政治

EU、ウクライナに90億ユーロ追加支援へ

欧州委員会は18日、ロシアの軍事侵攻で財政が厳しい状況にあるウクライナを支援するため、EUが年内に90億ユーロの追加融資を行うことを提案した。また、ウクライナの戦後復興に向けた基金の設立を検討していることも明らかにした。 […]

北海の風力発電を大幅拡大へ、EU加盟4カ国が合意

EUに加盟するドイツ、オランダ、ベルギー、デンマークの首相と欧州委員会のフォンデアライエン委員長は18日、デンマーク南西部のエスビアウで会談し、北海の洋上風力発電拡大に向け協力することで合意した。温暖化防止に共同で取り組

ウクライナ産穀物の輸送、ドイツ鉄道が支援へ

独国鉄のドイツ鉄道(DB)がウクライナからの穀物輸送を支援する。ウクライナに侵攻したロシアが黒海沿岸の港湾を封鎖したことで、ウクライナ産の輸出が難しくなり、アフリカやアジアで食糧危機を引き起こす懸念が強まっていることから

カタール、24年にも独にLNG供給開始

ドイツ政府は20日、カタールとエネルギー分野で協業することで基本合意した。カタールからLNG(液化天然ガス)の供給を受けることが最も緊急性の高い案件。カタールのムハンマド・ビン・アブドゥルラフマン・アール・サーニー副首相

ロシアがフィンランドへのガス供給停止、NATO加盟申請で圧力か

フィンランドの国営ガス会社ガスムは21日、ロシアからの天然ガス供給が停止したと発表した。ロシアが要求するルーブルでの支払いに応じなかったためで、国営ガス会社ガスプロムは21日朝からフィンランドへのガス供給を止めると通告し

仏ルノーがロシアから撤退、現地資産を政府に「売却」

仏自動車大手ルノーが16日、ロシア撤退を発表した。モスクワ工場を運営する子会社ルノー・ロシアの全株式をモスクワ市に、「ラーダ」ブランドで知られるロシア自動車最大手アフトワズの67.7%をロシア国有の中央自動車・エンジン科

北アの通商巡る取り決め、英が一方的に破棄か

英国が欧州連合(EU)と締結した離脱協定のうち、英領北アイルランドとEU加盟国アイルランドの自由な通商を維持するため設けたルールの大幅な見直しを求めている問題で、英政府は12日、EUとの協議が行き詰まったとして、一方的に

新車の排出35年までにゼロ、欧州議会の担当委員会が承認

欧州議会の環境委員会は11日、欧州連合(EU)で新車の二酸化炭素(CO2)排出量を2035年までにゼロにするという欧州委員会の提案を賛成多数で承認した。数カ月以内に本会議で採決される見込みだ。 欧州委は21年7月、30年

対ロ制裁第6弾の承認手続き難航、石油禁輸の棚上げも検討か

欧州委員会がウクライナへの侵攻を続けるロシアに対する追加制裁の柱として提案した石油の輸入禁止を巡り、加盟国による合意形成が難航している。ロシア産原油に大きく依存するハンガリーなどが難色を示しているためで、欧州委はこれらの

LNGインフラの建設迅速化へ、法案起草支援を政府が了承

ドイツ政府は10日、LNG(液化天然ガス)インフラの建設を迅速化するための法案の起草支援を決議した。同国はロシアのウクライナ侵攻を受け、ロシア産ガスへの依存から早急に脱却する方針を打ち出しており、その実現に向けLNG再ガ

対ロ制裁第6弾、石油禁輸の棚上げ検討か

欧州連合(EU)の欧州委員会がウクライナへの侵攻を続けるロシアに対する追加制裁の柱として提案した石油の輸入禁止をめぐり、加盟国による合意形成が難航している。ロシア産原油に大きく依存するハンガリーなどが難色を示しているため

ノースボルト―独セル工場に補助金1.5億ユーロ―

ドイツ経済・気候省は11日、スウェーデンの電池スタートアップ企業が独北部に建設予定の巨大電池セル工場(ギガファクトリー)に補助金1億5,540万ユーロを交付すると発表した。欧州連合(EU)の「欧州の共通利益に適合する重要

仏ルノーがロシアから撤退、現地資産を政府に「売却」

●取引額は「1ルーブル」、事実上の譲渡に ●契約を通じて資産を残し、将来的に再び自社に組み込む狙いも 仏自動車大手ルノーが16日、ロシア撤退を発表した。ルノー・ロシアの全株式をモスクワ市に、「ラーダ」ブランドで知られるア

シーメンス、ロシア事業停止

●対露制裁の強化を受け同国事業の継続が難しくなったため ●医療機器子会社ヘルシニアーズは同国事業を継続 独シーメンスは12日、ロシア事業を停止すると発表した。ロシアのウクライナ侵攻を受け、ロシアの新規事業と同国への輸出は

対ロ制裁第6弾の承認手続き難航、石油禁輸の棚上げも検討か

●ロシア産原油に大きく依存するハンガリーなどが難色 ●EU船籍による石油輸送禁止案も取り沙汰されている 欧州委員会がウクライナへの侵攻を続けるロシアに対する追加制裁の柱として提案した石油の輸入禁止を巡り、加盟国による合意

ロシア、欧米ガス関連会社31社を制裁対象に

●欧米による対ロ制裁への対抗措置 ●対象企業はガスプロム・ゲルマニアやユーロポルガスなど ロシア政府は10日、ロシアと取引のある国際エネルギー企業31社に制裁を科すと発表した。国営天然ガス最大手ガスプロムの独子会社、ガス

ロシア、欧米ガス関連会社31社を制裁対象に

ロシア政府は10日、ロシアと取引のある国際エネルギー企業31社に制裁を科すと発表した。国営天然ガス最大手ガスプロムの独子会社、ガスプロム・ゲルマニアやヤマル欧州パイプラインのポーランド区間を所有するユーロポルガス(EuR

対ロ制裁第6弾の承認手続き難航、石油禁輸の棚上げも検討か

欧州委員会がウクライナへの侵攻を続けるロシアに対する追加制裁の柱として提案した石油の輸入禁止を巡り、加盟国による合意形成が難航している。ロシア産原油に大きく依存するハンガリーなどが難色を示しているためで、欧州委はこれらの

北アの通商巡る取り決め、英が一方的に破棄か

英国がEUと締結した離脱協定のうち、英領北アイルランドとEU加盟国アイルランドの自由な通商を維持するため設けたルールの大幅な見直しを求めている問題で、英政府は12日、EUとの協議が行き詰まったとして、一方的に取り決めの一

新車の排出35年までにゼロ、欧州議会の担当委員会が承認

欧州議会の環境委員会は11日、EUで新車の二酸化炭素(CO2)排出量を2035年までにゼロにするという欧州委員会の提案を賛成多数で承認した。数カ月以内に本会議で採決される見込みだ。 欧州委は21年7月、30年までにEU域

シーメンス、ロシア事業停止

独シーメンスは12日、ロシア事業を停止すると発表した。ロシアのウクライナ侵攻を受け、ロシアの新規事業と同国への輸出はすでに停止していたが、対露制裁の強化を受け同国事業の継続が難しくなったことから、今回の措置を決めた。これ

EUがロシア産石油も禁輸へ、ハンガリーの反発で調整は難航

欧州委員会は4日、ウクライナへの侵攻を続けるロシアへの追加制裁案を発表した。ロシア産石油の輸入を年末までに段階的に禁止することが柱。ロシア最大手銀行ズベルバンクを国際銀行間通信協会(SWIFT)から排除することなども盛り

伊が140億ユーロの追加経済対策、一段のエネルギー高騰に対応

イタリア政府は2日、エネルギー価格高騰で打撃を受けている家計と企業を支援するため、総額140億ユーロに上る追加の経済対策を閣議決定した。中低所得者への一時金の支給や、光熱費高騰の影響を強く受けている企業などに対する補助金

政府がFSRU4隻を確保、1隻目は年末にも稼働開始

ドイツ政府は5日、浮体式LNG貯蔵・再ガス化設備(FSRU)4隻の傭船契約を締結した。ロシア産天然ガスへの依存からの早期脱却に向けた措置で、欧州海運大手ホーグとダイナガスからそれぞれ2隻をチャーター。運営は独エネルギー大

EUがロシア産石油も禁輸へ、ハンガリーの反発で調整は難航

欧州連合(EU)の欧州委員会は4日、ウクライナへの侵攻を続けるロシアへの追加制裁案を発表した。ロシア産石油の輸入を年末までに段階的に禁止することが柱。ロシア最大手銀行ズベルバンクを国際銀行間通信協会(SWIFT)から排除

3月製造業受注4.7%減少、戦争勃発で発注抑制

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が5日発表した3月の製造業新規受注指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で108.3(暫定値)となり、前月を4.7%下回った。減少は2カ月連続。ロシアのウクライナ侵攻

フラポート―露空港への出資継続―

独フランクフルト空港の運営会社フラポートは9日、ロシアのサンクトペテルブルクにあるプルコヴォ空港への出資を継続する意向を明らかにした。フラポートは地元ヘッセン州とフランクフルト市が過半数株を持つ公有企業。同社は声明で、ウ

電機業界新規受注3月も増加、大型受注効果で+14%に

電気電子工業会(ZVEI)が9日発表した独電機業界の3月の新規受注高は前年同月を13.9%上回った。ロシアのウクライナ侵攻で経済環境は悪化したものの、大型受注の効果で水準が強く押し上げられた格好だ。地域別ではユーロ圏(ド

EUがロシア産石油も禁輸へ、ハンガリーの反発で調整は難航

●ロシア最大手行ズベルバンクのSWIFTからの排除も盛り込む ●ハンガリーは石油の国内消費量の約6割をロシア産が占める 欧州委員会は4日、ウクライナへの侵攻を続けるロシアへの追加制裁案を発表した。ロシア産石油の輸入を年末

EUがロシア産石油も禁輸へ、ハンガリーの反発で調整は難航

欧州委員会は4日、ウクライナへの侵攻を続けるロシアへの追加制裁案を発表した。ロシア産石油の輸入を年末までに段階的に禁止することが柱。ロシア最大手銀行ズベルバンクを国際銀行間通信協会(SWIFT)から排除することなども盛り

伊が140億ユーロの追加経済対策、一段のエネルギー高騰に対応

イタリア政府は2日、エネルギー価格高騰で打撃を受けている家計と企業を支援するため、総額140億ユーロに上る追加の経済対策を閣議決定した。中低所得者への一時金の支給や、光熱費高騰の影響を強く受けている企業などに対する補助金

独政府がFSRU4隻を確保、1隻目は年末にも稼働開始

ドイツ政府は5日、浮体式液化天然ガス(LNG)貯蔵・再ガス化設備(FSRU)4隻の傭船契約を締結した。ロシア産天然ガスへの依存からの早期脱却に向けた措置で、欧州海運大手ホーグとダイナガスからそれぞれ2隻をチャーター。運営

インドと「貿易技術評議会」設置で合意、FTA交渉も6月再開へ

欧州委員会のフォンデアライエン委員長は4月25日、インドの首都ニューデリーでモディ首相と会談し、貿易や技術分野における協力関係の強化を目的とした閣僚レベルによる対話の枠組み「貿易技術評議会」を立ち上げることで一致した。ま

英、ウクライナ製品の輸入関税を免除

英政府は4月25日、ウクライナから輸入する全製品への関税をゼロにすると発表した。輸入の数量制限も撤廃する。12カ月間の暫定措置だが、必要に応じて延長も検討する。 同措置はウクライナのゼレンスキー大統領から要請されていたも

BASF―露・ベラルーシ事業の大半を停止―

化学大手の独BASFは4月27日、ロシアとベラルーシの事業を7月初旬までにほぼ停止すると発表した。ウクライナに対するロシアの侵略戦争を受けた措置。新規事業についてはすでに停止しており、停止の対象を既存事業にも拡大する。

BASF―ロシア産ガスの輸入禁止に社長が警鐘―

独化学大手BASFのマルティン・ブルーダーミュラー社長は4月29日の株主総会で、ロシア産天然ガスの輸入禁止措置に踏み切らないよう政府などに強く促した。ロシアへのエネルギー依存から可能な限り早く脱却することを目指すことは重

フィースマン―ヒートポンプなどに3年で10億ユーロ投資―

暖房大手の独フィースマンは2日、グリーンな環境ソリューションに今後3年で総額10億ユーロを投資すると発表した。ロシアのウクライナ侵攻を受け、欧州域外へのエネルギー依存度を引き下げる必要性が急速に高まったことを受けた措置。

機械受注が1年2カ月ぶりに減少、戦争勃発で3月は-4%に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が3日発表した同国の3月の機械新規受注高は前年同月を実質4%下回った。減少は2021年1月以来で、1年2カ月ぶり。2月下旬の戦争勃発を受け当事国のロシアとウクライナからの受注がなくなったうえ

コロナ感染者の隔離期間を5日に短縮

独ロベルト・コッホ研究所(RKI)は2日、新型コロナウイルス感染者の隔離期間を従来の10日から5日に短縮することを勧告した。国と州の保健相合意を踏まえたもので、各州は今後、同勧告に基づいた新ルールを導入する。バイエルン州

上部へスクロール