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2014/12/19

企業情報 - 部品メーカー

BASF、インドの研究開発拠点が着工

この記事の要約

独化学大手BASFは9日、インド・ムンバイ郊外のナビムンバイで「BASFイノベーション・キャンパス・ムンバイ」の建設に着手したと発表した。中国・上海の「BASFイノベーション・キャンパス・アジアパシフィック」に次ぐアジア […]

独化学大手BASFは9日、インド・ムンバイ郊外のナビムンバイで「BASFイノベーション・キャンパス・ムンバイ」の建設に着手したと発表した。中国・上海の「BASFイノベーション・キャンパス・アジアパシフィック」に次ぐアジア太平洋地域における二カ所目の重要な研究開発拠点となる。

新施設は5,000万ユーロをかけて建設され、2017年から300人の科学者が農業関連製品やプロセス開発、ポリマー研究に従事する予定。また、これらの研究活動に加え、アジア太平洋地域や現地の開発活動を主導し、高性能製品、ケア・ケミカルズ、ディスパージョン&ピグメントを開発領域とする計画だ。2万平方メートルにおよぶ敷地内には研究開発施設のほか、技術施設、物流エリア、大規模なホール、食堂、社員向け設備が整備される。

BASFは20年までに、過去10年以内に上市した製品やイノベーションによる売上高を300億ユーロにすることを目標に掲げている。イノベーションの基礎となる研究開発を強化することで、目標達成を目指す。

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