2013/1/14

欧州ビジネスウオッチ

エールフランス、LCC事業に参入

この記事の要約

仏エールフランス航空は7日、格安航空(LCC)事業に参入すると発表した。LCC子会社を新設する代わりに、2月6日から既存の近距離線に格安料金プランを設定する形で、欧州LCC大手のライアンエアー、イージージェットなどに対抗 […]

仏エールフランス航空は7日、格安航空(LCC)事業に参入すると発表した。LCC子会社を新設する代わりに、2月6日から既存の近距離線に格安料金プランを設定する形で、欧州LCC大手のライアンエアー、イージージェットなどに対抗する。

\

「MiNi」と命名した格安料金プランは、パリのオルリー空港とマルセイユ、ニース、トゥールーズの地方3空港を拠点とする国内線、地中海諸国向け路線の計58便が対象。受託手荷物を受け付けず、飲食など機内サービスを提供しない代わりに、片道49~69ユーロ(税込み)という低価格で座席を用意する。受託手荷物がある場合は、追加で15~30ユーロを徴収する。

\

LCCの台頭で苦戦を強いられているエールフランスは、収益拡大策の一環としてLCC事業参入に踏み切った。

\

同社によると、格安航空券の発売を開始した7日に申し込みが殺到し、ウェブサイトはアクセスが難しい状況になったという。

\