ドイツ

コロナ禍で個人消費にドーナツ化現象

コロナ禍の発生後、個人消費が都市中心部から郊外地域に移るドーナツ化現象が定着したことが、Ifo経済研究所の調査で分かった。それによると、都市中心部の5月末時点の小売売上高はコロナ禍前に比べ10%減少。郊外地域は同20%増 […]

ハイデルベルクセメント―イメージ刷新狙い社名変更―

セメント世界2位の独ハイデルベルクセメントは20日、社名とブランド名を「ハイデルベルク・マテリアルズ」に変更していくと発表した。温室効果ガスの主要な発生源であるセメントはイメージが悪いという事情を受けた措置とみられる。同

就労者の6割以上が週4日勤務を希望

給与水準が維持されるのであれば勤務体制を通常の週5日から週4日に減らすことを希望する就労者の割合はドイツで約63%に上ることが、世論調査機関ユーガブが保険大手HDIの委託で実施したアンケート調査で分かった。余暇の拡大を求

ドイツ鉄道

ドイツ鉄道(DB)は21日、同社史上最大の車両近代化投資を行うと発表した。需要の増加を踏まえたもので、2030年までに総額190億ユーロ以上を投じる。高速鉄道ICEでは来年、毎月3編成を新規投入。30年までに約450編成

アリアンツ

独保険大手アリアンツは22日、米投資銀行ゴールドマンサックスが同社株5.36%を確保したと発表した。0.48%を直接取得。残り4.88%をスワップ取引やコール・プットオプションを通して確保した。出資の狙いは明らかにされて

独エネ大手ユニパーを国有化、国が株式99%取得

ドイツ政府は21日、天然ガス調達コストの膨張で資金繰りが急速に悪化しているエネルギー大手ユニパーを国有化する計画を発表した。天然ガス輸入最大手の同社が経営破たんすると国内のエネルギー安定供給が損なわれ市民生活と経済に甚大

ボッシュ、日本でブレーキブースターの生産開始

自動車部品大手の独ボッシュは21日、栃木工場で電動ブレーキブースター「iブースター」の生産を開始したと発表した。日本の自動車メーカーからの需要が大きいことを踏まえた措置で、ニーズの高い小型車向けの派生製品「iブースター・

ダイムラー・トラック、中国で「メルセデス」車の生産開始

商用車大手の独ダイムラー・トラックは23日、北京福田汽車との中国合弁「北京福田ダイムラー・オートモティブ(BFDA)」が建設した工場の開所式を行った。北京の懐柔区にある新工場では「メルセデスベンツ」ブランドのトラックを生

ハイデルベルクセメント、イメージ刷新狙い社名変更

セメント世界2位の独ハイデルベルクセメントは20日、社名とブランド名を「ハイデルベルク・マテリアルズ」に変更していくと発表した。温室効果ガスの主要な発生源であるセメントはイメージが悪いという事情を受けた措置とみられる。同

Norma

ホースクランプ(ホースバンド)やケーブルタイ(結束バンド)を製造する独ノルマ・グループ は このほど、米トラック大手のパッカー(PACCAR)から2021年の「商用車部門・品質功績賞(Quality Achievemen

Continental

独自動車部品大手のコンチネンタル は15日、独フォルクスワーゲン(VW)の新型「マルチバン」の新車装着タイヤにオールシーズンタイヤ「AllSeasonContact」を供給すると発表した。「AllSeasonContac

独オペル、「GSe」を電動車専用の最上位ブランドとして復活

欧州自動車大手ステランティス傘下の独オペルは14日、かつての同社のサブブランド「GSe」を、電動車専用の最上位ブランドとして復活させる計画を明らかにした。同ブランドならではのダイナミックなデザインに加え、電動車としての環

独ボイゼン、電気自動車用バッテリーハウジングを大型受注

独排気系部品大手のフリードリヒ・ボイゼンは15日、大手自動車メーカーから電気自動車用のバッテリーハウジングの大型受注を獲得したと発表した。受注規模は年数億ユーロとなる。 バッテリーハウジングは、2025年半ばに操業を開始

EKPO、バイポーラプレートのプロトタイプ開発を受注

独自動車部品大手のエルリングクリンガー(EK)は20日、仏プラスチック・オムニウム(PO)と設立した燃料電池スタックの合弁会社EKPOフューエルセル・テクノロジーズ(以下、EKPO)が欧州の大手自動車メーカーから、燃料電

独産業設備3社、リチウムイオン電池の生産技術で戦略提携

独産業設備大手のデュル、マンツ、グロープ・ヴェルケの3社は15日、リチウムイオン電池の生産技術分野で戦略提携すると発表した。従来の内燃エンジン車から電気自動車へのシフトが進むなかで、バッテリーの生産設備の需要が高まってい

ヘンケル―米社の熱伝導性材料事業を買収―

化学大手の独ヘンケルは15日、米国の研究開発企業ナノラミック・ラボラトリーズから熱伝導性材料(TIM)事業を取得したと発表した。市場が急成長するTIM分野で自社のポートフォリオを拡充する狙い。買収金額は明らかにしていない

UAEからテスト輸送のアンモニア、ハンブルク港に到着

独経済省は15日、アラブ首長国連邦(UAE)からテスト輸送されたアンモニアがハンブルク港に到着したと発表した。水素分野の両国のパートナーシップに基づき、アンモニアがUAEから初めてドイツに輸出された。水素は燃焼時に二酸化

アンモニア減産が食品業界にしわ寄せ、供給量は通常の3~4割

天然ガス価格の高騰を受け欧州の化学メーカーがアンモニアの生産量を大幅に引き下げた影響が幅広い分野に及んでいる。主要肥料の窒素やディーゼル車の排ガス浄化に欠かせない尿素水の不足はすでに指摘されていたが、ここにきて食品・飲料

一時金3000ユーロまでは税・社会保険料免除

ドイツのオーラフ・ショルツ首相は15日、首相官邸で雇用者団体、労働組合の代表と会談し、労使協定で取り決める一時金が年3,000ユーロ以内であれば税金と社会保険料を全額免除する意向を表明した。インフレ高進を踏まえた特例措置

電機貿易、今年は21世紀初の入超に

独電気電子工業会(ZVEI)が15日発表した同国の7月の電機製品輸入高は前年同月比21.2%増の202億ユーロとなり、輸出高(8.3%増の195億ユーロ)を4カ月連続で上回った。中間財価格の高騰やドル高ユーロ安が反映され

インフレ率3カ月ぶりに上昇、価格転嫁で食品など一段と高騰

ドイツ連邦統計局が13日発表した8月の消費者物価指数は前年同月比で7.9%上昇し、上げ幅は3カ月ぶりに拡大へと転じた。政府の家計負担軽減策の効果で上昇率は押し下げられたものの、エネルギー価格の高騰、サプライチェーンのひっ

国がルフトハンザからの撤退完了

ドイツ政府の経済安定化基金(WSF)は13日夜、保有するルフトハンザ航空株6.2%を場外取引で投資家に売却した。これで同社からの資本撤退を完了。ルフトハンザは公的支援を完全に脱却した。 ルフトハンザはコロナ禍で経営が急速

卸売物価の上げ幅4カ月連続で縮小、8月は18.9%に

ドイツ連邦統計局が15日発表した8月の卸売物価指数は前年同月を18.9%上回った。上げ幅は原料、中間財価格の高騰を背景にこれまでに引き続き大きかったものの、4カ月連続で縮小した。過去最高となった4月は23.8%に達してい

ANAが羽田~フランクフルト線を増便

全日本空輸(ANA)は13日、羽田~独フランクフルト線の運航をこれまでの週10往復から週14往復(1日2便)に増やすと発表した。10月30日付で新ダイヤに移行する。期間は来年3月25日まで。

製造業受注残高、6カ月連続で記録更新

ドイツ連邦統計局が19日発表した7月の製造業受注残高指数(2015年=100)は物価・営業日数・季節調整後の実質で前月を0.7%上回る153.6(暫定値)となり、統計開始(15年)後の最高を6カ月連続で更新した。原料・部

ユニパー―国有化の方向、ガス市場の悪化で―

ドイツ最大の天然ガス輸入会社ユニパーは14日の適時開示で、同社の経営安定に向けた協議を親会社であるフィンランドのフォータムおよびドイツ政府と進めていると発表した。ユニパーはロシア産天然ガスの供給削減で資金繰りが急速に悪化

クロップエナジーズ―エタノール工場の操業停止も―

独砂糖大手ジュドツッカーのバイオ燃料子会社クロップエナジーズは19日、バイオエタノール生産能力の引き下げを検討すると発表した。エネルギー・原料価格の高騰を背景に欧州生産で採算の確保が難しくなっているため。今後数週間の市場

ボッシュ―車業界のBEV一辺倒に社長が危機感―

自動車業界が次世代車両の開発・生産をほぼ全面的に電気自動車(BEV)へと絞り込んでいる現状に、サプライヤー大手ボッシュのマルクス・ハイン社長が警鐘を鳴らしている。同氏は地元紙『シュツットガルター・ナハリヒテン』などのイン

メルセデス―自社敷地で風力発電へ―

高級乗用車・バン大手のメルセデスベンツは19日、独北部のパーペンブルクにある自社テストコースの敷地内に風力発電設備を設置すると発表した。生産での再生可能エネルギー電力使用を増やすとともに、外部へのエネルギー依存を引き下げ

シーメンス―P2Gプロジェクトで水素生産開始―

電機大手のシーメンスは14日、同社がゼネコンとして独南東部のヴンジーデルに設置したグリーン水素生産施設が操業を開始したと発表した。製造した水素は同市と周辺地域に供給する。 同社は2020年、再生可能エネルギーを用いて水素

独ユニパーが国有化か、ガス供給減による経営悪化で

ドイツ最大の天然ガス輸入会社ユニパーは14日、同社の経営安定に向けた協議を親会社であるフィンランドのフォータムおよびドイツ政府と進めていると発表した。ユニパーはロシア産天然ガスの供給削減で資金繰りが急速に悪化したことから

シーメンス、P2Gプロジェクトで水素生産開始

独シーメンスは14日、同社がゼネコンとして独南東部のヴンジーデルに設置したグリーン水素生産施設が操業を開始したと発表した。製造した水素は同市と周辺地域に供給する。 同社は2020年、再生可能エネルギーを用いて水素を製造す

ヘンケル、米社の熱伝導性材料事業を買収

化学大手の独ヘンケルは15日、米国の研究開発企業ナノラミック・ラボラトリーズから熱伝導性材料(TIM)事業を取得したと発表した。市場が急成長するTIM分野で自社のポートフォリオの拡充が狙い。買収金額は明らかにしていない。

独政府、ルフトハンザからの撤退完了

ドイツ政府の経済安定化基金(WSF)は13日夜、保有するルフトハンザ航空株6.2%を場外取引で投資家に売却した。これで同社からの資本撤退を完了。ルフトハンザは公的支援を完全に脱却した。 ルフトハンザはコロナ禍で経営が急速

トレイトン、ロシア事業を売却

フォルクスワーゲン(VW)の商用車子会社トレイトンは13日、ロシアの販売事業などを売却すると発表した。ロシアのウクライナ進攻を受けた措置。販売提携している現地企業に譲渡する。取引の成立には現地当局の承認が必要で、同社は来

Continental

独自動車部品大手のコンチネンタル は5日、スウェーデンのコンベアベルト大手Vulk & Montageを買収したと発表した。スウェーデン中部における産業事業(鉱業や農業、自動車産業など)を強化するのが狙い。買収

Schaeffler

独自動車部品大手のシェフラー は5日、再生可能エネルギーの世界的大手Statkraft Marketsと長期の電力購入契約を締結したと発表した。炭素中立(カーボンニュートラル)の実現に向けた戦略の一環。シェフラーは202

GAIA-X 4 moveID

自動車とその周辺環境(充電インフラ、信号機、駐車スペースなど)との安全なデータ通信を可能にするために必要な標準および技術コンセプトを開発することを目的とするドイツの共同研究プロジェクト。 独自動車部品大手のボッシュがコン

上部へスクロール