2013/11/4

環境・通信・その他

新車のCO2排出量、12年は2.6%減

この記事の要約

欧州環境庁(EEA)が10月31日に公表したリポートによると、2012年にEU域内で登録された乗用車の二酸化炭素(CO2)排出量は走行1キロメートルあたり平均132.2グラムで、前年比2.6%減となった。メーカー別では伊 […]

欧州環境庁(EEA)が10月31日に公表したリポートによると、2012年にEU域内で登録された乗用車の二酸化炭素(CO2)排出量は走行1キロメートルあたり平均132.2グラムで、前年比2.6%減となった。メーカー別では伊フィアットが117グラムで最も少なく、仏ルノーとPSAプジョーシトロエンがそれぞれ120グラムで続いている。一方、CO2排出量が最も多かったのは独ダイムラーの143グラムで、次いでスウェーデンのボルボが142グラムだった。

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EEAは15年までに走行1キロメートルあたりのCO2排出量を平均130グラム以下に抑えるとの規制に関連して、域内で乗用車を販売しているすべての主要メーカーが目標の達成に向けて順調に排出削減を実現していると指摘。Bruyninckx事務局長は「EU市場で販売されている乗用車の燃費性能は10年前に比べて20%以上向上した」と述べた。

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