アジア企業の欧州動向

サムスン電子、ロシア移動通信大手MTSと販売提携

サムスン電子がロシア移動通信大手のモバイル・テレシステムズ(MTS)と提携し、携帯端末・タブレットPCの販売攻勢をかける。主要10都市でサムスン・ブランド店を開設するほか、MTSが全国展開する2,000店舗で製品を販売す […]

2月の消費者物価4.3%増

ポーランド中央統計局(GUS)が13日発表した2月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で4.3%の上昇となり、1月の4.1%から伸びが加速した。食品と燃料の価格上昇が目立った。市場予想は4.2%のプラスだった。 \ 中

Kiekert AG―中国メーカーが買収―

自動車用ドアロックシステムの有力メーカーである独Kiekert(ハイリゲンハウス)は13日、中国の自動車部品メーカー河北凌雲工業集団(Hebei Lingyun Industrial Group)が投資会社3社から同社を

三一重工―Putzmeister買収計画、中国当局の承認滞る―

中国の建機大手・三一重工(Sany)が独同業のPutzmeisterを買収する計画が宙に浮いている。中国の認可当局・国家発展改革委員会(NDRC)が承認を見合わせているためだ。14日付『ハンデルスブラット(HB)』紙が報

中国太陽電池メーカーが人為的に需要引き上げ

中国の太陽電池メーカーが、過剰な生産能力に対処するためにソーラーパークを国外に建設して需要を人為的に創出するケースが急増している。中国国営銀行から融資を受けてドイツなどで建設プロジェクトを立ち上げ、現地子会社を通して親会

Microsol―Solon買収でエンドユーザー事業に参入―

アラブ首長国連邦に事業拠点を置くインド系太陽電池セルメーカーMicrosolがエンドユーザー向け事業に参入する。倒産した独太陽電池モジュールメーカーSolonの買収が決まったことで道が開けたためだ。Microsolのアン

Solon SE―インド系企業が買収―

12月に倒産した太陽光発電モジュール製造の独Solonをインド系の太陽光発電セルメーカーMicrosolが買収する。Solonの管財人が6日、明らかにした。 \ Microsolは買収計画を管財人に提出。ベルリンの本社と

晶科能源―独助成金削減への対応に自信―

中国の太陽電池モジュールメーカー晶科能源(Jinko Solar)がドイツ事業の拡大に自信を示している。ドイツ政府は先ごろソーラー電力助成金の削減計画を打ち出したものの、同社のアルトゥーロ・ヘレロ取締役は『ファイナンシャ

長城汽車、ブルガリア工場を稼働

中国自動車大手の長城汽車は21日、ブルガリア北部のロベッチに建設していたノックダウン工場を正式に稼働させた。欧州連合(EU)に中国の自動車メーカーが工場を持つのは初めてとなる。同日催された式典にはブルガリアのボイコ・ボリ

台湾ファンド、東欧の国債購入

台湾の大手ファンド、復華投信はロシア、ルーマニア、トルコなど東欧諸国の国債を積極的に買い入れている。ファンドマネージャーのブライアン・ウォン氏が12日、ブルームバーグの取材に対して明らかにしたところによると、同氏が運用を

中興通訊―自社ブランドのスマートフォンを独で販売へ―

通信設備・端末大手の中興通訊(ZTE)が自社ブランドの携帯端末をドイツ市場に初投入する。すでに自社ブランドのスマートフォン「Skate」を発表しており、まずは移動通信サービス大手のO2で販売する予定だ。これまでは移動通信

高速鉄道幹線事業、シーメンスとサムスンも応札検討

ロシアが計画する都市間高速鉄道幹線の整備で、独シーメンスと韓国サムスンがモスクワ―サンクトペテルブルグ線プロジェクトの応札を検討している。ブルームバーグ通信が10日伝えた。事業母体のハイスピード・レイル・ラインによると、

サムスンの新端末はiPadの意匠権侵害せず=地裁

サムスン電子のタブレットPC「ギャラクシータブ10.1N」は「iPad」の意匠権を侵害しているとしてiPad製造元のアップルが販売差し止めを求めている係争で、デュッセルドルフ地方裁判所は9日、アップルの訴えを棄却する判決

華為技術、サプライセンター開設

中国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)は1月31日、ハンガリー南西部ペーチ近郊チェルクートで欧州サプラインセンターを開設した。 \ 華為技術のサプライヤーであるシンガポールの大手EMS(電子機器受託製造サービス)

サムスン電子に競争法違反容疑、欧州委が調査開始

韓国のサムスン電子にとって手痛い出来事が1月31日、欧州で2つ起きた。1つは知財権をめぐる競合アップルとの係争でサムスン製タブレット端末2機種の販売を禁止した下級審判決をドイツのデュッセルドルフ高等裁判所が支持したこと、

三一重工―独Putzmeister買収へ―

コンクリートポンプの有力メーカーである独Putzmeisterは1月27日、中国の建機大手・三一重工が香港の投資会社CITIC PE Advisorsと共同で同社を完全買収すると発表した。中国企業がドイツの有力メーカーを

中国工商銀行―独事業を拡大、ハンブルクに支店開設へ―

世界最大手銀行の中国工商銀行(ICBC)がドイツ事業を強化する。昨年秋のミュンヘン支店設置に続き、今年上半期にはハンブルクにも支店を開設、ドイツの支店数を4カ所へと増やす。独法人の役員への取材をもとに16日付『ハンデルス

長城汽車、ブルガリア合弁工場で2月から生産開始

中国の長城汽車は、2月からブルガリアの合弁工場で自社モデルの生産を開始する。長城汽車の現地パートナーであるリテックス・モーターズがこのほど明らかにした。 \ リテックス・モーターズの広報担当者、キリル・ゲオルギエフは6日

中国工商銀行、ポーランドに支店を開設へ

中国工商銀行(ICBC)がポーランドに支店を開設する計画だ。ポーランド大統領府のオルギエルト・ジェコンスキ国務次官が4日、経済誌『パルキエト』に明らかにした。同行はポーランド金融監督委員会の認可が下り次第、営業を開始する

日中企業の独企業買収が活発化

日本と中国の企業がドイツ企業の買収を活発に展開している。日本企業では歴史的な円高が追い風となっているのに対し、中国企業は豊富な外貨準備高を武器に積極的な買収攻勢に乗り出している。中国勢は、以前は倒産した企業の買収で欧州進

Sunways AG―中国同業が買収へ―

太陽電池メーカーの独Sunways(コンスタンツ)は12月31日、中国同業のLDK Solarが同社を買収する計画だと発表した。Sunwaysは太陽光発電モジュール価格の急落で業績が悪化しており、身売りを余儀なくされた格

KEPCO

韓国電力公社(KEPCO)が石炭調達の合弁会社設立に向けて独同業のRWEと交渉している。価格変動の大きい石炭を安定価格で確保することが目的で、将来的には天然ガスやウランにも提携範囲を広げる考えという。合弁会社はシンガポー

銅大手KGHM、中国五鉱集団と供給契約

ポーランドの銅生産大手KGHMポルスカミエズは21日、中国国有の資源大手、中国五鉱集団公司と銅カソードの供給契約を締結したと発表した。KGHMは2012年から16年まで年間10万トンの銅カソードを供給する。これにより、K

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