プラスチック・ゴム機械業界、11年は18%成長見通し
ドイツ機械工業連盟(VDMA)のプラスチック・ゴム加工機械部会は先ごろ開いた年次記者会見で、2010年の国内生産高が前年比28.9%増の49億1,100万ユーロに拡大したと発表した。輸出が好調だったほか、国内需要も大きく […]
ドイツ機械工業連盟(VDMA)のプラスチック・ゴム加工機械部会は先ごろ開いた年次記者会見で、2010年の国内生産高が前年比28.9%増の49億1,100万ユーロに拡大したと発表した。輸出が好調だったほか、国内需要も大きく […]
公的健康保険組合のBarmer GEKは15日に発表した『2011年度医薬品レポート』のなかで、経口避妊薬(ピル)の有効成分であるゲスターゲン(黄体ホルモン)の第3世代型は静脈血栓塞栓症の発症率が第2世代型の2倍に達する
EU加盟国は17日開いた雇用・社会問題担当相理事会で、女性労働者に与えられる完全有給での出産休暇期間を延長する法案について協議したが、合意に至らず。秋以降に決着を持ち越した。欧州議会は法定産休期間を現在の最低14週間から
欧州委員会は14日、職場で日常的に電磁波にさらされる労働者の健康と安全を保護するためのルールの改正を提案した。電磁波曝露の可能性が高い産業分野について、最新の科学的知見に基づき新たな曝露基準を導入するとともに、電磁波によ
毒性の強い腸管出血性大腸菌O104の流行は大きな峠を一つ越えたもようだ。連邦保健省傘下のロベルト・コッホ研究所(RKI)と連邦リスク評価庁(BfR)、連邦消費者保護・食品安全庁(BVL)は10日、感染源はニーダーザクセン
ドイツ連邦統計局は9日、製造業とサービス業を対象とした2011年第1四半期の人件費指数(季節要因・営業日数調整値)が前の期の2010年第4四半期を2.0%上回り、統計を開始した1997年以降で最大の伸びを記録したと発表し
ドイツでは健康上の理由で1日に6時間未満しか働けなくなった人に障害年金が支給される。同年金には労働可能な時間が1日3時間以上6時間未満の人を対象とした「部分的就労能力低下年金(Rente wegen teilweiser
北ドイツを中心に毒性の強い腸管出血性大腸菌O104:H4の感染が流行している問題で、ニーダーザクセン州のゲルト・リンデマン農業相は5日午後、モヤシなどの発芽野菜(スプラウト)が感染源になっているとの見方を示した。感染者の
独連邦血清・ワクチン研究所(パウル・エーリヒ研究所)の戸田雅子博士を中心とする国際研究チームは、モモの主要アレルゲンである「Pru P 3」を低アレルギー性に加工する技術を開発した。加工したアレルゲンはアレルギー反応をほ
労組系の経済・社会科学研究所(WSI)は5月24日、主要22業界の有給休暇と有給休暇特別手当に関する調査結果を発表した。それによると、今年の年次有給休暇の日数はほとんどの業界が30日だったものの、特別手当は業界間の開きが
毒性の強い腸管出血性大腸菌の感染者がドイツ国内で急増している問題は感染源が現在も特定されていない。ハンブルク衛生・環境研究所は5月26日、スペイン産のキュウリから菌を検出したものの、患者から検出されたO104とは別のタイ
5月第2週以降、北ドイツを中心に食中毒が多発している。原因となっているのは日本のユッケ事件と同じ腸管出血性大腸菌で、24日までに3人が死亡した。下痢などの症状がある場合は、すぐに医師の診察を受けた方がよさそうだ。 \ メ
経済協力開発機構(OECD)は11日、加盟国の国民負担率(租税負担率と社会保障負担率の合計)に関する最新調査の結果を発表した。それによると、ドイツの2010年の国民負担率は前年に比べて下がったものの、依然として高い水準に
ドイツ唯一の美容外科クリニックチェーンMan Medical One(MMO、エッセン)は設立から4年目の今年、損益分岐点を初めて確保する見通しだ。美容整形の人気拡大が追い風になっているという。同社のフィリップ・モールス
公的健康保険のAOKとBarmer GEKは3日、加入者が参加できる医師評価・検索サイトを開設した。4日付『フランクフルター・アルゲマイネ』紙などが報じた。 \ 同サイトはベルテルスマン財団と患者・消費者団体の協力により
連邦保険局(BVA)は4日、経営難に陥った公的健康保険組合City BKKを6月末で閉鎖すると発表した。同組合は慢性的な赤字が続いていたうえ、今年に入って加入者が大量流出したことで財務が一段と悪化、再建のめどが立たなくな
保険医療機関指定認可を受けた医師が開業免許を後継者に譲渡したり別の医師に売却できる現行システムの廃止を、公的健康保険組合が求めている。診療医(経営者)が変わる毎に開業免許を必要とする方式に改めることで、都市部の医師過剰を
被用者に税金・社会保険料納付義務のない月収400ユーロ以下の低賃金労働(いわゆる「ミニジョブ」)に従事する人が増えている。連邦雇用庁(BA)の最新統計によると、2010年9月時点のミニジョブ就業者数は730万人で、現行制
電子カルテ・レセプトシステムをはじめとするEヘルスの需要が拡大している。ベルリンで5~7日に開催された医療IT見本市では出展者が前年比2割増の241社、来場者も同3割増の4,500人へと拡大。欧州連合(EU)の欧州委員会
独ビール大手のBitburger(ビットブルク)が歯科治療機器メーカーのDuerr Dentalに資本参加した。地方紙『ハイルブロンナー・シュティメ』が8日報じ、同社が追認した。出資比率は50%未満。取引価格は明らかにし
欧州委員会は5日、EU域内の少数民族ロマ人に対する差別をなくし、生活改善と社会への統合促進を目指す「各国ロマ統合戦略に向けた欧州の枠組み」を発表した。各国の政策への指針を示すとともに、EUレベルでの基金の利用などを明示し
ポーランド政府は28日、国内石油第2位ロトスの政府保有株53.2%の買収価格を9月か10月に決定すると発表した。政府は昨年10月にロトスの民営化手続きを開始。当初は今年3月までにロトス株を売却する方針を示していたが、拘束
連邦政府は23日の閣議で、家族介護法案を了承した。被用者が家族を介護しながら職業生活を継続できる環境を整えるのが狙いで、所轄大臣のクリスティーナ・シュレーダー家族相は「(家族を介護する)人々から失業や老後の貧困などの懸念
伊電力最大手エネルは、2015年までにルーマニアに5億ユーロを投資して、風力発電ファームを建設する計画だ。15日付け現地紙『ルーマニア・インサイダー』(電子版)が、エネルのフルビオ・コンティ最高経営責任者(CEO)の話と
ドイツ政府は16日の閣議で、感染予防法改正案を承認した。院内感染を減らすことが狙いで、病院の衛生管理体制を強化する意向だ。法案は夏季休会前に連邦議会で可決される見通し。 \ ドイツでは毎年、60万人が病院内で感染し、推定
電機大手の蘭Philips(アムステルダム)は9日、デンマークの医療機器メーカーDamecaを買収すると発表した。患者監視装置事業を強化する狙い。取引金額は公表しないことで合意した。 \ Damecaは1947年の設立で
中堅小児薬メーカーのInfectoPharm(ヘッペンハイム)の業績が好調だ。売上高は過去10年間で4倍に拡大、2010年は6,050万ユーロを記録した。今年も2ケタ台の成長を見込んでいる。マンフレート・ツェルナー社長へ
人工関節の培養に特化したバイオ企業co.don(テルトフ)の将来に薄日が差してきた。米国で特許がようやく認められたほか、増収と融資で今後の事業資金も確保できたためだ。アンドレアス・バルトルシュ社長へのインタビューをもとに
EU加盟国は2月28日に開いた閣僚理事会で、EU市民が自国の国民健康保険制度を利用して他の加盟国でも自由に医療サービスを受けられるようにする法案を承認した。これにより法案は成立し、EUの市場統合が医療サービスにも及ぶこと
眼鏡販売ドイツ最大手のFielmannが補聴器販売を強化する。取扱店を今後3年で現在の50店から200店へと拡大。高齢化社会の進展に伴う需要の増加に対応する考えだ。事業強化に向けては北ドイツのプレーンにある社内教育機関で
リトアニアの精密エンジニアリング企業MG AB Precizikaが同国初となる太陽電地モジュールの生産を計画している。スイスのシリコン加工機械メーカー大手、マイヤー・ブルガー・テクノロジー傘下のモジュール製造装置会社3
ドイツ連邦統計局によると、2009年にがんで死亡した人は21万6,128人となり、死因の4分の1を占めた。がんの死因で最も多いのは肺がん・気管支がんで、4万2,221件に上る。男性のがん死亡患者は11万6,711人、女性
スイスの製薬大手Novartis(バーゼル)が1月27日発表した2010年12月期の売上高は506億2,400万米ドルとなり、前期から14%増加した。眼科医療関連製品大手の米Alconを完全子会社したことで増収幅が拡大。
ITシステムを活用して高齢者の自立した生活を支援する「生活補助環境」(Ambient Assisted Living:AAL)への関心が高まっている。フラウンホーファーAAL研究所の関係者によると、今後10年ほどで実用化
スペイン政府は28日、年金支給開始年齢の引き上げを柱とする年金改革法案を閣議決定した。2013年から段階的に実施し、27年までに年金支給開始年齢を現在の65歳から原則67歳に引き上げる。 \ スペインはユーロ危機の影響で
スイスの製薬大手Novartis(バーゼル)は24日、米国の臨床検査会社Genoptixに対する株式公開買い付け(TOB)計画を発表した。がん診断事業を強化することが狙い。TOB計画はGenoptix経営陣から支持されて
チュービンゲン大学のカーリン・クリンゲル教授を中心とする国際研究チームが、インフルエンザウイルスを宿主の細胞核に運び込むアダプター分子の特定に成功した。チームは今回の発見が新たな抗インフルエンザ薬の開発につながることに期
イスラエルの映画館経営大手シネマシティ・インターナショナル(CCI)は19日、中東欧の映画館チェーン、パレス・シネマズから同社のチェコ、ハンガリー、スロバキア子会社、およびスロバキアのマルチキノを買収した。買収価格は2,
欧州議会は19日の本会議で、EU市民が自国の国民健康保険制度を利用して他の加盟国でも自由に医療サービスを受けられるようにする法案を可決した。法案はなお加盟国による承認が必要となるが、成立は確実な状況。加盟国は法案成立から
化学大手のEvonikは14日、製薬大手Boehringer Ingelheimの医療用生分解性ポリマー(Rosmer)事業を買収すると発表した。自社の当該事業を強化する狙い。買収価格は公表しないことで合意した。取引は3
ローマン・ヘルツォーク研究所は17日、ドイツの所得格差に関する調査報告書を発表した。それによると、ドイツ統一後の1993年から2009年までの低所得層(所得中央値の70%未満の世帯)の割合はほぼ2割で一定している。また、
特許薬の価格取り決めに関する法令(AMNOG)が1日ドイツで施行された。同法令は新薬の価格をメーカーが一方的に決定できるこれまでの方式を、健保との交渉によって取り決める方式へと改めるもので、膨張の一途をたどる医療費の抑制
ポーランドやハンガリーに加え、ロシアやエストニア、ウクライナ、チェコでもインフレが進んでいる。ロシア連邦統計局が5日発表した昨年12月の消費者物価は、前年同月比で8.7%上昇。前月の8.1%を上回り、過去13カ月で最も大
ドイツ経済が好調だ。12月のIfo企業景況感指数は東西ドイツ統一後の最高を記録。これまで低調だった小売業で大幅に改善したのが最も目を引くところで、景気回復の波が輸出から企業投資を経て個人消費にも広がってきたことがうかがわ
人工透析世界最大手の独Fresenius Medical Care(FMC、バート・ホンブルク)は4日、蘭Euromedicグループの透析事業(IDC)を買収することで合意したと発表した。IDCは成長市場の東欧に強く、F
米ゼネラル・エレクトリック(GE)は27日、電力会社Inter RAOおよび商社ロステクノロジーのロシア国営2社と合弁契約に調印した。電力設備と医療施設の更新を計画するロシア政府と、現地生産の推進を掲げるGEの思惑が一致
欧州人権裁判所はこのほど、アイルランドでガンを患った女性が生命の危険性から国外で妊娠中絶を余儀なくされたと訴えていた裁判で、アイルランド政府に対して女性への損害賠償を命じるとともに、妊娠中絶を厳しく制限している法規の見直
ルーマニアのバセスク大統領が15日、新年金法に署名した。同法の成立により、2030年から年金受給開始年齢が男性65歳、女性63歳に引き上げられるほか、年金受給額の引き上げベースがこれまでの平均月額給与からインフレ率に変更
EU加盟国は6日に開いた雇用担当相理事会で、女性労働者に与えられる完全有給での法定出産休暇の期間を延長する法案を否決した。欧州議会は産休期間を現在の最低14週間から20週間に延長する法案を可決していたが、ドイツなど大部分
経済協力開発機構(OECD)が7日発表した「保健医療総覧2010」で、EUでは成人の50.1%が過体重(肥満と正常の中間)または肥満であることがわかった。加盟国の大半において、過体重及び肥満の人の割合は過去20年で2倍以