SAP、米フィンテックを買収

経営資源管理ソフト大手の独SAPは27日、運転資本管理ソリューションを手がける米フィンテック企業タウリアを買収すると発表した。財務ソリューションを強化する狙い。タウリア株式の約95%を10億ドル未満で取得する。3月までの

シェフラー―ロボット向け歯車メーカーを買収―

ベアリング大手の独シェフラーは24日、ロボット向け遊星歯車機構の有力技術を持つ独メリオール・モーションを完全買収することで合意したと発表した。将来性の高いロボット向け事業を強化する狙い。買収金額は公表しないことで合意した

ドイチェ・ベルゼ―排出権分野で広州先物取引所と協業―

フランクフルト証券取引所を運営するドイチェ・ベルゼは19日、広州先物取引所(GFEX)と排出権分野の協業で基本合意したと発表した。中国と世界のその他の地域で二酸化炭素(CO2)排出量取引の先物市場の発展を支援していく。脱

バイオ業界の資金調達、昨年は2番目の高水準

独バイオテクノロジー業界の資金調達総額が昨年は23億ユーロに達したことが、業界団体ビオ・ドイチュラントの発表で分かった。過去最高となった前年(30億ユーロ)を下回ったものの、これまでで2番目に高い水準となっており、業界の

英清算機関の域内顧客向け業務継続、EUが3年延長へ

欧州委員会のマクギネス委員(金融サービス・金融安定・資本市場同盟担当)は18日、英国に拠点を置く中央清算機関(CCP)がEU域内の顧客向けのユーロ建てデリバティブ取引決済業務を2025年6月末まで継続することを認める方針

ユニリーバ、GSK大衆薬部門の買収を断念

食品・日用品大手の英ユニリーバは19日、英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)の一般用医薬品(大衆薬)部門の買収に乗り出している件について、買収額の引き上げに応じないと発表した。買収を事実上、断念した格好だ。 GS

コベストロ、日本特殊コーティングを完全子会社化

独化学大手のコベストロは18日、日本特殊コーティング(JFC)の株式30%をJSRから取得し、完全子会社化したと発表した。光ファイバー用コーティングの分野で競争力強化が狙い。取引価格は数百万ユーロ。 コベストロの塗料・接

コベストロ―日本特殊コーティングを完全子会社化―

化学大手の独コベストロは18日、日本特殊コーティング(JFC)の株式30%をJSRから取得し完全子会社化したと発表した。光ファイバー用コーティングの分野で競争力を強化する狙い。取引価格は数百万ユーロ。コベストロの塗料・接

ティッセンクルップ―電解槽子会社の社名を変更―

独複合企業ティッセンクルップは13日、電解プラント・エンジニアリング子会社ティッセンクルップ・ウーデ・クロリンエンジニアズの社名をティッセンクルップ・ヌセラ(nucera)」に改めると発表した。ヌセラは新しいを意味する「

BMW―電動車充電スタートアップに出資―

高級車大手の独BMWは13日、電動車充電の独スタートアップ企業ヘイチャージ(HeyCharge)に資本参加すると発表した。ヘイチャージの技術を用いるとインターネットに接続できない場所でも充電と決済ができることから、将来性

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