独自動車部品メーカーのスヴォボダ(Swoboda)は12月1日付けで射出成形用金型メーカーのライナー・マッタウシュ(ツィルンドルフ、ニュルンベルク近郊)を買収したと発表した。ライナー・マッタウシュは10月初め、支払い不能を申請していた。従業員12人を全て引き継ぎ、今後さらに事業を拡大することも視野に入れている。
スヴォボダは自動車の電子部品用に樹脂と金属を組み合わせた精密部品を生産している。ライナー・マッタウシュの買収により、金型を内製できるようになり、金型の調達コストを抑えることができるほか、金型の修正にかかる時間を低減できる。
スヴォボダの従業員数は約2,300人。ドイツ、チェコ、ルーマニア、米国、中国に工場を持つほか、メキシコに現在、新工場を建設している。