マクロ経済

Siemens:シーメンス―4-6月期は営業減益に―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が1日発表した2019年4-6月期(第3四半期)決算の産業分野の営業利益(EBITA、調整済み)は19億3,500万ユーロとなり、前年同期比で12%減少した。地政学リスクとそれに伴う世 […]

情報通信業界が独市場見通し引上げ

独情報通信業界連盟(Bitkom)は7月31日、国内情報通信技術(ICT)市場規模が今年は前年比2.0%増の1,703億ユーロに拡大するとの見通しを発表し、年初予測の1,685億ユーロから上方修正した。市場データと景況感

チェコ中銀、追加利上げ見送り

チェコ中央銀行は1日、主要政策金利である14日物レポ金利を2%に据え置くと発表した。

インフレ率は3月の3%から6月に2.7%まで低下したものの、依然として中銀が目標とする2%を上回る状況が続いている。

中銀は5月、6カ月ぶりに利上げを実施し、政策金利を0.25ポイント引き上げた。

トルコの7月インフレ率16.7%、9カ月ぶりに上昇

分野別にみると、構成比重の大きい「食品・非アルコール飲料」の上昇率は前月から1ポイント減の18.2%へと縮小した一方、「運輸(自動車燃料含む)」(13.7%)は同3.7ポイント、「住居費・公益料金」(16.1%)は2.3ポイント上昇した。

同国では昨年、通貨リラの下落を受けてインフレ率が10月に25.2%まで上昇したことから、政府は自動車などを対象とする税軽減措置の延長・拡大を決定してインフレ率の引き下げに努めてきた。

蘭INGは、9月にインフレ率は再び大きく下がるとした上で、同月と翌月の2回の利下げが見込まれ、年末までに政策金利は17.5%になると予測している。

チェコ鉱工業生産が16年7月以来の下落幅に、6月は-3.8%

チェコ統計局(CSU)が6日発表した6月の鉱工業生産高(物価調整値)は前年同月比で3.8%減少し、2016年7月(12.9%減)以来の下げ幅を記録した。

減少は5カ月ぶり。

主要産業の自動車などが大幅な減少に転じたことが響いた。

機械業界の上期受注9%減少

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が5日発表した独業界の上半期(1~6月)の新規受注高は前年同期比で実質9%減少した。世界経済の減速や通商摩擦などの政治リスク、自動車業界の構造転換が直撃。国内と国外受注がともに9%落ち込んだ

日韓関係の悪化を独経済界が憂慮

日本と韓国の関係が悪化していることをドイツの経済界が懸念している。独商工会議所連合会(DIHK)のフォルカー・トライヤー貿易部長は5日ロイター通信に、「これは小さな紛争ではない」と強調したうえで、米中の通商摩擦などを受け

製造業受注が約2年来の増加幅に、大型受注効果で6月は+2.5%

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が6日発表した6月の製造業新規受注指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比2.5%増となり、1年10カ月来の高い伸びを記録した。ユーロ圏外で大型受注の規模が大

ユーロ圏成長率、4~6月期は0.2%に半減

欧州連合(EU)統計局ユーロスタットが7月31日発表した2019年4~6月期の域内総生産(GDP)は実質ベースで前期比0.2%増となり、伸び率は前期の0.4%から半減した。

EU28カ国ベースのGDPも前期比0.2%増で、伸び率は前期の0.5%から0.3ポイント縮小した。

これまでにユーロ圏主要国の当局が発表した同期のGDP統計(前期比)によると、フランスの伸び率は0.2%で、前期を0.1ポイント下回った。

ユーロ圏インフレ率、7月は1.1%に縮小

欧州連合(EU)統計局ユーロスタットが7月31日に発表したユーロ圏の同月のインフレ率(速報値)は前年同月比1.1%となり、前月の1.3%から0.2ポイント縮小した。

前月と比べて工業製品は0.1ポイント拡大したが、エネルギーが1.1ポイント、サービスが0.4ポイントの幅で縮小した。

ECBが金融政策決定で重視する基礎インフレ率(価格変動が激しいエネルギー、食品・アルコール・たばこを除いたインフレ率)は0.9%で、前月の1.1%を0.2ポイント下回った。

ユーロ圏インフレ率、7月は1.1%に縮小

EU統計局ユーロスタットが7月31日に発表したユーロ圏の同月のインフレ率(速報値)は前年同月比1.1%となり、前月の1.3%から0.2ポイント縮小した。欧州中央銀行(ECB)が目標とする2%をさらに大きく割り込んだ。 分

6月のユーロ圏失業率、7.5%に低下

EU統計局ユーロスタットが7月31日発表した6月のユーロ圏の失業率は7.5%となり、前月の7.6%から0.1ポイント低下した。これは08年7月以来の低水準。6月は速報値で7.5%となっていたが、0.1ポイント上方修正され

ユーロ圏の個人消費好調、景気を下支え

EU統計局ユーロスタットが2日発表したユーロ圏の6月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比で2.6%増となり、上げ幅は前月の1%から大きく拡大した。ユーロ圏で景気の減速が懸念される中、雇用の改善を背景に個人消費

ユーロ圏景況感、7月も悪化

欧州委員会が7月30日に発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は102.7となり、前月の103.3から0.6ポイント低下した。悪化は2カ月連続。消費者を除いて落ち込んだ。 分野別では製造業が1.8ポイ

ユーロ圏生産者物価、6月は0.7%上昇

EU統計局ユーロスタットが2日発表したユーロ圏の6月の生産者物価(建設業を除く)は前年同月比0.7%の上昇となり、伸び率は前月の1.6%から縮小した。エネルギー価格の下落が反映された。(表参照) 分野別の伸び率は中間財が

ユーロ圏成長率、4~6月期は0.2%に半減

EU統計局ユーロスタットが7月31日発表した2019年4~6月期の域内総生産(GDP)は実質ベースで前期比0.2%増となり、伸び率は前期の0.4%から半減した。米中貿易摩擦の激化など世界経済の不確実性が増していることで、

独電機輸出が堅調、5月は過去最高の171億ユーロに

独電気電子工業会(ZVEI)が23日発表した独業界の5月の輸出高は前年同月比5.1%増の171億ユーロとなり、同月の最高を更新した。電機業界の輸出は拡大が続いており、ZVEIのチーフエコノミストは「全体的にみて輸出は国際

BASF―業績見通し引き下げ―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が25日発表した2019年第2四半期(4~6月)決算の営業利益(EBITベース、特別項目を除く)は前年同期比47%減の10億4,500万ユーロと大きく落ち込んだ。鉱工業生産

輸入物価が2カ月連続下落、6月下げ幅2%に拡大

ドイツ連邦統計局が26日発表した6月の輸入物価指数は前年同月比2.0%減となり、下げ幅は前月の同0.3%から大きく拡大した。前年同月を割り込むのは2カ月連続。エネルギーの下落幅が4.1%から14.0%へと拡大したことが最

トルコ中銀が大幅利下げ、政策金利19.75%に

中銀はインフレ率の低下を利下げの理由としているものの、金融緩和に慎重だったチェティンカヤ前中銀総裁がエルドアン大統領に解任された直後の大幅な利下げだけに、中銀の中立性に疑問が投げかけられそうだ。

中銀は今年の平均インフレ率を14.6%と予測している。

一方、エルドアン大統領は「高金利がインフレを招く」を持論としており、中銀の金融引き締め策には一貫して批判的だった。

ロシア中銀が追加利下げ、政策金利7.25%に

29日付で新金利を適用する。

インフレ率は今年末に4.2~4.7%まで低下し、その後は4%近くで推移するとみている。

中銀は声明で、今後も物価と景気の動向をにらみながら金利を決定するとした上で、今後さらに1回利下げを行うとともに、2020年前半までにインフレ期待の抑制と経済振興を両立させる「中立的」な金融政策に移行する可能性を示した。

ECBが利下げ検討、9月にも決定の見通し

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は25日、追加利下げと量的金融緩和の再開を検討していることを明らかにした。景気減速とインフレ率の低下が懸念されているためで、9月にも実施を決める見通しだ。 ユーロ圏では米中貿易摩擦の激化

インフレ率2カ月連続上昇、7月は1.7%に

ドイツ連邦統計局が30日発表した7月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比1.7%増となり、上げ幅(インフレ率)は前月の同1.6%から拡大した。インフレ率の上昇は2カ月連続。食料品の上昇率が前月の1.2%から2.1%へと

消費者景況感3カ月連続で悪化

市場調査大手GfKが30日発表したドイツ消費者景況感指数の8月向け予測値は9.7となり、7月の確定値(9.8)をやや下回った。同指数の悪化は3カ月連続。景気の見通しと高額商品の購入意欲に関する指数が下落し、全体を押し下げ

製造業受注残高5カ月連続減少、5月は-0.4%に

ドイツ連邦統計局が17日発表した製造業の5月末時点の受注残高(暫定値)は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月末を0.4%下回った。受注残高の縮小は5カ月連続。新規受注の低迷が続いていることが背景にある。 地域別でみ

Brenntag:ブレンターク

大手化学商社の独ブレンタークは18日、英印企業合わせて3社を買収すると発表した。

ポートフォリオを拡充することが狙い。

取引金額は明らかにしていない。

フィッチ、スロベニア格付けを「A」へ引き上げ

米格付け大手のフィッチ・レーティングスは19日、スロベニアの長期信用格付けを「Aマイナス」から「A」へ一段階引き上げた。見通しは「安定的」。基礎的財政黒字、力強い経済成長、民営化を背景に政府債務が大きく縮小したことを評価

生産者物価の上げ幅2カ月連続縮小、6月は1.2%に

ドイツ連邦統計局が19日発表した6月の生産者物価指数は前年同月比1.2%増となり、上げ幅は2カ月連続で縮小した。エネルギーの上げ幅が前月の4.5%から2.2%に低下したほか、中間財の価格が下落へと転じたことが反映された。

トルコの4月失業率13%、2カ月連続で低下

トルコ統計局(TUIK)が16日発表した4月の失業率は13%となり、前月の14.1%から1.1ポイント改善した。失業率の低下は2カ月連続。前年同月比では3.4ポイント上昇した。 労働参加率(LFPR)は52.9%で、前年

ハンガリー鉱工業生産の上げ幅拡大、5月は8.7%に

ハンガリー中央統計局(KSH)が先ごろ発表した5月の鉱工業生産高(確報値、稼働日調整済み)は前年同月比で8.7%増加し、上げ幅は前月(6.3%)から2.4ポイント拡大した。増加は8カ月連続。 分野別でみると、構成比が9割

スロバキア5月鉱工業生産4.7%増、上げ幅は2カ月連続縮小

スロバキア統計局がこのほど発表した5月の鉱工業生産高(速報値、稼働日調整済み)は前年同月比で4.7%増加し、14カ月連続のプラスとなったものの、伸び幅は前月の7%から2.3ポイント縮小した。同生産高の低下は2カ月連続。製

スロバキア6月インフレ率2.6%、2カ月ぶり縮小

スロバキア統計局が15日発表した6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で2.6%上昇し、上げ幅は前月から0.1ポイント縮小した。インフレ率の低下は2カ月ぶり。価格変動の激しい食品と燃料を除いた基礎インフレ率は2.2%

IMF、中東欧諸国の労働力減少を予想

国際通貨基金(IMF)の張涛副専務理事はクロアチアのドブロブニクで15日に行った講演で、中東欧諸国では2050年までに労働力の25%が失われるとの見通しを示した。高齢化と移民による人口流出を理由に挙げている。 同専務理事

6月のユーロ圏インフレ率、1.3%に上方修正

EU統計局ユーロスタットが17日発表した6月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は前年同月比1.3%となり、速報値の1.2%から0.1ポイント上方修正された。前月を0.1ポイント上回る水準だが、依然と

ユーロ圏貿易収支、5月は230億ユーロの黒字

EU統計局ユーロスタットが17日発表した5月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は230億ユーロの黒字となり、黒字幅は前年同月の169億ユーロから拡大した。輸出が前年同月比7.1%増の2,034億

セルビア中銀が15カ月ぶり利下げ、政策金利2.75%に

セルビア中央銀行(NBS)は11日、政策金利を0.25ポイント引き下げ、史上最低の2.75%に設定した。利下げは15カ月ぶり。インフレ率が大きく縮小しているほか、世界経済も減速していることから、金融緩和を通じて景気の底支

トルコの5月鉱工業生産1.3%減少、マイナス幅は縮小

トルコ統計局(TUIK)が12日発表した5月の鉱工業生産高(稼働日調整済み)は前年同月比で1.3%減少し、9カ月連続のマイナスとなったものの、下げ幅は前月から2.5ポイント縮小した。マイナス幅の縮小は2カ月ぶり。製造の減

Siemens:シーメンスの東独工場を地域振興の拠点に

電機大手の独シーメンスとフラウンホーファー協会、独東部のザクセン州は15日、同州東部のゲルリッツ市にあるシーメンス工場の敷地内に地域経済の振興に向けた施設を設置することで基本合意した。将来性の高い技術分野の企業や研究機関

卸売物価の上げ幅、6月は0.3%に縮小

ドイツ連邦統計局が12日発表した6月の卸売物価指数は前年同月比0.3%増となり、上げ幅は前月の1.6%から1.3ポイント縮小した。上昇率の低下は2カ月連続。物価に占める比重が大きい石油製品が前月の5.2%増から2.1%減

独世帯の金融資産、過去最高の6兆1,695億ユーロに

ドイツの一般世帯が保有する金融資産の総額は3月末時点で前年12月末を2.6%(1,535億ユーロ)上回る6兆1,695億ユーロへと拡大し、過去最高を更新したことが、連邦銀行(中銀)の発表で明らかになった。資産形成(可処分

ロシアのインフレ率、6月は4.7%に低下

ロシア連邦統計局(ロススタット)が8日発表した6月のインフレ率は前年同月比4.7%となり、前月の5.1%から0.4ポイント縮小した。インフレ率の低下は3カ月連続で、中央銀行が今月26日の会合で利下げを実施するとの観測が強

フィッチ、トルコを「BBマイナス」へ格下げ

米格付け大手フィッチ・レーティングスは12日、トルコの長期信用格付けを1段階引き下げ、「BBマイナス」とした。今月6日の中央銀行総裁更迭が理由だ。「BBマイナス」は「投資適格級」から3段階下の水準。見通しは「弱含み」とし

チェコの6月インフレ率2.7%、2カ月ぶり低下

チェコ統計局(CSU)が11日発表した6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で2.7%上昇し、上げ幅は前月から0.2ポイント縮小した。インフレ率の低下は2カ月ぶり。 上げ幅は「アルコール飲料・たばこ」が前月(2.3%

ユーロ圏鉱工業生産、5月は4カ月ぶりプラスに

EU統計局ユーロスタットが12日発表したユーロ圏の5月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比で0.9%上昇し、4カ月ぶりのプラスとなった。低迷していたドイツなどを含む主要国で軒並み上昇し、指数を押し上げた。(表

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