電子、電機

蘭トムトム、自動車メーカー向けにクラウド標準のナビを新開発

オランダのデジタル地図サービス大手トムトムは3月25日、自動車メーカー向けの最新ナビゲーションシステム「トムトム・ナビゲーション・フォー・オートモーティブ」を開発したと発表した。同システムはクラウド標準の組み込み(インダ […]

リリウム―SPAC活用しナスダック上場へ―

空飛ぶタクシーを開発中の独リリウムは30日、米国で新規株式公開(IPO)を実施すると発表した。IPOの新たな手法として注目を集めている特別買収目的会社(SPAC)を活用して事業資金を調達。2024年に予定する量産などの準

フィリップス―家電部門を中国ファンドに売却―

ヘルスケア大手の蘭フィリップスは25日、家電事業を中国の投資ファンド、ヒルハウス・キャピタルに売却すると発表した。売却額は37億ユーロ。2021年7-9月期の売却手続き完了を見込む。 フィリップスは家電が看板だったが、こ

BASF―高吸水性樹脂のパイロット設備を設置―

化学大手の独BASFは25日、ベルギーのアントワープにある統合生産拠点内に高吸収性樹脂のパイロット設備を設置すると発表した。より優れた特性を持つ製品を開発することが狙い。アントワープ拠点は同社最大の高吸収性樹脂工場である

ヴィテスコ

独コンチネンタルから分離予定のパワートレイン子会社ヴィテスコ・テクノロジーズは25日、韓国の現代自動車から大型受注を獲得したことを明らかにした。電動車の充電時間短縮に寄与する800ボルトパワーエレクトロニクスを供給する。

ドイツ鉄道が光ファイバー網を単独構築へ

ドイツ鉄道(DB)は26日、全路線に光ファイバー通信網を敷設する計画をすべて自力で行うと発表した。他社との共同プロジェクトに切り替える構想を実現するメドが立たないことから、単独で完成させることにした。 DBは輸送能力を拡

トレイトン、EVへのシフト加速

独フォルクスワーゲン(VW)の商用車子会社トレイトンは22日、電気自動車(EV)の研究・開発投資を大幅に拡大すると発表した。2025年までの投資総額を従来計画の10億ユーロから16億ユーロに引き上げる。これと並行して内燃

丸紅、エストニアのウルトラキャパシタメーカーに出資

丸紅は5日、ウルトラキャパシタ(電気二重層キャパシタ)の開発製造を手がけるエストニアのスケルトン・テクノロジーズに出資すると発表した。日本とアジア地域で同社製ウルトラキャパシタの販売と次世代蓄電技術の用途・顧客開拓を行う

ティッセンクルップ―中国で電動車向けダンパー生産―

独複合企業ティッセンクルップは18日、子会社ティッセンクルップ・ビルシュタインが中国でダンパーを製造すると発表した。同国の複数の電動車メーカーから受注を獲得したことから現地生産に踏み切る。 上海と南京の中間に位置する常州

パナソニック―欧州民生用電池事業を独社に売却―

パナソニックは17日、欧州で展開する民生用電池事業をドイツの投資会社オーレリウスグループに売却することで合意したと発表した。将来性の高いアジア、中南米市場などへの投資を重点強化する方針を受け、成熟市場の欧州から撤退する。

欧州特許申請で韓中3社が上位独占、欧州勢は5位が最高

欧州特許庁(EPO)が16日発表した2020年の特許出願件数は18万250件となり、過去最高となった前年を0.7%下回った。コロナ禍が影響したもよう。出願者トップ3を前年に引き続き韓国と中国企業が占めており、欧州企業はエ

VWなど10社が脱炭素に1000億ユーロ投資

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)やエネルギー大手の伊エネルなど欧州10社の社長が立ち上げた「欧州の復興・改革・回復力のためのCEOアライアンス」は19日にポジションペーパーを発表した。各社とその製品の脱炭素に向け

電機貿易の収支が18年ぶり赤字に

独電気電子工業会(ZVEI)が19日発表した同国の1月の電機製品輸出高は166億ユーロとなり、前年同月を5.0%下回った。前月はコロナ禍の発生後、初めて増加へと転じていたが、1月は再び減少。ZVEIのチーフエコノミストは

丸紅、エストニアのウルトラキャパシタメーカーに出資

丸紅は5日、ウルトラキャパシタ(電気二重層キャパシタ)の開発製造を手掛けるエストニアのスケルトン・テクノロジーズへの出資を発表した。日本とアジア地域で同社製ウルトラキャパシタの販売と次世代蓄電技術の用途・顧客開拓を行う。

書店などの優遇撤回、NRW州がコロナ規制で

独西部のノルトライン・ヴェストファーレン(NRW)州政府は22日、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するための州令を改正した。同日に公開された裁判所の決定で、同州令は憲法で保障された平等原則に反するとの判断が示されたため

トルコ自動車大手トファシュ、生産を2週間停止

トルコ最大の複合企業コチ・ホールディングと伊フィアット・クライスラーの合弁自動車メーカー、トファシュが19日、生産を停止した。半導体不足が原因で、来月5日まで2週間、工場の稼働を休止する。ルノーのトルコ合弁会社オヤック・

独企業の2割弱が存続の危機

コロナ禍の影響で存続の危機にさらされている企業の割合がドイツで18.7%に上ることが、Ifo経済研究所が2月に実施したアンケート調査で分かった。11月に比べ1.1ポイント増加している。調査担当者は「資金繰りに問題のある企

BMW―EV販売比率を30年に50%超へ、エンジン開発は継続―

高級乗用車大手の独BMWは17日、車両の電動・デジタル化に向けたロードマップを発表した。競合フォルクスワーゲン(VW)も同様の計画を前日に打ち出したばかり。独メーカーは構造転換に向けた長期の時程表を明確化している。 BM

ポルシェ―30年までに炭素中立へ―

フォルクスワーゲン(VW)の高級スポーツ車子会社ポルシェは、二酸化炭素(CO2)の排出量を差し引きでゼロにする炭素中立(カーボンニュートラル)を2030年までに実現する目標だ。オリファー・ブルーメ社長が週刊紙『ツァイト』

ポルシェ―クロアチアのリマックと合弁協議―

独フォルクスワーゲン(VW)の高級スポーツ車子会社ポルシェがVW傘下ブランドのブガッティをクロアチアの電気自動車(EV)メーカー、リマックと合弁事業化する方向で協議している。VWのヘルベルト・ディース社長が16日、明らか

トレイトン―電動車シフト加速、燃料電池車には否定的―

独フォルクスワーゲン(VW)の商用車子会社トレイトンは22日、電動車の研究・開発投資を大幅に拡大すると発表した。2025年までの同投資総額を従来計画の10億ユーロから16億ユーロへと拡大する。これと並行して内燃機関車用パ

コンチネンタル―運転アシスト・自動運転を新事業領域に―

自動車部品大手の独コンチネンタルは16日の監査役会で、運転アシスト・自動運転システム事業を2022年1月1日付でオートモティブ・テクノロジーズ部門内の独立事業領域「オートノモス・モビリティ(AM)」へと格上げすることを決

VWのEV用電池工場、30年までに欧州6カ所に

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は15日、電気自動車(EV)用電池の生産を拡大すると発表した。2030年までに欧州の6カ所に工場を建設する。6工場を合わせた年産能力は240ギガワット時(GWh)に上る。 VWはE

パナソニック、欧州民生用電池事業を独社に売却

パナソニックは17日、欧州で展開する民生用電池事業をドイツの投資会社オーレリウス・グループに売却することで合意したと発表した。将来性の高いアジア、中南米市場などへの投資を重点強化する戦略に沿って、成熟市場の欧州から撤退す

独ZF、EV向け800Vシステムを量産へ

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは9日、800ボルトの高電圧システムに対応した電気自動車(EV)用ドライブトレインのコンポーネントの量産を開始すると発表した。800ボルトの電源システムは従来の400ボルトシ

EV用電池のノースボルト、米スタートアップ企業を買収

電気自動車(EV)用リチウムイオン電池を手がけるスウェーデンのノースボルトは10日、米国の電池技術スタートアップ企業キュバーグを買収したと発表した。キュバーグの革新的な技術を活用し、高出力の次世代電池を開発する計画だ。買

独オペルの新「モッカ」、LEDライト「IntelliLux」を搭載

仏自動車大手PSAの独子会社オペルは4日、小型SUV「モッカ」の新モデルにグレアフリー(防眩)ハイビーム機能を備えた最新のLEDマトリクス・ライトシステム「IntelliLux」を搭載すると発表した。上位モデルは標準装備

メルク―空間仕切り用の液晶ガラスを市場投入―

化学大手の独メルクは10日、特定の空間を必要に応じて透明にしたり外部から見えなくする液晶ガラス「アイライズi350」を市場投入すると発表した。電子機器以外の分野に液晶の用途を拡大する取り組みの一環。窓ガラスの透過率を自由

ファルタ―電動車向けを生産へ―

電池大手の独ファルタが電動車向けの電池を生産する。経済誌『ヴィルトシャフツボッヘ』が報じ、同社が追認したもので、広報担当者は本社所在地エルヴァンゲンの工場にパイロット生産ラインを設置し年末から製造を開始することを明らかに

住友電気工業―独社との印送電プロジェクト、商業運転開始―

住友電気工業は16日、独シーメンス・エナジーと共同受注したインドの送電システムが商業運転を開始したと発表した。同国の送電系統の安定と、再生可能エネルギー電力の効率的な利用に寄与するとしている。 両社は2017年、印送電公

欧州の電池セル生産能力、25年までに700万台分に

ドイツのペーター・アルトマイヤー経済相とフランスのブリュノ・ル・メール経済・財務相、欧州連合(EU)欧州委員会のマロシュ・シェフチョビッチ副委員長(エネルギー同盟担当)は経済紙『ハンデルスブラット』への共同寄稿文で、欧州

電機業界受注5カ月連続増、景況感は10カ月連続改善

ドイツ電気電子工業会(ZVEI)が9日発表した独業界の1月の新規受注高は前年同月比を2.3%上回った。増加は5カ月連続。国内受注が0.1%、ユーロ圏(ドイツを除く)が1.8%増加。ユーロ圏外は5.3%増となり、前月の1.

アマゾンがルーマニアに新拠点、ソフト開発など展開

ネット通販大手の米アマゾンは9日、ルーマニアでセキュリティ機器やソフトウエア関連事業の新拠点を複数開設する計画を明らかにした。西部のティミショアラと北東部のヤシに新オフィスを設置し、世界全体に向けたサービスを提供する。年

中国スマホ大手シャオミ、トルコ工場でテレビも生産

中国のスマートフォン大手シャオミ(小米科技)はトルコで生産する製品の種類を拡充する方針だ。現地法人の幹部の話として『デイリー・サバ』紙がこのほど報じたもので、将来的にテレビなども生産していく。シャオミは今月中に同国でスマ

グリーン水素で独がサウジと協業へ

ドイツ政府は11日、グリーン水素の分野でサウジアラビアと協業することで基本合意した。ドイツは再生エネ中心のエネルギー構成を実現する戦略の一環でグリーン水素を大量に必要としており、その多くを国外から調達する方針。サウジの太

「化石燃料のエンジン車は35年までに禁止」=交通相

ドイツのアンドレアス・ショイアー交通相は日曜版『ヴェルト』紙のインタビューで、「化石燃料を用いるエンジン車を2035年までに止めることは我々の目標でなければならない」と述べ、15年以内の販売禁止に意欲を示した。その一方で

インフレ率が11カ月来の水準まで回復、2月は1.3%

ドイツ連邦統計局が12日発表した2月の消費者物価指数は前年同月比1.3%増となり、インフレ率は昨年3月以来11カ月ぶりの高水準まで回復した。新型コロナ危機対策の一環で昨年7月に引き下げられた付加価値税率が1月から元の水準

独コンチネンタル、昨年のルーマニア投資額は1.5億ユーロ

独自動車部品大手コンチネンタルは11日、2020年の対ルーマニア投資が1億5,000万ユーロに達したと発表した。今年も同じ規模の投資を計画している。 当初は2億ユーロを投資する予定だった。同社は声明で、昨年の最も重要な投

卸売物価が2年2カ月ぶりの上げ幅に、2月は2.3%

ドイツ連邦統計局が15日発表した2月の卸売物価指数は前年同月比2.3%増となり、2018年12月以来2年2カ月ぶりの大きな上げ幅を記録した。物価を最も強く押し上げたのは鉱石・金属(半製品を含む)で、15.3%上昇した。鉄

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