独変速機大手のゲトラクは9月のフランクフルト国際モーターショー(IAA)に新たなデュアルクラッチトランスミッション(DCT)を出展する。次世代DCTの「PowerSchift 7DCT300」および「PowerSchift 6DCT150」のほか、マイルドハイブリッドからプラグインハイブリッドまで幅広いタイプのハイブリッドシステムに対応した「HybridDrive 7HDT300」を紹介する。
\「PowerSchift 7DCT300」はフロント横置きエンジン向けで、最大トルク300Nmまでの中型からコンパクトクラスのモデルに適している。「6DCT150」もフロント横置きエンジン向けで、最大トルク170Nmまで対応している。コンパクトな設計のため、ゲトラクは小型車にもDCTの採用が広がると説明している。
\「HybridDrive 7HDT300」は、電気トラクションモーターを装備しており、幅広いハイブリッドシステムに柔軟に対応できる利点がある。電気モーターの仕様を変えることにより、例えば、出力15kWのマイルドハイブリッド、出力40kWのフルハイブリッド、75kWのプラグインハイブリッドなどに組み合わせることができる。
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