電力・エネルギー

ノースボルト、独北部に工場建設

スウェーデンのリチウムイオン電池メーカー、ノースボルトは15日、ドイツ北部のハイデに工場を建設する計画を発表した。ドイツには有力な自動車メーカーが多いことから白羽の矢を立てた。ピーター・カールソン最高経営責任者(CEO) […]

伊エニ、発電部門の株式49%を売却

伊エネルギー大手のエニは14日、発電部門エニパワーの株式49%を米投資会社シックス・ストリートに売却することで合意したと発表した。クリーンエネルギー事業に軸足を移す戦略の一環で、調達した資金を再生可能エネルギー事業などの

ブルガリア、今後5年でEV充電設備を1万基整備

ブルガリアで5年以内に、再生可能エネルギーを電源とする電動車(EV)用充電設備が1万基整備される見通しだ。非政府団体(NGO)のブルガリア・エネルギー鉱業フォーラムが14日、関連団体の提携目標として発表した。 同フォーラ

EU加盟国、家庭・企業への燃料費補助で合意

EU加盟国は15日に開いた財務相理事会で、燃料費高騰で厳しい状況にある家庭、企業の支援策で合意した。欧州委員会が先ごろ打ち出した方針に沿ったもので、補助金などを交付する。 EUではロシアのウクライナ侵攻の影響で、昨年から

ロシア産石炭・石油への依存、「年内脱却可」=経済相

ドイツのロベルト・ハーベック経済・気候相は日曜版『フランクフルター・アルゲマイネ』紙のインタビューで、ロシアへのエネルギー依存を短期的に大幅に低減できる見通しを明らかにした。それによると、石炭については今秋までに依存を脱

再生エネ助成分担金を7月に廃止、全額国庫負担方式へと転換

ドイツ政府は9日の閣議で、再生可能エネルギー助成分担金を7月1日付で廃止することを柱とする法案の起草支援を了承した。同分担金が消費者や企業の大きな負担となっていることを受けた措置。与党は政権協定で来年1月1日付の廃止を取

エネルギー高騰でインフレ率が一段と上昇

ドイツ連邦統計局が11日発表した2月の消費者物価指数は前年同月を5.1%上回り、上げ幅は前月の同4.9%から一段と拡大した。幅広い分野での原材料・部品不足に伴う価格の上昇が川下に転嫁されていることや、エネルギー価格の高騰

鉱工業生産4カ月連続増加、戦争で再び悪化の懸念

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が8日発表した1月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で100.3(暫定値)となり、前月を2.7%上回った。増加は4カ月連続。建設業が前月の4.0%減か

ノースボルト―独北部に工場建設―

スウェーデンのリチウムイオン電池メーカー、ノースボルトは15日、ドイツ北部のハイデに工場を建設する計画を発表した。ドイツには有力な自動車メーカーが多いことから白羽の矢を立てた。ピーター・カールソン最高経営責任者(CEO)

鉄鋼メーカーが生産停止、電力コスト大幅増でペイせず

鉄鋼製造の独レッヒシュタールヴェルケ(LSW)が本社所在地マイチンゲンにある工場の操業を停止した。電力コストの大幅上昇を受けた措置。広報担当者は10日、「生産は経済的に見合わない」と述べた。ロイター通信が報じた。 同工場

27年までにロシア産化石燃料への依存脱却、EU加盟国が合意

欧州連合(EU)は11日、フランスで首脳会議を開き、ウクライナ危機への対応を盛り込んだ「ベルサイユ宣言」を採択して2日間の日程を終えた。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受け、天然ガスや原油などロシア産化石燃料への依存

ナノテクノロジー技術開発 Naco(ラトビア)

ナノテクノロジーを応用したコーティングソリューションを開発している。グリーン水素生産に向けた独自技術の「EHコーティング」は原子レベルで生成される高密度の薄膜で、電極触媒に用いることで接触抵抗を下げ、耐腐食性を高められる

イスラエル企業、米国で走行中非接触充電技術を実証試験

●ユタ州立大に全長50メートルのテストトラックを整備 ●エレクトロンの同技術はデトロイト市に導入が決定済み 米国の技術研究センター、ASPIRE(「電化道路インフラによる先進サステナビリティ」)はこのほど、イスラエルのエ

独が再エネ助成分担金を7月に廃止、全額国庫負担方式に

ドイツ政府は9日の閣議で、再生可能エネルギー助成分担金を7月1日付で廃止することを柱とする法案の起草支援を了承した。同分担金が消費者や企業の大きな負担となっていることを受けた措置。与党は政権協定で来年1月1日付の廃止を取

ステランティス、EV化加速で売上高倍増目指す

欧州自動車のステランティスは1日、2030年までの経営計画を発表した。電気自動車(EV)の投入を加速するなどして事業を強化し、21年に1,520億ユーロだった売上高を倍増の3,000億ユーロに引き上げることを目指す。 販

労働市場に戦争が影響の恐れ、雇用改善は続く

ドイツ連邦雇用庁(BA)が2日発表した2月の失業者数は242万8,000人となり、前月を3万4,000人下回った。季節要因を加味したベースでも3万3,000人減少しており、デートレフ・シェーレ長官は、労働市場の回復が続い

ヴィンタースハル―ロシアの新規事業停止、ガス管NS2で減損―

独化学大手BASFの燃料資源子会社ヴィンタースハル・デーエーアーは2日、新規のガス・石油採掘プロジェクトをロシアで実施しないと発表した。ウクライナに対するロシアの軍事侵攻を受けた措置で、ガスパイプライン「ノルドストリーム

ユニパー―露の新規事業凍結、LNGターミナル計画再開―

エネルギー大手の独ユニパーは7日、ロシアの新規事業を凍結すると発表した。ウクライナへの同国の軍事侵攻と欧米の対露制裁を踏まえた措置で、露発電子会社PAOユニプロは速やかに売却する。ロシア産天然ガスをバルト海経由で欧州に輸

ダイムラー・トラックなどDAXに昇格

フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所は3日、主要株式指標の入れ替えを発表した。自動車大手ダイムラー(現メルセデスベンツ・グループ)から分離・独立した商用車大手ダイムラー・トラックと、ハノーバー再保険の2社が最上

ステランティス、EV化加速で売上高倍増目指す

欧州自動車のステランティスは1日、2030年までの経営計画を発表した。電気自動車(EV)の投入を加速するなどして事業を強化し、21年に1,520億ユーロだった売上高を倍増の3,000億ユーロに引き上げることを目指す。 販

ゲスタンプ、22工場に自家消費型の太陽光発電設備を導入

スペイン自動車部品大手のゲスタンプは2月22日、マドリッドの太陽光発電事業者パウエン(Powen)と自家消費型発電設備の導入で契約を締結したと発表した。ゲスタンプがスペインの20工場とポルトガルの2工場の屋上に太陽光パネ

制裁の影響鮮明に、露事業凍結の企業相次ぐ

ロシアは2月24日、ウクライナへの軍事侵攻を開始した。これを受けウクライナの経済活動は大幅に鈍化。欧米や日本は強力な対露制裁を発動し、これに反発するロシアも報復措置を打ち出している。戦争と制裁合戦の今後の展開と、経済活動

値上げ計画の企業が一段と増加

Ifo経済研究所が2月25日発表した同月の独価格計画指数(DI)は前月を1ポイント上回る47.1ポイントとなり、これまでに引き続き過去最高を更新した。値上げを計画する企業の割合が値下げ計画の企業を47ポイント以上、上回っ

1月の輸入物価27%上昇、天然ガスは4倍強に

ドイツ連邦統計局が2月25日発表した1月の輸入物価指数は前年同月比26.9%増となり、1974年10月以来の大きな上げ幅を記録した。エネルギーが144.4%増と2.5倍近く上昇し、全体が強く押し上げられた格好だ。エネルギ

EnBW―送電網事業の合弁化を検討―

西南ドイツを拠点とするエネルギー大手EnBWは2月23日、送電網事業を手がける完全子会社トランスネットBWの合弁化を検討すると発表した。再生可能エネルギーをベースとするエネルギー経済の実現に必要な投資資金を確保することが

ユーロ圏財務相会合、対露制裁による代償に対応へ

●「数週間、数カ月後に代償が生じる」=ドナフー議長 ●制裁が貿易に及ぼす影響は限定的=ECBのラガルド総裁 ユーロ圏19カ国は2月25日に開いた財務相会合(ユーログループ)で、ロシアのウクライナ侵攻が欧州経済に及ぼす影響

ユーロ圏財務相会合、対露制裁による代償に対応へ

ユーロ圏19カ国は25日に開いた財務相会合(ユーログループ)で、ロシアのウクライナ侵攻が欧州経済に及ぼす影響について意見を交換した。ドナフー議長(アイルランド財務相)は会合後の記者会見で、ロシアによる報復措置も含めてユー

独エネルギー大手EnBW、送電網事業の合弁化を検討

西南ドイツを拠点とするエネルギー大手EnBWは23日、送電網事業を手がける完全子会社トランスネットBWの合弁化を検討すると発表した。再生可能エネルギーをベースとするエネルギー経済の実現に必要な投資資金を確保することが狙い

1月粗鋼生産1.4%減少

独鉄鋼業界団体シュタールが21日発表した1月の粗鋼生産高は前年同月比1.4%減の325万8,000トンとなり、2カ月ぶりに後退した。昨年10月までは8カ月連続で拡大していたが、その後は低迷している。コロナ禍とエネルギーコ

ソラリス、プラハ市からトロリーバス20編成を受注

●全長24メートルの「トロリーノ24」を受注 ●同モデルの受注台数としては過去最大 ポーランドのバス製造大手ソラリスは18日、チェコ法人のソラリスCZおよびシュコダ・エレクトリックからなるコンソーシアムが、プラハ市の公共

露がウクライナ侵攻なら厳しい制裁、臨時EU首脳会議で一致

●「制裁パッケージの準備は整っている」=EU高官 ●米国は独ロ間のパイプライン計画停止を求める 欧州連合(EU)は17日、ブリュッセルで臨時の首脳会議を開き、ウクライナ情勢について協議した。緊張緩和に向けてロシアとの対話

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