電子、電機

英EV用充電施設大手、ロンドン証取に上場へ

英国の電気自動車(EV)用充電施設運営大手ポッド・ポイントは11日、ロンドン証券取引所(LSE)に上場すると発表した。新規株式公開(IPO)で調達した資金で、需要増大が見込める充電施設の増設を進める。 同社は2009年に […]

ボルボ・カーの完全EV「C40」、ゲント工場で生産開始

スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーは7日、同社にとって2機種目となる純粋な電気自動車(EV)「C40リチャージ」の生産をベルギーのゲント工場で開始したと発表した。新モデルはオンライン販売のみや本革の不使用など、気候中立

フォード、盗難対策の新サービスを導入

米自動車大手フォードの欧州法人(独ケルン)は7日、盗難対策の新サービス「ストールンビークルサービス」を開始したと発表した。同サービスはフォードの警報システム「セキュリアラート(SecuriAlert)」をベースとしており

米半導体大手エヌビディア、英アーム買収巡りEUに是正策提示

米半導体大手エヌビディアが、英半導体設計大手アームを買収する計画を巡り、欧州連合(EU)の承認を得るため、欧州委員会の競争総局に競争上の是正策を提示した。ロイター通信が6日に報じた。 是正案の内容は不明。欧州委は買収に反

トルコの科学者、安価な高性能ソーラーセルを開発

●シリコン基板にGaAs半導体を積層する方法で材料費を抑える ●航空宇宙、防衛産業での利用に期待 トルコでこのほど、高品質が求められる航空宇宙分野や防衛産業向けの安価な薄型ソーラーセルが開発された。一般に同製品にはエネル

ロシアの妊婦アプリ開発企業、200万ドルを調達

●資金は中南米や東南アジアの事業拡大に振り向ける ●アンマの登録ユーザー数は1,000万人、月間利用者数は150万人 ロシアの妊婦向けモバイルアプリ「アンマ妊娠トラッカー(Amma Pregnancy Tracker)」

ロック・テック―欧州初のリチウム工場を独東部に建設―

独カナダ系の資源会社ロック・テック・リチウムは10日、ドイツ東部のブランデンブルク州に水酸化リチウム工場を建設する計画を発表した。水酸化リチウムはリチウムイオン電池の正極材に投入される物質。同州には米電気自動車(EV)大

ドイツポスト―EV子会社を投資会社に売却へ―

ドイツポストは経営不振の電気自動車(EV)子会社ストリートスクーター・エンジニアリングをルクセンブルクの投資会社オーディン・オートモティブに売却する計画だ。独連邦カルテル庁が公表した合併審査手続きリストに掲載されたことか

韓国SKIの電池部品子会社、ポーランド第1工場が始動

●EV用リチウム電池セパレータの年産能力は3.4億平方メートル ●24年第2四半期までに第4工場まで開設の予定 韓国SKイノベーション(SKI)の系列企業であるSKアイイーテクノロジー(SKIET)が6日、ポーランド南部

テスラ―独工場が年内に生産開始見通し―

電気自動車(EV)大手の米テスラは独グリュンハイデに建設中の車両組み立て工場の操業を年内にも開始する見通しだ。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は9日に実施した工場一般公開の最終イベントで、早ければ11月に生産、1

独VWの東欧セル工場、立地決定は来年上半期

●立地候補はハンガリー、ポーランド、スロバキア、チェコ ●チェコではシュコダ自を介してeモビリティ振興で協力 欧州自動車最大手の独フォルクスワーゲン(VW)は11日、東欧に設置する電動車(EV)向け二次電池セルの工場立地

フォルクスワーゲン―東欧セル工場、来年上期に立地決定―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は11日、東欧に設置する車載電池セル工場の立地選定を来年上半期中に完了すると発表した。欧州6カ所で整備を計画する工場のうちの1つで、2027年の稼働を予定する。ハンガリー、ポーラン

デュル―電極コーティング装置受注、ポルシェ子会社から―

機械大手の独デュルは11日、車載電池セルの開発・製造を手がける独セルフォースから電極コーティング装置を受注したと発表した。デュルは電動車の今後の需要拡大を見据え、「戦略的に重要な受注を獲得した」としている。 セルフォース

ZF―自動運転ソフトのスタートアップと戦略協業―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは7日、自動運転ソフトウエア開発の英スタートアップ企業オクスボティカと戦略パートナーシップを締結したと発表した。次世代モビリティ事業を強化する戦略の一環。「レベル4」の自動運

メルセデスベンツ―7-9月期販売30%減少―

独ダイムラーの乗用車・バン子会社メルセデスベンツが6日発表した7-9月期の乗用車販売台数は前年同期比30.5%減の43万4,784台と大幅に縮小した。半導体不足の深刻化が反映されており、バンを含めた同社全体の販売台数も2

BMW―7-9月期販売12%減少―

高級車大手の独BMWが7日発表した7-9月期のグループ乗用車販売台数は59万3,189台となり、前年同期を12.2%下回った。半導体不足の深刻化が響いた格好。ただ、同社は他社に比べ半導体問題の影響が小さい。競合メルセデス

乗用車生産、今年は歴史的低水準に 半導体不足が直撃

独自動車工業会(VDA)が今年の国内乗用車生産台数を従来予測の360万台から290万台へと大幅に引き下げた。半導体不足に起因する生産調整を踏まえたもので、過去最高となった2016年(575万台)と比べるとほぼ半減する。コ

上期の乗用車タイヤ生産、コロナ禍前比25%減に

ドイツ連邦統計局が11日発表した上半期の国内乗用車タイヤ生産台数は1,950万本だった。コロナ禍で生産が激減した前年同期(1,630万本)を20.0%上回ったものの、コロナ禍前の2019年同期(2,620万本)に比べると

小売店の4社に3社が調達難に直面

原材料不足に伴う製造業の生産調整のしわ寄せが小売業にも広がっている。Ifo経済研究所がドイツの小売店を対象に実施した9月のアンケート調査によると、商品が思うように入荷しないとの回答は74%に達した。調査担当者は「クリスマ

センサー製造のセンシリオン、ハンガリー新工場の運営好調

●デブレツェン工場の拡張は受注好調を受けた生産拡大措置 ●同拠点では自動車向けセンサーの開発チームも結成 スイスのセンサー部品大手センシリオンが今年夏にハンガリー東部のデブレツェン工場に新設した生産棟が順調に稼働している

蘭ヒア、ロンドン交通局などと協力し大気汚染を改善

蘭デジタル地図大手のヒア・テクノロジーズは9月30日、独ボッシュ、ロンドン交通局(TfL)と協力し、同市の大気汚染を改善するプロジェクトに取り組んでいると発表した。ヒアの位置情報データと大気質の測定データをもとに対象区域

輸入物価の上げ幅が一段と拡大、8月は16.5%に

ドイツ連邦統計局が9月29日発表した8月の輸入物価指数は前年同月を16.5%上回り、上げ幅は前月の同15.0%を一段と上回った。エネルギーと中間財がこれまでに引き続き全体を強く押し上げ、第2次石油危機の渦中にあった198

ワンス―ソフトバンクGなどから資金調達―

IoTサービスの独スタートアップ企業ワンス(1NCE)は9月29日、ソフトバンクグループや電気通信大手のドイツテレコムから総額5,000万ドルの資金を調達したと発表した。事業の国際化促進とクラウドベースのIoTプラットホ

ZF―ソフト会社買収、「つながる車」分野で協業深化へ―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは1日、提携先の独ソフト会社ダブルスラッシュへの出資比率を従来の40%から51%に引き上げ子会社化したと発表した。「つながる車」分野の協業を深化させる考え。 ダブルスラッシュ

ロールスロイス―30年までにEV専業へ―

独高級車大手BMW傘下の英ロールス・ロイス・モーター・カーズは9月29日、2030年までにガソリン車の製造・販売を打ち切ると発表した。23年に初の電気自動車(EV)を発売するのを皮切りに新車のEVへの切り替えを進め、EV

コンチネンタル―業界の構造転換受け組織再編―

自動車部品大手の独コンチネンタルは9月30日、組織再編計画を発表した。自動車業界の構造転換をチャンスととらえ競争力を一段と強化する狙い。組織を簡素化し、経営のスピードと透明性を高める考えだ。ソフトウエア分野のコンピテンス

オペル―アイゼナハ工場の操業年末まで停止、半導体不足で―

自動車大手ステランティスのドイツ子会社オペルが同国中部のアイゼナハにある完成車工場の操業を10月4~10日の週から停止する。半導体不足を受けた措置で、少なくとも年内は工場を閉鎖する。業界紙『オートモビルボッヘ』が報じた。

レオニ―産業用電線事業を米ビズリンクに売却―

自動車部品大手の独レオニは1日、ケーブル接続ソリューション大手の米ビズリンク・ホールディングに産業用電線事業を売却する見通しを明らかにした。ビズリンク取締役会の承認を経て成約する。レオニは経営再建を進めており、取引の成立

BMW

高級車大手の独BMWは9月30日、2021年12月期の業績予測を引き上げた。半導体不足で生産・販売台数は押し下げられているものの、新車と中古車の販売価格上昇で十二分に相殺されることから上方修正。自動車部門の売上高営業利益

再生エネベースの航空機燃料、世界初の量産開始

再生可能エネルギー電力ベースの「持続可能な航空燃料(SAF)」を量産する施設の開所式が4日、ドイツ北部のヴェルルテで行われた。再生エネベースのSAFを量産するのは世界初。式典にはアンゲラ・メルケル首相などが参列した。 S

製造業の原材料不足がまたも記録更新

原材料不足に苦慮する独メーカーの割合が9月は77.4%に達し、前月(同69.2%)に引き続き過去最高を更新したことが、Ifo経済研究所の企業アンケート調査で分かった。調査責任者は「調達サイドのボトルネックはますます狭まっ

コンピュータービジョン技術開発 トルコ

人工知能(AI)を用いた労災防止ソリューションを開発している。コンピュータービジョン技術を使って職場における違反行為を監視・検出し、事故を未然に防ぐことで、企業や組織の労働安全衛生(HSE)業務をサポートする。9月に実施

旧ユーゴのカルト車「ユーゴ」、電動モデルで復活か

●リマックやフィアットなどのプロジェクト参加を予想 ●バッテリーにセルビアで産出したリチウムを用いる構想 セルビアで旧ユーゴスラビア時代の自動車を復活させる構想が出ている。自動車デザイナーのデヤン・フリストフ氏が企図して

独ITセキュリティ当局が小米スマホを調査

ドイツ連邦情報技術セキュリティ庁(BSI)が中国メーカー小米のスマートフォンの技術調査を開始した。同社製スマホに不当な検閲機能が組み込まれているとするリトアニア国防省の発表を受けたもの。監督官庁である連邦内務省の広報担当

デジタル化推進を経済界が次期政権に要求

次期政権の課題としてデジタル化の推進を挙げる企業が最も多いことが、ドイツ商工会議所連合会(DIHK)のアンケート調査で分かった。行政手続きの迅速化を求める声も強く、ペーター・アドリアン会長は「強力なデジタルインフラと迅速

独コンチネンタル、AIチップの中国企業と合弁

自動車部品大手の独コンチネンタルは9月29日、人工知能(AI)チップを手がける中国スタートアップ企業、地平線機器人(ホライズン・ロボティクス)と合弁会社を設立することで合意したと発表した。車載AIの開発と商業化の加速が狙

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