2013/9/2

欧州ビジネスウオッチ

独企業景況感4カ月連続改善

この記事の要約

ドイツのIfo経済研究所が8月27日発表した8月の独企業景況感指数(2005年=100)は107.5となり、前月の106.2から1.3ポイント上昇した。改善は4カ月連続。事業の現状判断指数と今後6カ月の見通しを示す期待指 […]

ドイツのIfo経済研究所が8月27日発表した8月の独企業景況感指数(2005年=100)は107.5となり、前月の106.2から1.3ポイント上昇した。改善は4カ月連続。事業の現状判断指数と今後6カ月の見通しを示す期待指数がともに増加しており、Ifoのカイ・カルステンゼン景気調査主任は「ドイツ経済のギアは一段上がった」との見方を示した。

\

現状判断指数は前月の110.1から112.0に1.9ポイント上昇。2カ月連続で前月を上回った。期待指数は0.9ポイント増の103.3で、2カ月ぶり改善した。

\

部門別では製造業が特に好調で、現状判断と期待指数がともに増加。輸出見通しも改善した。

\