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2013/12/13

一般・技術・その他 (旧)

英マイクロキャブ、燃料電池車の展示会を開催

この記事の要約

燃料電池車(FCV)の開発・生産を手がけるマイクロキャブ・インダストリーズと燃料電池のスペシャリストであるアルコラ・エナジーの英2社はこのほど、ウェストミンスターにある英自動車工業会(SMMT)本部で製品展示会を行った。 […]

燃料電池車(FCV)の開発・生産を手がけるマイクロキャブ・インダストリーズと燃料電池のスペシャリストであるアルコラ・エナジーの英2社はこのほど、ウェストミンスターにある英自動車工業会(SMMT)本部で製品展示会を行った。

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展示会ではマイクロキャブのFCV「H2EV」と、アルコラの燃料電池が紹介された。H2EVは、スポーツカーメーカーのロータスの技術によるアルミを接着して作られた超軽量シャシーを採用し、乗用車と商用車のどちらのボディスタイルにも対応が可能。アルコラとシンガポールのハライズン・フューエルセルが共同開発した燃料電池を搭載し、航続距離は180マイル。同車はハイブリッド仕様とフルFCV仕様があり、2010年の発売以来、世界で年間約5,000台を販売している。

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英国政府はグリーンモビリティ普及拡大戦略の一環として水素インフラ整備プロジェクト「UK H2モビリティ」を実施しており、15年までに全国65カ所の水素ステーションを設置し、30年までに1,150カ所に拡大することを目指している。

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