2014/1/8

ポーランド

欧州復興開発銀、ポーランドの風力発電事業を支援

この記事の要約

欧州復興開発銀行(EBRD)は、ポーランドの集合型風力発電所プロジェクト「パブロボ・ウィンドファーム」の第1フェーズに、最大で3億100万ズロチ(7,200万ユーロ)を融資する。\ パブロボ・ウィンドファームは、ポルトガ […]

欧州復興開発銀行(EBRD)は、ポーランドの集合型風力発電所プロジェクト「パブロボ・ウィンドファーム」の第1フェーズに、最大で3億100万ズロチ(7,200万ユーロ)を融資する。

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パブロボ・ウィンドファームは、ポルトガル電力公社(EDP)の再生可能エネルギー部門EDPリニューアブルズ(EDPR)のポーランド子会社リラックス・ウィンド・パークIIIが、北西部ゴワンチで建設、運営する。プロジェクトの第1フェーズでは79.5メガワット(MW)の風力発電設備を設置する。これにより、ポーランドの二酸化炭素(CO2)排出量は年間10万トン削減される見込みだ。

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国内消費電力の88%を石炭火力発電に依存するポーランドでは、再生可能エネルギーの普及拡大が課題となっている。EBRDは2010年から同国の再生可能エネルギープロジェクトを積極的に支援している。EBRDのプリティ理事(エネルギー担当)は、「ポーランドのエネルギーミックスをリバランスするうえで欠かすことのできない再生可能エネルギーの拡大を支援できることを嬉しく思う」と語っている。

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