2013/11/13

ポーランド

シーメンス、ポーランドでCHPプラント受注

この記事の要約

独総合電機大手シーメンスのエネルギー部門シーメンス・エナジーはこのほど、ポーランド電力大手PGEの子会社PGE GiEKから熱電併給(CHP)プラントを受注した。12年間の保守管理サービスも受注し、受注総額は1億6,00 […]

独総合電機大手シーメンスのエネルギー部門シーメンス・エナジーはこのほど、ポーランド電力大手PGEの子会社PGE GiEKから熱電併給(CHP)プラントを受注した。12年間の保守管理サービスも受注し、受注総額は1億6,000万ユーロだった。

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ポーランド西部のゴジュフ・ヴィエルコポルスキにある老朽化した石炭火力発電所に代わるCHPプラントを建設する。新プラントはSGT-800ガスタービン2基、SST-400蒸気タービン、11キロボルト(kV)の発電機3台、排熱回収ボイラ2台を装備し、発電容量は138メガワット(MW)、熱容量は90MW。燃料効率は84%を見込んでいる。シーメンスでは、新プラントが完成すれば、二酸化硫黄の排出量は従来と比べ95%、二酸化窒素は30%超、粒子状物質は95%超それぞれ削減できるとしている。

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PGEとポーランド石油・ガス採掘公社(PGNiG)は先月、ゴジュフCHPプラントのプロジェクト会社を合弁で設立した。PGNiGはプラントに燃料となる天然ガスを供給し、電力供給を受ける。

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