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2014/12/5

企業情報 - 自動車メーカー

印マヒンドラ、サーブの親会社買収で合意か

この記事の要約

印自動車大手マヒンドラ&マヒンドラ(M&M)は、スウェーデンの名門自動車メーカー、サーブの親会社であるナショナル・エレクトリック・ビークル・スウェーデン(NEVS)の過半数株式を買収することで合意したもようだ。 NEVS […]

印自動車大手マヒンドラ&マヒンドラ(M&M)は、スウェーデンの名門自動車メーカー、サーブの親会社であるナショナル・エレクトリック・ビークル・スウェーデン(NEVS)の過半数株式を買収することで合意したもようだ。

NEVSの管財人であるグスタフソン氏は1日、アジアの自動車メーカーと過半数株式の譲渡で基本合意し、条件概要書(タームシート)と交わしたと発表。来年初めに正式契約するまで、同メーカーがNEVSの業務費を負担すると明らかにした。サーブ関連の情報を配信しているウェブサイト「SaabUnited」は同日、関係筋の情報をもとに、この自動車メーカーがM&Mであると伝えた。グスタフソン氏はまた、NEVSが別のアジア系メーカーと新型車の共同開発で協議を行っていることを明らかにした。

NEVSは経営破綻したサーブを2012年に買収し、13年末にセダン「サーブ9-3」の製造を再開したものの、今年8月に破産法の適用を申請。10月にはアジアの自動車メーカーと提携交渉を進めていることを明らかにしていた。

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