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2013/11/29

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オペル、小型SUV「モッカ」からLPGモデル発売

この記事の要約

米自動車大手ゼネラルモーターズ(GM)の独子会社オペルは21日、小型SUV「モッカ」から液化石油ガス(LPG)とガソリン燃料のバイフューエル車「モッカ1.4LPG」を発売したと発表した。ドイツでの販売価格は2万3,870 […]

米自動車大手ゼネラルモーターズ(GM)の独子会社オペルは21日、小型SUV「モッカ」から液化石油ガス(LPG)とガソリン燃料のバイフューエル車「モッカ1.4LPG」を発売したと発表した。ドイツでの販売価格は2万3,870ユーロから。これによりモッカのエンジン仕様はガソリン車2機種、ディーゼル車1機種と合わせて計4機種となる。

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「モッカ1.4LPG」は、34リットルのLPGタンクと53リットルのガソリンタンクを装備し、最大で1,300キロメートルを走行できる。出力は130kW/140PS。LPGで走行した場合の燃費は走行100キロメートル当たり7.7リットル、走行1キロメートル当たりの二酸化炭素(CO2)排出量は124グラム。

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モッカは欧州市場における販売が好調で、2012年に販売を開始してからの受注が14万5,000台に達しているという。同モデルは現在、韓国の富平にあるGM工場でのみ生産しているが、2014年下半期からスペインのサラゴサ工場で生産する。

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オペルによると、欧州では、3万5,000カ所以上のガソリンスタンドでLPGを給油できる。ドイツでは全体の約半分に相当する6,500カ所以上のガソリンスタンドがLPGを販売しているという。LPGモデルはイタリアで最も需要が高いという。

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