環境

フォルクスワーゲン―EUのCO2規制未達、排出量20%減少も―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は21日、欧州連合(EU)域内でグループが昨年、販売した乗用車の二酸化炭素(CO2)排出量が許容上限を上回ったことを明らかにした。電動車の販売台数を大幅に増やしたものの、わずかに届

三菱重工業の独グリーン水素プロジェクトに参画

三菱重工業は22日、同社と石油大手シェルなど4社がドイツ北部のハンブルク州で水素プロジェクトを推進することで基本合意したと発表した。再生可能エネルギー由来の電力を用いて環境に優しいグリーン水素を製造・供給・利用する事業の

VWがEUのCO2規制順守できず、罰金支払いへ

独フォルクスワーゲン(VW)は21日、グループがEU域内で2020年に販売した乗用車の二酸化炭素(CO2)排出量が許容上限を上回ったことを明らかにした。電動車の販売台数を大幅に増やしたものの、わずかに届かなかった。独メー

三菱重工業の独グリーン水素プロジェクトに参画

三菱重工業は22日、同社と石油大手シェルなど4社がドイツ北部のハンブルク州で水素プロジェクトを推進することで基本合意したと発表した。再生可能エネルギー由来の電力を用いて環境に優しいグリーン水素を製造・供給・利用する事業の

VWがEUのCO2規制順守できず、罰金支払いへ

独フォルクスワーゲン(VW)は21日、グループがEU域内で2020年に販売した乗用車の二酸化炭素(CO2)排出量が許容上限を上回ったことを明らかにした。電動車の販売台数を大幅に増やしたものの、わずかに届かなかった。独メー

仏アルミ製品大手がルノーと提携、軽量ドア開発で

仏アルミ製品大手のコンステリウムは14日、自動車大手ルノーと持続可能な自動車用アルミソリューションの研究開発(R&D)事業で提携すると発表した。「ISA3」と呼ばれる同事業は予算規模が約700万ユーロ。アルミ製ドアの設計

リンデ―世界最大のPEM電解槽建設、22年から水素生産へ―

工業ガス大手のリンデは13日、25メガワット(MW)級プロトン交換膜(PEM)電解槽をドイツ東部のロイナ化学工業団地に建設すると発表した。容量はエネルギー大手のシェルが独西部のラインラント製油所に設置した10MW級のPE

ティッセンクルップ―電解槽をカナダで受注―

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップは18日、傘下企業ティッセンクルップ・ウーデ・クロリン・エンジニアズがカナダ電力大手イドロ・ケベックから電解槽を受注したと発表した。イドロ・ケベックは同電解槽を利用してグリーン水素など

ランクセス―殺生物・抗菌剤の仏社買収―

化学大手の独ランクセスは15日、殺生物剤と抗菌剤の有力メーカーである仏INTACEを買収することで合意したと発表した。消費財産業向けの物質保護剤事業を強化する狙い。買収金額は公表しないことで合意した。1-3月期(第1四半

アリアンツ―顧客資金の運用をESGで再編―

保険大手の独アリアンツは14日、2050年までに気候中立(カーボンニュートラル)を実現するという目標達成に向けた中間目標を発表した。顧客資金の運用先で排出される二酸化炭素(CO2)の量が25年までに19年比で25%削減さ

水素経済実現へ、政府がプロジェクト支援に7億ユーロ

ドイツ連邦教育・研究省(BMBF)は13日、環境に優しい「グリーン水素」の実用化に向けて計3件のプロジェクトを支援すると発表した。同国は炭素中立目標の達成に向けて国内で水素経済を実現するとともに、グリーン水素に関連する技

卸売物価2年連続低下、昨年は-2%に

ドイツ連邦統計局が13日発表した2020年の卸売物価指数は前年比2.0%減となり、2年連続で落ち込んだ。石油製品が16.1%低下したことが最大の押し下げ要因。このほか古材・残材(-12.6%)、コンピューター・周辺機器・

独ランクセス、殺生物・抗菌剤の仏社を買収

独化学大手のランクセスは15日、殺生物剤と抗菌剤の有力メーカーである仏INTACEを買収することで合意したと発表した。消費財産業向けの物質保護剤事業の強化が狙い。買収金額は公表しないことで合意した。21年1~3月期中の買

ダイムラー―EUのCO2規制達成、電動車販売の大幅拡大で―

自動車大手の独ダイムラーは8日、乗用車部門メルセデスベンツ・カーズの電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)の販売台数が昨年は16万台を超え、前年比で228.8%増加したと発表した。乗用車販売に占める割合は

BMW―20年販売-8.4%に、減少幅は上期の23%から縮小―

高級車大手の独BMWが12日発表した2020年のグループ乗用車販売台数は前年比8.4%減の232万4,809台へと落ち込んだ。コロナ禍が響いた格好。ただ、下半期の販売が好調だったことから、減少幅は上半期(前年同期比23.

ラファージュホルシム―ブリヂストンの建材子会社を買収―

スイスのセメント大手ラファージュホルシムは7日、ブリヂストン傘下の米建材メーカー、ファイアストン・ビルディング・プロダクツ(FSBP)を買収することで合意したと発表した。屋根材事業に参入するとともに米国事業を強化。持続可

ロシア、エネルギー転換を視野に水素プロジェクトを始動

エネルギー転換で従来型資源の意義が薄れることを見越し、ロシア政府が水素技術プロジェクトを始動させている。エネルギー省は現在、日本およびドイツの提携先と共同で水素戦略を策定中だ。エネルギー大手のロシア原子力公社(ロスアトム

ダイムラーがEUのCO2規制達成、電動車販売拡大で

独自動車大手ダイムラーは8日、乗用車部門メルセデスベンツ・カーズの電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)の販売台数が2020年に16万台を超え、前年比で228.8%増加したと発表した。乗用車販売に占める割

CO2排出削減目標を達成、コロナ禍が追い風に

ドイツ国内の二酸化炭素(CO2)排出量を 2020年までに1990年比で40%削減するという政策目標が達成されたもようだ。独立系環境シンクタンク「アゴラ・エネルギーヴェンデ」が4日発表したところによると、20年のCO2排

ロスネフチ、「環境にやさしい」掘削液を開発

ロスネフチがシベリア連邦大学の科学者と共同で、環境負荷の小さい掘削液を開発している。シードオイルをベースにし、生分解性の成分を含むという。 ロスネフチは、外国製品に性能が劣らない「グリーン掘削液」の開発を非常に重要な課題

空容器で動物保護~ウクライナ

ウクライナの首都キエフには、野良犬、野良猫がたくさん住んでいる。お腹を空かせて死んでしまわないようにと、地元の福祉団体ヤポモガがこの秋、エサの「自動販売機」・ヤポモガボックスを設置した。ボタンを押すとエサが出てくる、とい

ポーランド国産EV工場、来年に着工

ポーランドの電気自動車(EV)開発・製造会社エレクトロモビリティ・ポーランド(EMP)は12月15日、国内南部ヤヴォジュノに国産電気自動車(EV)の生産拠点を設置すると発表した。2024年の生産開始に向け、21年中に着工

小型廃家電の回収をスーパーにも義務付け

ドイツ政府は12月16日の閣議で、廃家電法(電気・電子機器法)改正案を承認した。廃家電の回収義務を小型製品に限りスーパーマーケットなどにも拡大適用し、リサイクル比率を高めることが狙い。連邦議会(下院)と連邦参議院(上院)

生産者物価の下げ幅6カ月連続で縮小、11月は-0.5%に

ドイツ連邦統計局が12月18日発表した11月の生産者物価指数は前年同月比0.5%減となり、10カ月連続で低下したものの、下げ幅は6カ月連続で縮小した。エネルギーの下落幅が狭まり、中間財が上昇へと転じたことが大きい。エネル

1月1日付の主な法令改正

【コロナ関係】 ・新型コロナウイルス感染症の流行に絡んで営業停止ないし売上の大幅減に直面した企業にテナント料などの固定費の最大90%を支援。支援額は原則的に月20万ユーロが上限(営業停止の場合は同50万ユーロ)。6月末ま

コンチネンタル―「構造転換の勝ち組に」―

自動車部品大手の独コンチネンタルは12月16日、新事業戦略を発表した。自動車業界の構造転換と二酸化炭素(CO2)排出規制の強化に積極的に対応することで競争力を高めることが狙い。ニコライ・ゼッツァー最高経営責任者(CEO)

ダイムラーなど欧州5社、FCトラック普及に向け連携

独ダイムラー・トラック、ロイヤル・ダッチ・シェルなど欧州5社は15日、燃料電池(FC)トラックの普及促進に向けて連携すると発表した。性能の高いFCトラックを開発しても燃料となる水素の供給網が整備されなければ販売台数が伸び

印鉄鋼大手タタ、蘭工場の環境対応に3億ユーロ

インド鉄鋼大手のタタ製鉄は8日、欧州子会社のタタ・スチール・ヨーロッパを通じ、オランダのエイマイデン製鉄所の環境対応を強化する計画を発表した。有害物質の排出削減や悪臭・粉じん対策を盛り込んでいる。投資額は3億ユーロ。20

卸売物価10カ月連続で低下、11月は-1.7%に

ドイツ連邦統計局が14日発表した11月の卸売物価指数指数(暫定値)は前年同月比1.7%減となり、10カ月連続で下落した。新型コロナ危機に伴い石油製品が18.1%低下したことが最大の押し下げ要因。このほかペット・家畜(-2

独メルセデスベンツ、ハンガリーEV生産に1億ユーロ投資

独ダイムラーの高級乗用車部門メルセデスベンツが、ハンガリーのケチュケメート工場に500億フォリント(1億ユーロ強)を追加投資する。来年10-12月期(第4四半期)から電動SUV「EQB」を量産する目的だ。ハンガリーにおけ

BASF―リサイクル向け事業売上を10年で2倍に―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は10日、リサイクルソリューション事業の売上高を2030年までに現在の2倍の170億ユーロに拡大する目標を打ち出した。省資源と環境保護に積極的に取り組むことは「事業免許」に

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