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2012/1/13

一般・技術・その他 (旧)

VW、ビートルの電気自動車「Eバグスター」を発表=デトロイト

この記事の要約

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は2012年1月9~22日に開催される北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)に、「ビートル」をベースにした2人乗り電気自動車のコンセプトカー「Eバグスター」を出展する。\ […]

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は2012年1月9~22日に開催される北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)に、「ビートル」をベースにした2人乗り電気自動車のコンセプトカー「Eバグスター」を出展する。

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同モデルは重さ80キログラムの電気モーター(出力85kW)とリチウムイオン電池(容量28.3kWh)を搭載。市街地であれば1回のフル充電で180キロメートル以上を走行できる。停止した状態から時速97キロメートルに10.9秒で加速する。

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同モデルは、VWのほか、アウディやBMW、ダイムラー、ポルシェ、フォード、ゼネラルモーターズ(GM)およびGMの独子会社オペルが共同開発した充電システム「Combined Charging System」を装備しており、1相の交流方式や直流方式などあらゆる充電方式に対応できる。

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■ 「ジェッタ・ハイブリッド」も披露

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VWはデトロイトモーターショーでコンパクトカー「ジェッタ」のハイブリッド車も初披露する。同モデルは、1.4リットルの4気筒ガソリンエンジン(出力110kW/150PS)と7速のデュアルクラッチトランスミッション(DSG)、電気モーター(出力20kW)を搭載している。独技術情報サイト『ATZオンライン』によると、リチウムイオン電池の容量は1.1kWhで、電気モーター単独の航続距離は2キロメートル。

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『ATZオンライン』によると、VWは同モデルを北米市場で2012年11月に市場投入する計画。同サイトでは、ジェッタのハイブリッド車の技術は同モデルより若干小型であるVWの人気モデル「ゴルフ」にも問題なく採用できる点でも注目に値すると指摘している。

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