独エンジン大手トグナム傘下で燃料噴出システムの製造・開発を手がけるロランジュ(シュツットガルト)は、中国・寧波に新工場を開設する。船舶・発電機など大型エンジンメーカー向けの燃料噴射ポンプと噴射弁を生産する。2014年第3四半期の稼働を見込む。同社がドイツ国外に生産拠点を持つのは今回が初めて。地元紙『シュヴァルツヴェルダーボーテ』が5日付で報じた。
\ロランジュは自前で工場を建設する代わりに、寧波にあるドイツ企業向け工業団地「ジャーマン・インダストリアル・パーク」に設置されている賃貸工場を借りて生産する。
\寧波に生産拠点の設置を決めたのは、蘇州市にある同社の販売拠点と上海に近く交通アクセスが良いため。
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