企業情報

クーカ―モジューラー建築向け事業に参入―

ファクトリーオートメーション(FA)大手の独クーカがモジューラー建築向け事業に参入した。建築現場の人材不足や建築価格の上昇を背景にニーズが急速に拡大しているためだ。ゲラルト・ミース取締役への取材をもとに12日付『フランク […]

ルフトハンザ―機内食事業からの撤退完了―

航空大手の独ルフトハンザは5日、機内食子会社LSGグループを欧州投資大手アウレリウスに売却することで合意したと発表した。LSGの欧州事業は2019年時点で航空会社向けサービスを手がけるスイス企業ゲートグループに売却済み。

ドイツテレコム―TモバイルUSの過半数株獲得―

電気通信大手ドイツテレコムは5日、米移動通信大手TモバイルUSへの出資比率を約50.2%へと拡大し子会社化したと発表した。これまではソフトバンクグループ(SBG)から時限付きで付与された決議権を加えて過半数決議権を行使し

バイエル―ウクライナに6000万ユーロ投資―

ライフサイエンス大手の独バイエルは4日、ウクライナ北部のPochuiky(ジトーミル州)にある工場に6,000万ユーロを投資すると発表した。種子調整施設を拡張する意向で、機械と防空壕を設置する。 バイエルは同工場を201

レノ―経営破たん―

ハーメルン区裁判所は3月29日、靴販売チェーンのレノ(RENO)を対象に会社更生手続きを開始すると発表した。ドイツでは2020~21年の新型コロナ危機と22年以降の高インフレのしわ寄せで、衣料品・靴販売店の経営が悪化。有

ノルディック―グリーン水素事業に参入―

陸上風力発電用のタービンを手がける独ノルディックは3月31日、グリーン水素分野の合弁会社2社を設立したと発表した。風力タービン市場は競争が厳しいことから、安定した経営を保てるようにするため、将来性の高い水素事業に参入する

シーメンス―製造業のCO2排出管理でNTT2社と協業―

電機大手の独シーメンスは4日、製造業の脱炭素化に向けNTTコミュニケーションズ、NTTデータの2社と協業すると発表した。シーメンスのビジネスプラットホーム「Xcelerator」とカーボンフットプリント(CFP)管理ソフ

レオニ―身売りへ、減資・増資などで経営再建―

経営危機に直面するケーブル大手の独レオニは3日、同社の再建案に過半数の債権者および大株主シュテファン・ピーラー氏が同意したと発表した。再建案は債務整理と減資・増資手続きを通して経営の立て直しを図るというもの。同社は再建案

ツァイス―露光装置用ミラーの生産能力拡大へ―

光学大手の独ツァイスは3月29日、フランクフルトの北方およそ70キロのヴェッツラー工場で新生産施設の鍬入れ式を行った。産業IoTや自動運転、5Gなどのメガトレンドを背景に半導体需要が拡大していることを受け、半導体露光装置

ビオンテック―がん治療薬の独占権を中国企業から取得―

バイオ医薬品大手の独ビオンテックは3日、中国同業の映恩生物(デュアリティ・バイオ)からがん治療薬「DB-1311」と「DB-1303」の世界独占開発・生産・販売権を取得することで合意したと発表した。ビオンテックは新型コロ

NEC―蘭独に新会社、創薬事業の成長に向け―

NECは3月31日、ヘルスケア・ライフサイエンス事業で欧州組織を再編したと発表した。創薬分野でグローバルな成長を図ることが狙いで、オランダのヒルバーサムに新会社NECバイオ(NB)を設立。ノルウェーのバイオテクノロジー子

BMW―ハンガリー新工場のデジタルツインが稼働―

高級車大手の独BMWは21日、2年後に予定する次世代主力電気自動車(EV)モデル「ノイエ・クラッセ」の量産開始に先駆け、ハンガリー・デブレツェン新工場のデジタルツインが稼働したと発表した。仮想空間技術を活用して計画段階か

ファルタ―経営再建策で融資行などと合意―

電池製造の独ファルタは24日、経営再建策に融資銀行と過半数株主が同意したと発表した。融資行の意思決定機関が承認すれば正式発効する。コスト削減と成長分野への投資を通して業績を改善する意向だ。 同社は充電可能なコイン型リチウ

フォルクスワーゲン―米工場建設費用の3分の2を州が助成―

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の米子会社スカウト・モーターズがサウスカロライナ州に建設する電気自動車(BEV)工場に補助金12億9,000万ドルを交付する法律に、ヘンリー・マクマスター知事が20日、署名した。同工

オペル―アイゼナハ工場でBEV生産へ―

欧米自動車大手ステランティスは22日、独子会社オペルのアイゼナハ工場に1億3,000万ユーロ強を投資すると発表した。現在手掛けているコンパクトSUV「グランドランド」の生産終了後、電気自動車(BEV)を生産する。 同BE

ダイムラー・トラック―浙江吉利会長が全保有株を売却―

中国自動車大手・浙江吉利の李書福会長が、保有するダイムラー・トラック株6.3%をすべて売却した。ダイムラー・トラックが投資家向けの情報開示で明らかにした。ダイムラー・トラックの元親会社である乗用車大手のメルセデスベンツ(

EnBW―北海に風力発電パーク建設、助成措置を不利用―

独エネルギー大手EnBWは23日、北海のドイツ海域に新たな風力発電パーク「へ・ドライト(He Dreiht)」を建設する計画を正式決定したと発表した。ヘ・ドライトは再生可能エネルギー電力の買い取り価格制度を利用せずに運営

シーメンス・エナジー―伊で交直変換所を受注―

エネルー設備大手の独シーメンス・エナジー(SE)は28日、イタリアの送電網事業者テルナがティレニア海に敷設予定の送電線「ティレニアン・リンク」向けに高圧直流送電(HVDC)インフラを共同受注したと発表した。交流と直流の変

ホイバッハ―エネ高騰で人員削減へ―

独顔料大手ホイバッハ・グループがフランクフルトのヘキスト工業団地にある工場で従業員の25%に当たる250人を整理する意向だ。従業員代表の情報をもとに『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が22日、報じた。エネルギー価格の高

ビシェイ―独に半導体工場新設、補助金は申請せず―

米電子部品大手ビシェイ・インターテクノロジーは20日、ドイツ北部のイツェホーで半導体工場の鍬入れ式を行った。拡大し続ける顧客ニーズに対応する考えで、既存工場の隣接地に新工場を設置する。 3億2,500万ユーロを投じて工場

ディープドライブ―BMWとコンチネンタルが出資―

電動車用の次世代モーターを開発する独スタートアップ企業ディープドライブは21日、シリーズAの資金調達で1,500万ユーロを確保したと発表した。既存の株主のほか、自動車大手BMWと自動車部品大手コンチネンタルがベンチャーキ

メルセデスベンツ―提携先が独電池材料工場の建設開始―

高級乗用車大手の独メルセデスベンツは28日、戦略パートナーである独カナダ系の資源スタートアップ企業ロック・テック・リチウムがドイツ東部のグーベンでリチウム工場の鍬入れ式を行ったと発表した。同工場で生産する水酸化リチウムは

BMW―独南部に電池工場新設―

高級乗用車大手のBMWは24日、東南ドイツのシュトラウビング・ボーゲン郡に車載電池工場を設置すると発表した。次世代高電圧電池を組み立てミュンヘン、ディンゴルフィング、レーゲンスブルクの完成車工場に供給する。 同郡のシュト

パナソニック―HVAC欧州事業部を独に開設―

パナソニック空質空調社は14日、HVAC(暖房・換気・空調)欧州事業部を4月1日付で独ヴィ―スバーデンに開設すると発表した。ヒートポンプ式給湯暖房機(A2W)など急拡大する環境配慮の水循環型暖房空調市場に迅速かつ柔軟に対

フォルクスワーゲン―スペイン電池工場着工―

自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は17日、スペイン東部サグントで車載電池セル工場の定礎式を行った。新工場は同国自動車産業の将来にとって大きな意味を持つことから、式典にはペドロ・サンチェス首相や国王フェリペ6世が出席

ウイングコプター―燃料電池搭載機を共同開発―

配達ドローン開発・製造の独ウイングコプターは16日、独ZAL応用航空研究センターと共同で水素燃料電池を動力源とする電動垂直離着陸機(eVTOL)を開発すると発表した。リチウムイオン電池を用いたこれまでの機材よりも航続距離

ダイムラー・トラック―自動運転技術強化に向けAI企業買収―

独商用車大手ダイムラー・トラックは20日、米国の自動運転技術子会社トルク・ロボティクスが人工知能(AI)ベースの対象認識技術を手がけるカナダ企業アルゴルクスを買収することで合意したと発表した。レベル4(SAE)の自動運転

フォルクスワーゲン―グループ販売が2月は2ケタ増に―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が17日に発表した2月のグループ新車販売台数は61万1,600台となり、前年同月を12.6%上回った。販売増は2カ月ぶり。比較対象の2022年2月は半導体不足に伴う生産低迷で販売が

DMG Mori―22年は大幅増益に―

DMG森精機の独子会社DMG Moriが15日発表した2022年12月期の営業利益(EBIT)は2億1,650万ユーロとなり、前期を75%上回った。ロシアのウクライナ進攻や原料・エネルギー価格の高騰、サプライチェーンのひ

ビオンテック―がん治療薬の開発・販売権取得―

バイオ医薬品大手の独ビオンテックは20日、米同業OncoC4からがん治療薬「ONC-392」の世界独占開発・販売権を取得すると発表した。ビオンテックは新型コロナウイルス用ワクチンの販売で得た巨額の収入をがん治療薬開発の強

BASF―中国に新工場、アクリル系製品生産へ―

化学大手の独BASFは13日、基礎化学品から川下までの幅広い製品を手がける中国・湛江の総合生産施設(フェアブント拠点)でアクリル系製品工場の鍬入れ式を行った。中国とアジアでアクリルモノマーの需要が拡大していることに対応。

ガレリア―52店舗を閉鎖へ―

経営再建中の独デパート大手ガレリア・カールシュタット・カウフホーフ(GKK)は国内店舗129カ所のうち最大52店舗を閉鎖する計画だ。経営陣と交渉する従業員代表の事業所委員会が13日、明らかにした。同社は前身企業も含めて長

エシティ―量産ベースの水素製紙に世界で初めて成功―

スウェーデンのパーソナルケア用品大手エシティは9日、製造工程で二酸化炭素(CO2)を一切、排出せずに製紙を行うことに成功したと発表した。再生可能エネルギー電力に加え、グリーン水素を投入することで実現した。製紙に水素を投入

ファイラント―ヒートポンプ新工場が稼働へ―

暖房機器大手の独ファイラントは10日、スロバキア西部のセニカに新設したヒートポンプのメガ工場が5月から操業を開始すると発表した。同社は炭素中立実現に向けた欧州連合(EU)の取り組みなどを受けてヒートポンプ事業を強化中。新

スペイラ―精錬事業から撤退、電力価格の高騰で―

アルミニウム大手の独スペイラ(ノルスク・ハイドロの元アルミ圧延品部門)は9日、デュッセルドルフ西部のノイスにある「ラインヴェルク工場」の精錬事業を全面停止すると発表した。電力価格の高止まりで採算が取れないためで、今後はア

フォルクスワーゲン―初の北米電池工場は加オンタリオ州に―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は13日、カナダ南東のオンタリオ州セントトーマスに車載電池セル工場を建設すると発表した。同社が欧州域外に設置する初のセル生産拠点となる。北米で生産するグループブランドの電気自動車(

フォルクスワーゲン―北米の電池工場を優先的に建設か―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が車載電池セル工場の建設計画で欧州よりも北米を優先するとの観測が浮上している。英『フィナンシャル・タイムズ』は8日、VWは米国でインフラ抑制法(IRA)に基づき最大100億ユーロの

BMW―過去最高の純益に―

高級乗用車大手の独BMWが9日発表した2022年12月期決算の純利益は前期比49.1%増の185億8,200万ユーロとなり、過去最高を更新した。華晨中国汽車(ブリリアンス)との現地合弁会社、BMWブリリアンス・オートモー

シーメンス―米に鉄道車両工場を新設―

電機大手の独シーメンスは7日、米ノースカロライナ州レキシントンに鉄道車両工場を設置すると発表した。同国需要の拡大を受けた措置で、ローラント・ブッシュ最高経営責任者(CEO)は「米国は鉄道に投資し、わが社は米国に投資する」

シーメンス・エナジー―イラクで発電所メンテナンスを受注―

エネルギー設備大手の独シーメンス・エナジーがイラクの発電所のメンテンナンスなどを同国エネルギー省から受注した。アンナレーナ・ベアボック独外相の同国訪問に合わせて7日、契約の調印が行われた。受注額は明らかにされていない。

メルセデスベンツ―電池リサイクルのパイロット施設を建設―

乗用車大手の独メルセデスベンツは3日、西南ドイツのクッペンハイム工場内で使用済みの車載リチウムイオン電池をリサイクルするパイロット施設の定礎式を行った。廃電池から電池材料を取り出すノウハウを集めたうえで、中長期的にリサイ

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