2013/2/11

欧州ビジネスウオッチ

仏アルカテルのCEOが辞任、業績不振で

この記事の要約

仏通信機器大手アルカテル・ルーセントのベン・ヴェヴァイエン最高経営責任者(CEO)は7日、辞意を表明した。業績不振を受けたもので、3月に辞任する。\ アルカテル・ルーセントは業績が悪化していた2008年、英通信最大手BT […]

仏通信機器大手アルカテル・ルーセントのベン・ヴェヴァイエン最高経営責任者(CEO)は7日、辞意を表明した。業績不振を受けたもので、3月に辞任する。

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アルカテル・ルーセントは業績が悪化していた2008年、英通信最大手BTのCEOとして同社の立て直しに成功したヴェヴァイエン氏をCEOに招き、再建を託した。

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しかし、再建は思うように進まず、2011年を除いて赤字が続き、同日発表した2012年通期決算では13億7,000万ユーロの赤字を計上。同社の株価はヴェヴァイエン氏がCEOに就任してから70%も低下し、昨年12月にはフランスの主要株価指数であるCAC40の構成銘柄から除外された。

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このため同CEOは、合理化努力が足りないなどとして風当たりが強まり、株主からトップ交代を求める声が出ていた。

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