IT産業

産業プラント狙ったマルウエア、感染広がる

シーメンスの産業用インフラシステムを標的とするマルウエア(悪意あるソフトウエア)「Stuxnet」の感染が広がっている。イラン政府当局が先月25日、同国内でコンピューター3万台、サーバー数千台が感染したことを認めたほか、 […]

第2四半期の実質賃金、2.3%の大幅上昇に

連邦統計局が22日発表した2010年第2四半期のドイツの賃金上昇率はインフレ率調整後の実質で前年同月比2.3%に達し、2007年の統計開始以来、最大の上げ幅となった。操短の対象となる就労者の数が大幅に減ったことが大きい。

中興通迅、ポーランドで通信網拡充

中国の通信設備大手である中興通迅(ZTE)が、ポーランドの移動通信企業Polkomtelから通信網の拡充を受注した。契約規模は明らかにされていない。 \ 450メガヘルツ周波数帯用のCDMA最新設備を設置することで既存網

IBM、ブダペストなどに解析センター開設

IBMがブダペストなど欧州3都市に解析センターを開設する。企業の意思決定を支援するデータ解析技術の研究が目的で、世界の解析センター網の一翼を担う。IBMはグローバル戦略の一環として、2015年までに1,600万米ドルをビ

IT関税めぐる通商紛争、EUの敗訴確定

EUは21日、IT(情報技術)機器への関税をめぐる日本、米国、台湾との通商紛争で、日米側の主張を支持した世界貿易機関(WTO)の裁定を受け入れ、上訴しないことを明らかにした。これによりEUは敗訴が確定し、情報技術協定(I

シーメンスPLMソフトウェアと独ファクトンが戦略提携

製品ライフサイクル管理(PLM)ソフト大手のシーメンスPLMソフトウェアと見積計算ソフトを手がける独ファクトン(ポツダム)は、PLM事業で戦略提携することで合意した。両社の製品を統合し、製品開発の段階で最終コストを計算で

独RTT、3Dビジュアル化ソフトの新バージョンをリリース

産業用3次元コンピューター・グラフィックス(CG)サービス会社のリアルタイム・テクノロジー(RTT、ミュンヘン)は13日、3次元可視化ソリューション「RTT DeltaGen」の最新バージョンをリリースした。新バージョン

Siemens AG―IT部門を10月1日付で分社化―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は19日、業績不振のIT部門SISを10月1日付で分社化し、100%傘下の有限会社にすると発表した。同部門が自立経営できるようにするのが狙いで、2010~12年の3年間に約5億ユー

Deutsche Lufthansa AG―機内ネットサービスなど再導入―

航空大手の独Lufthansa(フランクフルト)が機内でのネットサーフィンやSMS(携帯電話のショート・メッセージ・サービス)の利用サービスを数年ぶりに再導入する。対象となるのは長距離路線で、まずは今秋から大西洋路線でス

Nokia Siemens、鉄道通信システムセンター設立

世界2位の通信インフラ企業であるノキア・シーメンス・ネットワークス(NSN)は、ブダペストに鉄道通信ソリューションを提供するグローバル・コンピテンス・センターを設立する。13日付の現地紙『ネープサバッチャーグ』が報じた。

ドイツテレコム、ネットワーク関連新事業開始

ドイツテレコムは7日、新たに「インテリジェント・ネット・ソリューション」事業を開始すると発表した。車両、電力、医療の3分野において高度な情報通信ネットワーク向けのソリューションを開発するもので、2015年までに売上高で1

フォード、ICタグで新車輸送管理

フォード・ドイツのケルン工場が導入した無線ICタグ(RFID)を使った自動車の輸送管理システムが大きな効果を挙げている。同工場のクリス・バルトキエヴィッツ氏によると、新システムの導入以来、出荷ミスがほぼゼロになったほか、

仏アルトラン、ドイツにソフト開発拠点開設

技術コンサルティング大手の仏アルトランは、ミュンヘンにソフトウエア開発拠点を開設する方針だ。同社のリーダー・キルスタン取締役(自動車事業担当)が明らかにしたもので、新拠点では車載ソフトウエア制御装置などを中心に開発すると

Axel Springer AG―仏ポータル会社買収へ―

メディア大手の独Axel Springer(ベルリン)は9日夜、不動産ポータルサイトを運営する仏SeLoger.comに対する株式公開買い付け(TOB)計画を発表した。案内広告市場の重心が新聞などのプリントメディアからイ

フィッシング詐欺が再び急増、09年は64%増に

連邦警察庁(BKA)と独情報通信業界連盟(Bitkom)は6日、2009年の国内ハイテク犯罪に関する報告書を発表した。それによると、電子計算機使用詐欺、電磁記録の不正作出、電子計算機損壊等業務妨害などの狭義のコンピュータ

ダイムラー、IT業務をTシステムズに委託

独自動車大手のダイムラーは、ドイツテレコムの法人サービス部門であるTシステムズにIT業務を委託したもようだ。Tシステムズは今後、ダイムラーの自動車開発、生産から納品に至る60余りのITシステムのメンテナンス業務を引き受け

仏ITサービス大手、ブラジル同業を傘下に

コンサルティング・ITサービスで世界的大手の仏キャップジェミニは2日、ブラジルのITサービス大手CPMブラキスの株式の55%を5億3,300万レアル(2億3,300万ユーロ)で取得することで合意したと発表した。これにより

IFA2010開幕、出展数・展示面積とも過去最高に

世界最大のコンシューマー・エレクトロニクス展「IFAベルリンショー」が3日、ベルリンで開催された。50回目の節目となった今回の出展者数は前年を23%上回る1,423社、総展示面積は11%増の13万4,000平方メートルと

IT大手アセコ、イスラエル競合を買収

中欧IT最大手であるポーランドのアセコが、イスラエルの競合企業フォーミュラ・システムズを買収する。国外事業を強化する戦略の一環で、同社のノウハウを獲得し、米国市場進出の足がかりとする狙いだ。 \ イスラエルのソフト開発会

企業の25%がコンピューター犯罪の被害に

国際会計・コンサルティング大手のKPMGがドイツ企業の経営者500人を対象に4~6月に実施したアンケート調査によると、過去3年間にコンピューター犯罪の被害に遭った企業は全体の25%を占めた。経営者の86%がこの問題を深刻

独インフィニオン、携帯電話用チップ部門をインテルに売却

半導体大手の独インフィニオンは8月30日、携帯電話機向けチップ部門(WLS)をCPU世界最大手の米インテルに売却すると発表した。取引金額は約14億ドル。今後は経営資源を自動車、産業、セキュリティ分野に集中させる意向だ。取

Smartrac N.V.―投資会社OEPが友好的TOB―

フランクフルト市場に上場する電子タグ(RFID)大手の蘭Smartracに対しJ.P.Morgan傘下の投資会社One Equity Partners(OEP)が友好的な株式公開買い付け(TOB)を実施する。戦略提携合意

新型身分証明書、セキュリティに問題か

11月からドイツで導入される新しい身分証明証(電子IDカード)でセキュリティ上の懸念が浮上している。独公共放送ARDの情報番組「PlusMinus」は8月24日放送の中で、ハッカー団体Chaos Computer Clu

独3次元CGソフト会社RTT、シーメンスから出資受け

産業用3次元コンピューター・グラフィックス(CG)サービス会社のリアルタイム・テクノロジー(RTT、ミュンヘン)は17日、シーメンスの投資部門(シーメンス・ベンチャー・キャピタル、SVC)から出資を受けることになったと発

独エンジニアリング会社、IAAで新ソリューション発表

独エンジニアリングサービス大手のユーロ・エンジニアリング(ウルム)は、今年のIAA国際商用車見本市(ハノーバー、9月23~30日)で路線バス向けハイブリッドモジュールのコンセプトを発表する。ディーゼルエンジン、燃料電池、

NXP Semiconductors―身分証用ICチップを独政府から受注―

半導体大手の蘭NXP(アイントホーフェン)は19日、ドイツ連邦内務省から新しい身分証明書用のICチップを受注したと発表した。内務省は同チップが安定的に納入されることを期して他のメーカーにも発注するとみられ、独半導体大手の

Also Holding AG―同業Actebisと合併へ―

エレベーター大手Schindlerは13日、情報通信(ICT)機器や家電の物流・販売を手がける子会社Also(スイス・エメン)が、投資会社Droege International Group傘下の同業Actebis Gm

Roche

スイスの製薬大手Rocheは23日、子会社のVentana Medical Systems Inc.がデジタル病理ソリューションの米BioImagene, Inc.を約1億ドルで完全買収すると発表した。がん診断事業を強化

Deutsche Post

郵便・物流大手のDeutsche Postは24日、オンライン広告事業者のnugg.ad AG(ベルリン)を買収しネット広告市場に参入すると発表した。Deutsche Postは低迷が続く郵便事業に代わる成長の柱としてネ

中興通迅、ハンガリーで通信網構築へ

中国の通信設備メーカーである中興通迅が、ノルウェーの通信大手テレノールからハンガリー移動通信網の構築業務を受注した。取引規模は公表されていないが、英『フィナンシャル・タイムズ』紙によると、2億ユーロに上るもよう。新しい通

Gamescom来場者25万突破、モーションセンサーなどに注目

欧州最大のゲーム見本市「Gamescom」が8月18~22日の5日間、開催された。会場をライプチヒからケルンに移転して2回目となった今回は33カ国から505社が出展、発表された新作ゲームも200本となり、ともに前年を大き

Deutsche Telekom AG―黒字転換―

電気通信大手のDeutsche Telekom(ボン)が5日発表した2010年6月中間決算の最終損益は12億4,200万ユーロの黒字で、前年同期の赤字(6億300万ユーロ)から大きく改善した。前年同期は英携帯電話サービス

半導体メーカーが独工場を相次ぎ拡張

世界の大手半導体メーカーがドイツでの生産拡大を急いでいる。背景にあるのは世界的な景気回復に伴う需要拡大とドル高ユーロ安。自動車向け半導体やパスポート、銀行カード用チップなど、ドイツの半導体技術の高さも魅力だという。独経済

IFAが大きく成長の見通し、3Dテレビに高い関心

今年で50回目を迎える世界最大のコンシューマー・エレクトロニクス展IFAベルリンショー(開催日9月3~8日)がこれまでにない規模に拡大しそうだ。IFA会場のベルリン見本市会社によると、発表予定の新製品の件数がこれまでで最

シーメンス、TNK-BPのIT子会社を買収

独シーメンスの情報技術(IT)部門であるシーメンスITソリューションズ・アンド・サービス(SIS)が、ロシア同業LLC TBinformを完全買収する。ロシアの連邦独占禁止局(FAS)がこのほど、同取引を正式に承認した。

NTTデータ―独子会社が英ITサービス企業を買収―

NTTデータは9日、独子会社のitelligence(ビーレフェルト)がITサービスの英Chelford SAP Solutions(ベイジングストーク)を完全買収したと発表した。英国における中堅企業向けSAPビジネスの

Infineon Technologies AG―携帯チップ部門を売却か―

半導体大手の独Infineon(ミュンヘン)は2日、携帯電話機向けチップを手がけるワイヤレス・ソリューションズ(WLS)部門に関心を示す企業と交渉を進めている事実を明らかにした。同部門を売却するのか他社との合弁会社にする

Infineon Technologies AG―4-6月期の売上高は6割増に―

半導体大手の独Infineon(ミュンヘン)が7月28日発表した4-6月期(第3四半期)決算の売上高は前年同期比59%増の12億900万ユーロと大幅に拡大した。携帯電話向けチップの受注急増が奏功、4期連続で増収となった。

Nokia Siemens Networks B.V.―出資者模索か―

NokiaとSiemensの通信設備合弁会社Nokia Siemens Networks(NSN、フィンランド・エスポー)が出資者の確保に向けて交渉を開始したもようだ。欧米の各種メディアが報じたもので、NokiaとSie

シーメンスの産業制御システムがマルウエアの標的に

シーメンスの産業制御システム「SCADA」を標的とするマルウエア(悪意あるソフトウエア)が出回っている。「Stuxnet」と呼ばれる同マルウエアは、マイクロソフトのWindows XP またはそれ以降のオペレーティングシ

政府主導の「De-Mail」でセキュリティ問題が浮上

法的拘束力を持つ安全性の高い電子メールの実現に向け政府が導入予定の「De-Mail」でセキュリティ上の懸念が浮上している。IT専門家の間からはメール傍受のリスクを排除できないとして、今秋に予定されているDe-Mail法の

ノキア・シーメンス、モトローラの事業買収

通信ネットワーク機器大手のノキア・シーメンス・ネットワークス(NSN)は19日、米モトローラの無線ネットワーク機器事業を買収することで合意したと発表した。買収総額は12億ドル。これによりNSNは米国、日本を中心に携帯電話

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