自動車

Kobe Steel<欧州自動車短信>

神戸製鋼所 は10日、ドイツの伸銅品大手のウィーラントに端子コネクタ用銅板条に施す錫めっき技術をライセンス供与すると発表した。

神戸製鋼所は自動車の電装品に端子コネクタを接続する手作業の負荷を軽減するため、端子コネクタの挿入力を低減するめっき技術「新リフローめっき」を2007年に開発した。

今回はこの「新リフローめっき」の技術をウィーラントにライセンス供与する。

Toyota:トヨタ、ブリュッセルで自動運転車を公道試験

トヨタ自動車は11日、ベルギーのブリュッセルで自動運転車の公道試験を実施すると発表した。期間は13カ月。自動運転の試験データは欧州の研究プロジェクト「L3Pilot」にも供給する。 公道試験には、レクサスのセダン「LS」

Daimler:ダイムラー、AVASをシンデルフィンゲンで開発

独自動車大手のダイムラーは、電動車の新型モデルに搭載する車両接近通報装置(AVAS)をドイツのシンデルフィンゲンにあるメルセデスベンツ・テクノロジー・センター(MTC)で開発している。 欧州連合(EU)では2019年7月

Vibracoustic<欧州自動車短信>

ドイツの防振・防音部品メーカー、ヴィブラコースティック はこのほど、独南部バーデン・ヴュルテンベルク州のヴァインハイムに新しい材料開発センターを開設した。材料を専門とする従業員25人が自動車業界向けの材料の品質、耐久性、

BMW、ツィプセ氏が新社長に

独自動車大手のBMWは18日、米国工場のあるスパータンバークで開いた監査役会で、オリバー・ツィプセ生産担当取締役が8月16日付けで新社長に就任する人事を発表した。現在社長のハラルド・クリューガー氏は7月初めに任期を延長し

Ford:米フォード、ディーゼル代替でPHV商用バンの実証試験

米自動車大手のフォードは8日、プラグインハイブリッド(PHV)の商用バンを使った実験で、都市部における走行で排出量を劇的に減らせるとともに、企業の日常業務も支障なく遂行できるとする結果を発表した。同実験は企業が主に使用す

PSA:仏PSAが高速道路で自動運転試験

仏自動車大手のPSAは11日、建設・インフラ大手ヴァンシの高速道路事業子会社であるヴァンシ・オートルートと共同で自動運転車の走行試験を実施したと発表した。車両と道路インフラ間の円滑な通信環境の構築を通じ、高速道路において

Toray:東レ、ハンガリーでEV用電池部材を生産

東レは16日、ハンガリー北部ニェルゲシュウイファルにある現地子会社の拠点に、リチウムイオン電池用バッテリーセパレーターフィルム(BSF)工場を新設すると発表した。投資額は1,270億フォリント(3億8,900万ユーロ)。

BMW―英生産を独に部分移管、合意なき離脱見据え―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)が英中部のハムスホールで行うエンジン生産事業をドイツに部分移管する。英国が協定を締結せずに欧州連合(EU)を離脱する懸念が高まっているため。英オクスフォード工場を訪問したオリファー・チプ

Leoni:レオニ―ハーネス事業に集中、電線からは撤退―

自動車部品大手の独レオニ(ニュルンベルク)は10日、経営資源をワイヤーハーネス事業に絞り込む方針を発表した。経営再建に向けた措置の柱となる措置で、電線事業から全面撤退。売却益でハーネス事業を強化する。 電線事業を手がける

セルビア・ノヴィサド市、CNGバス50台の調達入札開始

セルビア第2の都市ノヴィ・サドの公共交通会社GSPノヴィ・サドはこのほど、圧縮天然ガス(CNG)を燃料とする低床式バスの調達入札を開始した。現地メディアによると同社は50台を導入する予定で、8月8日に応札を締め切る。 今

Continental:コンチネンタル―タイにバイクタイヤ工場建設―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は11日、タイ中部のラヨーン県にオートバイ用タイヤ工場を建設すると発表した。欧州、米国、アジア、南米で需要の拡大が続いていることから、グローバルレベルの生産能力を引き上げる。

ロシアの大陸横断道路「メリディアン」、政府が建設を承認

ロシアのメドベージェフ首相は先ごろ、同国を横断する長距離自動車道「メリディアン」の一部区間の建設を承認した。関係省庁に対しては事業母体の「ロシアホールディングカンパニー」と資金確保について協議するよう指示を出した。現地紙

Bosch:ボッシュ―AI研究拠点を独南部に設置―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は10日、人工知能(AI)の研究拠点を西南ドイツのテュービンゲンに建設すると発表した。産業用AI分野の研究で世界のトップグループに入るという目標実現に向けた取り組みの一環。同

エネルギー価格の上げ幅、6月は2.5%に縮小

ドイツ連邦統計局は11日、6月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比が1.6%、前月比が0.3%で速報値と変わりがなかった。エネルギーは前年同月比2.5%増となり、上げ幅が前

Kion:キオン―リチウムイオン電池の合弁生産へ―

フォークリフト大手の独キオン(フランクフルト)は11日、リチウムイオン電池システムの有力メーカーである独BMZホールディングと共同でフォークリフト用リチウムイオン電池の合弁生産会社を設立することで合意したと発表した。需要

Bosch:ボッシュ―包装機械事業を投資会社に売却―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は12日、包装機械事業をルクセンブルクの投資大手CVCキャピタル・パートナーズに売却することで合意したと発表した。取引価格は非公開。年末の売却手続き完了を見込む。 ボッシュは

VW:フォルクスワーゲン―グループ販売10カ月ぶりに増加―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が12日発表した6月のグループ新車販売台数は97万4,400台となり、前年同月を1.6%上回った。増加は10カ月ぶり。これまで低迷していた中国が大幅増へと転じ、全

Daimler:ダイムラー―利益見通しを再び下方修正―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は12日、2019年12月期の営業利益(EBIT)見通しを引き下げた。同社は6月23日にも下方修正しており、1カ月以内に2度の引き下げを行ったことになる。ディーゼル車排ガス不正

VWがフォードとの協業拡大、新たにEVと自動運転技術で

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループは12日、米同業フォードとの協業分野を拡大すると発表した。両社の戦略協業合意の第二弾として、新たに自動運転技術と電気自動車(EV)の分野でも手を結ぶ。これによりシナジー効果

ドイツが欧州最大の電動車市場に

ドイツがノルウェーを抜いて欧州最大の電動車市場になったことが、ベルギッシュ・グラートバッハ経済専門大学(FHDW)付属自動車研究センター(CAM)の調べで分かった。販売が急速に伸びているため。CAMは今後も急拡大が続くと

Leoni:レオニが電線事業から撤退、ハーネス事業に集中

自動車部品大手の独レオニは10日、経営資源をワイヤーハーネス事業に絞り込む方針を打ち出した。経営再建策の柱となる措置で、電線事業から全面撤退し、売却益でハーネス事業を強化する。 電線事業を手がけるワイヤー・アンド・ケーブ

Continental:コンチネンタル、タイにバイク用タイヤ工場建設

自動車部品大手の独コンチネンタルは11日、タイ中部のラヨーン県にオートバイ用タイヤ工場を建設すると発表した。欧州、米国、アジア、南米で需要の拡大が続いていることから、グローバルレベルの生産能力を引き上げる。 3月に開設し

VWとフォード、EV・自動運転でも協業

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループは12日、米フォードとの協業分野を拡大すると発表した。両社が合意した戦略提携の第2弾として、新たに自動運転技術と電気自動車(EV)の分野でも手を結ぶ。これによりシナジー効果

BMWが英生産を独に部分移管、合意なき離脱見据え

高級車大手の独BMWが英中部ハムスホールで行っているエンジン生産事業をドイツに部分移管する。英国が協定を締結せずにEUを離脱する「合意なき離脱」の懸念が高まっているため。英オクスフォード工場を訪問したオリファー・チプセ取

BMW、クリューガー社長が任期延長を辞退

独自動車大手BMWグループは5日、ハラルド・クリューガー社長(53)が任期を延長しない意向をノルベルト・ライトホーファー監査役会会長に伝えたと発表した。同社はこれを受け、7月18日に予定する監査役会で次期社長について協議

Daimler:独ダイムラー、EMC試験施設を開設

独自動車大手のダイムラーは1日、ドイツのシンデルフィンゲンにあるメルセデスベンツ・テクノロジー・センター(MTC)に建設した電磁環境両立性(EMC)および無線周波数(RF)アンテナシステムの試験施設を開設したと発表した。

JLR:英JLR、電動モデル生産を国内にシフト

英高級車メーカーのジャガー・ランドローバー(JLR)は5日、英国で電気自動車(EV)を継続して生産する計画を明らかにした。中部キャッスル・ブロムウィッチの工場を中核拠点とし、第一弾としてフラッグシップモデル「XJ」のEV

VW、ベルリンに「We Campus」開設

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は5日、ベルリンに「We Campus」を開設した。同拠点では、包括的なサービスを提供するプラットフォーム「フォルクスワーゲン・ウィー(Volkswagen We)」を通じて提供す

Bosch:独ボッシュ、AIキャンパスを独テュービンゲンに建設

独自動車部品大手のボッシュは10日、ドイツ南部のテュービンゲンに人工知能(AI)の応用研究施設「ボッシュAIキャンパス」を建設する計画を発表した。投資は約3,500万ユーロ。同拠点の建設に向け、ボッシュは現在、テュービン

Nokian Tyres:ノキアンタイヤズ、スペインに新しい試験場を建設

フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤズは、スペインのサンタ・クルス・デ・ラ・サルサに新しいタイヤ試験センターを建設している。投資額は約6,000万ユーロ。同社にとっては3カ所目の試験施設となる。 新拠点では、一年を通し

TEIJIN:帝人、チェコの複合材料部品メーカーを買収

帝人(大阪市北区)は4日、チェコの自動車向け複合材料部品メーカーであるベネット・オートモーティブ(Benet Automotive s.r.o.)の全株式を取得し、完全子会社にすると発表した。帝人グループの自動車向け複合

Weber Automotive<欧州自動車短信>

独自動車部品会社のウェーバー・オートモーティブ はこのほど、コンスタンツ地方裁判所に民事再生手続きの開始を申請した。同社は、乗用車や商用車向けのエンジンブロックやシリンダーヘッドなどを生産している。メディア報道によると、

VW<欧州自動車短信>

フォルクスワーゲン(VW) のブリュッセル工場では9日、米部品会社アービンメリトールのストライキを受けて生産が停止した。

同工場で生産する「ゴルフ」の生産が将来、停止することにより、ドア部品を供給するアービンメリトールでは150人分の雇用が失われる。

同社はVWに対し、ゴルフの替わりにアウディ「A3」を生産することを求めているという。

Teijin:帝人がチェコ車部品メーカーを買収、複合材料事業を強化

帝人は4日、チェコの自動車用複合材料部品メーカー、ベネット・オートモーティブを買収したと発表した。欧州の自動車用複合材料事業を強化するのが狙い。優れた技術を持つベネットの知見を取り込み、顧客の広範なニーズに対応できるソリ

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