ガスプロム、BASFと資産交換契約に調印
ガスプロムは12月23日、独BASFと資産交換で最終合意し契約に調印したと発表した。これにより、西欧での販売事業を強化する。この取引についてはすでに欧州連合(EU)当局の許可を得ており、ロシア当局の許可を経て14年半ばま […]
ガスプロムは12月23日、独BASFと資産交換で最終合意し契約に調印したと発表した。これにより、西欧での販売事業を強化する。この取引についてはすでに欧州連合(EU)当局の許可を得ており、ロシア当局の許可を経て14年半ばま […]
欧州復興開発銀行(EBRD)は、ポーランドの集合型風力発電所プロジェクト「パブロボ・ウィンドファーム」の第1フェーズに、最大で3億100万ズロチ(7,200万ユーロ)を融資する。 \ パブロボ・ウィンドファームは、ポルト
欧州復興開発銀行(EBRD)理事会は10日、2018年末までの5カ年を対象としたエネルギー戦略を承認した。エネルギー効率向上と再生可能エネルギーの支援に力を入れる一方で、石炭関連プロジェクトについては基本的に新規融資を中
ポーランド石油・ガス採掘公社(PGNiG)は12日、同国南東部でのシェールガス開発で米石油メジャーのシェブロンと基本合意したと発表した。共同で探査事業を進めることで作業を効率化し、コスト節減を図る。ポーランドのシェールガ
ハンガリー石油最大手のMOLは13日、独BASF子会社のヴィンタースハルから北海の石油・ガス権益を買収することで合意した。政治的に安定した地域での事業拡大・強化する戦略に沿ったもので、今後も北海などで買収を進めていくとし
仏重電大手アルストムはこのほど、チェコ電力最大手CEZ傘下の熱供給会社エネルゴトランスから発電所の近代化プロジェクトを受注した。受注金額は7億5,000万コルナ(3,000万ユーロ)。 \ 首都プラハとその周辺地域に熱と
ブルガリア政府は11日、コズロドゥイ原子力発電所における原子炉1基の新設工事について、東芝を戦略投資家として迎える方向で同社と交渉を開始することを決定した。ストイネフ経済エネルギー相が明らかにした。 \ ストイネフ経済エ
カナダの石油会社バンカーズ・ペトロリアムは12日、2014年のアルバニア事業に総額で3億1,300万米ドルを投資すると発表した。これにより、生産量が2013年比で10~15%増加すると見込んでいる。 \ パトス・マリンザ
欧州復興開発銀行(EBRD)は6日、モルドバのエネルギー効率化および再生可能エネルギープロジェクトに対する累積投融資が1億ユーロに達したと発表した。 \ EBRDは、新興国のエネルギー効率化および再生可能エネルギー促進を
ロシア産の天然ガスを黒海経由で欧州に輸送する「サウス・ストリーム」プロジェクトをめぐり、欧州連合(EU)のエッティンガー欧州委員(エネルギー政策担当)がロシアとパイプライン通過予定国との間で結ばれた二国間協定を問題視して
ハンガリー政府が独RWEからブダペストのガス供給会社フェーガーズの株式49.8%を取得する意向だ。早ければ年内にも合意が成立する。政府に近い現地紙『マジャール・ネムゼト』が9日、フェーガーズのケンチ社長の談話として報じた
ブルガリアが来年から再生可能エネルギーに対する課税制度を導入する。電力料金の上昇を抑えるとともに、エネルギー関連の赤字を縮小する狙い。新税により1億6,000万レフの歳入増を見込む。 \ 議会が5日可決した関連法案による
クロアチアのヴルドリャク経済相は5日、同国を訪問していたカタールのモハメド・エネルギー社会基盤相と、エネルギー分野における提携に向けた趣意書(MoU)を交わした。クロアチア・クルク島北部のオミシャリにおける液化天然ガス(
欧州復興開発銀行(EBRD)は5日、ロシア極東地域における電力インフラの近代化に44億ルーブル(1億ユーロ)を融資すると発表した。期間は12年。EBRDがロシアにおける電力供給プロジェクトを支援するのは今回が初めてとなる
ウクライナは代替エネルギーの開発に力を入れており、なかでも風力エネルギーの利用拡大を促進している。ビジネスニュースサイト「Delo.ua」が、ウクライナ風力エネルギー協会(UWEA)のコネチェンコフ会長の話として伝えたと
ロシアの国営ガス会社ガスプロムがEU競争法に違反した疑いがあるとして欧州委員会が調査を進めている問題で、同委のアルムニア副委員長(競争政策担当)は4日、ガスプロム側から近く改善策を提案する旨の意思表示があったことを明らか
ポーランドは来年から、水圧破砕法(フラッキング)を使ったシェールガスの商業生産を開始する方針だ。英サン・レオン・エナジーが同国北部で実施したフラッキングによる試掘結果が良好だったことを受けたものだ。現地PAP通信が、ヴォ
米石油メジャーのシェブロンは2日、ルーマニア東部のシェールガス探鉱に向けた準備作業を再開した。住民らの反対で10月に中止し、対話による解決を模索していたが、めどが立たず、警察の協力を受けて続行に踏み切ったもようだ。シェブ
ブルガリア政府がベレネ原子力発電所新設計画を再開する。電力を輸出できる発電能力を長期的に確保する狙い。同時に、コズロドゥイ原発7号機新設計画も推進していく方針だ。オレシャルスキ首相(社会党)が11月30日、記者会見で明ら
発電所および海水淡水化施設を手がけるサウジアラビアのアACWAパワー・インターナショナルは、トルコでの石炭開発事業に参画することでトルコ発電会社(EUAS)と合意、覚書に調印した。 \ 開発の対象となるのは中央アナトリア
ロシア石油最大手で国営のロスネフチは11月26日、イタリアの電力大手エネルと石油・ガス田の探索・採掘・運送で緊密に提携することで合意、覚書に調印した。 \ エネルの発表によると、対象はロシア以外の地域におけるプロジェクト
これまでガスプロムが独占してきた液化天然ガス(LNG)の輸出事業を、条件付きで他の企業にも認める法律が1日、発効した。世界の天然ガス市場におけるロシアのシェアを引き上げるとともに、ガス価格の安定を図る狙い。ロシア政府が2
ウクライナ政府は11月27日、黒海沖の炭化水素資源開発事業で伊石油大手ENI、フランス電力公社(EdF)など4社と生産分与協定(PSA)を締結した。Subbotina、Abikha、Mayachna・Kavkazkaの4
ガスプロムが主導する天然ガスパイプライン「サウス・ストリーム」のブルガリア区間の建設入札手続きが中断された。受注を狙う複数の企業が、入札期間が短すぎるとして抗議していたためで、近く改めて入札が告知される。これにより、業者
欧州復興開発銀行(EBRD)は18日、ライフアイゼンバンク・ブルガリアに対し、エネルギー効率改善および再生可能エネルギープロジェクトへの貸付支援を目的とした融資拡充のため、1,500万ユーロの与信枠を追加設定したと発表し
ロシアでは送配電インフラの近代化が急務となっている。同国の送配電網の3分の2は1990年以前に設置されたもので老朽化が進んでおり、送電損失率は11%に達している。政府は、「エネルギー効率向上とエネルギー部門発展のための国
ハンガリー石油最大手のMOLが15日発表した2013年7-9月期の最終損益(IFRS基準)は300億フォリントの赤字となり、前年同期の黒字(676億フォリント)から悪化した。イタリアの製油所閉鎖による1,230億フォリン
チェコ国営電力会社CEZが12日発表した2013年7-9月期(第3四半期)決算は、純利益が31億コルナ(1億5,400万米ドル)となり、前年同期から49%減少した。資産の評価損や電力卸売価格の下落が利益を圧迫した。売上高
チェコで天然ガス貯蔵施設の建設が活発化している。現在2社が建設プロジェクトを進めており、投資額は合計で3億3,000万ユーロにのぼる。政府は、ガス貯蔵能力の拡大によってエネルギー安全保障が強化されるとともに、季節的要因に
ロシアの国営天然ガス大手ガスプロムが14日発表した2013年1-6月期決算(国際会計基準、未監査)の最終利益は5,930億ルーブルとなり、前年同期比で11.1%増加した。欧州向け輸出が好調だったことが大きく、営業利益と売
ベラルーシはエネルギーをロシアからの輸入に依存する体制から脱却するため、エネルギーの効率利用とローカルエネルギーの活用強化を目指している。多くのドイツ企業がすでに同国で再生可能エネルギー事業に参画しており、今後は特にバイ
欧州委員会は11日、チェコ電力最大手の国営CEZが計画しているテメリン原子力発電所の増強事業をめぐる入札で選考から外れた仏アレバが、同決定を不服としている問題について、予備調査を開始したことを明らかにした。 \ 同事業は
独総合電機大手シーメンスのエネルギー部門シーメンス・エナジーはこのほど、ポーランド電力大手PGEの子会社PGE GiEKから熱電併給(CHP)プラントを受注した。12年間の保守管理サービスも受注し、受注総額は1億6,00
ポーランドの送電網事業者PSEはこのほど、同国北部のジドボ・キエシュコボとスウプスクを結ぶ全長72キロメートルの区間に400キロボルト(kV)の高圧送電網を建設するプロジェクトで、中国の平高集団と委託契約を締結した。同プ
ポーランド石油2位の国営のロトスは5日、ノルウェー領北海における石油・天然ガス採掘権益を英国同業のセントリカから1億7,580万米ドルで取得したと発表した。国外事業を強化する戦略に沿うもの。パシュコヴィツ副社長によると、
天然ガス料金の支払いをめぐるロシアとウクライナの対立が再燃している。ガスプロムは10月29日、ウクライナが8月供給分の8億8,200万米ドル(6億3,900万ユーロ)をまだ払っていないと発表。契約に基づき、料金の先払いを
ポーランド国営電力ポルスカ・グルパ・エネルゲティチナ(PGE)が計画するオポーレ石炭火力発電所の拡張工事で、仏アルストムが下請け業者として35億ズロチ弱の業務を受注した。同工事は昨年、ポーランドの企業連合が落札した後、不
三菱重工業は10月30日、トルコ・シノップ原子力発電所の建設計画に関連する商業契約でトルコ政府と大筋合意したと発表した。安倍首相のトルコ訪問に合わせたもので、トルコ国会の承認を経て、三菱重工が参加する国際企業連合とトルコ
ルーマニア政府は1日、民営化する国営天然ガス会社ロムガスの新規株式公開(IPO)で5億3,400万米ドルを調達したと発表した。調達額は目標としていた4億2,500万~5億6,700万ドルの上限に近い規模で、IPOに成功し
チェコのブルノ地方裁判所は21日、テメリン原子力発電所の拡張工事入札をめぐり、国営電力会社CEZに落札企業との契約締結を禁じる仮差し止め命令を下した。入札で選考から漏れた仏原子力大手アレバの訴えを受けた措置。 \ テメリ
東芝がルーマニア太陽光発電所の建設を受注した。発注したのはルクセンブルグに本拠を置く投資会社エナグリーン・インベストメントで、子会社が開発するソーラーパークが対象となる。 \ プロジェクトを実施しているのはエナグリーン傘
ハンガリー石油最大手MOLの化学子会社ティサイ・ヴェジ・コンビナート(TVK)がブタジエン工場を新設する。費用は350億フォリント(1億1,825万ユーロ)。合成ゴムの主要原料の一つであるブタジエンを国内のタイヤメーカー
チェコ電力最大手の国営CEZは15日、携帯電話サービス事業への参入を正式発表した。事業多角化戦略の一環で、業界最大手テレフォニカO2の通信回線を借り受け、独自ブランドでサービスを提供する。近日中にサービス開始の予定で、今
米石油2位のシェブロンは17日、ルーマニア東部におけるシェールガス探鉱で予定していた試掘を延期すると発表した。現地住民が強く反発しているためで、「建設的な対話」を通じてプロジェクトの前進を図る立場を示している。 \ 問題
伊藤忠商事は18日、ニージニー・ノブゴロド州アフトザヴォツカヤにおけるガス火力発電プロジェクトの受注が確定したと発表した。契約規模は550億円(5億6,100万米ドル)で、日本の銀行団が投資額の3分の1を融資する。来年着
ロシア石油最大手のロスネフチは18日、東シベリアの油田共同開発で中国石油天然気集団公司(CNPC)と覚書を締結したと発表した。重要な戦略市場であるアジアとの関係強化が狙い。 \ ロスネフチが今月14日に完全子会社化したタ
チェコの設備メーカーFANSはこのほど、カザフスタン北部のコクシェタウ石炭発電所プロジェクトに関連し、冷却設備と機械棟設備を受注した。契約規模は1億ユーロ弱に上る。 \ FANSによると、今回の契約ではタービン発電機と空