ロシア中銀、政策金利を据え置き
ロシア中央銀行は25日、主要政策金利を据え置くと発表した。翌日物預金金利は3%、リファイナンス金利は8%に据え置かれる。一方、預金準備率については、非居住者に対する債務の準備率を4.5%から5.5%に、それ以外の債務の準 […]
ロシア中央銀行は25日、主要政策金利を据え置くと発表した。翌日物預金金利は3%、リファイナンス金利は8%に据え置かれる。一方、預金準備率については、非居住者に対する債務の準備率を4.5%から5.5%に、それ以外の債務の準 […]
独自動車部品大手ボッシュ・グループは16日、モスクワ郊外でロシア・独立国家共同体(CIS)地域本社の新社屋の建設に着手したと発表した。完成は2013年の予定で、投資額は1億ユーロ強を見込む。 \ 新社屋は、シェレメチェボ
ロシアのプーチン首相は15日、東北関東大地震により発生した福島第1原子力発電所事故の問題が深刻化したことを受けて、エネルギー省、環境省、国営原子力企業ロスアトムに対し、国内全ての原発施設の検査と、核エネルギー計画の再検討
ロシア石油大手ロスネフチは、北極圏での資源開発プロジェクトを進めるに当たり、中国とインドの石油会社との提携を模索している。エドゥアルト・クダイナトフ最高経営責任者(CEO)が16日、記者団に対し明らかにした。 \ クダイ
天然ガス世界最大手のガスプロムがチェコ製油最大手Ceska Rafinerskaへの資本参加を検討している。イタリアのエニが持つ株式32.455%が対象。チェコのニュースサイトCeska Poziceが15日、政府および
米バイオ医薬品大手のジェンザイムはこのほど、ロシアのハイテクセンターChemRar(キミキ)と共同開発プロジェクトを実施する計画を明らかにした。医薬品の国内生産を強化するロシア政府の方針に沿うもので、外国医薬品メーカーで
ロシア国家統計局(ロススタット)が16日発表した2011年2月の鉱工業生産は前年同月比で5.8%増と、1年3カ月ぶりの低い伸びとなった。インフレによる実質可処分所得の低下に伴う個人消費の低迷と設備投資の鈍化が背景にあると
日本の震災と原発事故を受け、ロシア政府が対日ガス輸出の拡大を計画している。プーチン首相は20日、エネルギー不足に陥っている日本への液化天然ガス(LNG)輸出の緊急拡大について、ロシアが欧州連合(EU)向けにパイプライン経
ロシアのガスプロムがイタリアのエニなどと共同で推進するガスパイプライン・プロジェクト、サウス・ストリーム計画をめぐり、ロシアとトルコの間に不協和音が響いている。ガスプロムによる調査報告の未提出を理由に、トルコ政府が黒海海
日産自動車がロシア自動車最大手のアフトワズの株式25%取得に向け、トロイカ・ディアローグおよびロステクノロジーと交渉している。ルノーと共同で同社の経営権を握る狙い。ブルームバーグ通信が18日付で報じた。 \ アフトワズに
ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が9日発表した2011年2月の国内新車販売(乗用車および小型商用車)は、前年同月比80%増の16万5,518台だった。原油価格の高騰によるロシア経済の回復や、政府による需要喚起策の延長が
ロシア政府は、東北地方太平洋沖地震で甚大な被害を受けた日本に対し、救助隊派遣やエネルギーの追加供給などの支援を実施することを決めた。昨秋、メドベージェフ大統領が北方領土の国後・択捉島を訪れたことを機に両国間の関係画冷却化
ロシア政府が推進する国内自動車産業の振興計画で、ロシアブランド車の衰退が加速するのが確実視されている。外国自動車大手の現地生産を大幅に引き上げる政府の方針により、性能が劣る国内メーカーの製品が不利になるためだ。ただ、ロシ
ロシア4位の鉄鋼メーカー、マグニトゴルスク製鉄(MMK)が、トルコ・アタカスグループとの合弁会社を完全買収する。需要拡大を機に事業成長を図る戦略の一環で、重点市場の一つであるトルコでの地位を固める。 \ MMKの11日発
米マイクロソフトはこのほど、違法コピー対策に取り組むロシアのベンチャー企業、パイレート・ペイ(Pirate Pay)にシードファンディング(事業立ち上げ資金)として10万米ドルを提供すると発表した。マイクロソフトはロシア
ロシア石油最大手、ロスネフチとの提携計画をめぐり、英BPへの風当たりが強まっている。ロシア合弁事業TNK-BPで提携する投資家グループAARが、合弁契約に抵触するとして同計画に真っ向から反対しているためだ。12日のTNK
独化学大手BASFのエネルギー子会社ヴィンタースハルと露ガスプロムは10日、西シベリアのガス田で新たな鉱区を開発することで基本合意した。両社はすでに同地域のユジノ・ルスコエガス田とウレンゴイガス田の採掘で提携しており、今
ロシアの独立系ガス最大手ノバテクは先ごろ、仏石油大手トタルと資本・業務協定を発表した。北部ヤマル半島でのガス田開発や液化天然ガス(LNG)の輸出に向け、トタルの技術や資金を導入するのが狙い。ヤマルでの生産が本格化すれば、
プーチン首相は9日、欧州向け天然ガスを液化天然ガス(LNG)に変えてタンカーで輸送することを視野に入れ、黒海沿岸での液化工場建設が可能かどうかを調査し、1週間以内に結果報告するようシュマトコ・エネルギー相に依頼した。露英
ロシア国営銀行ズベルバンク(ロシア貯蓄銀行)はこのほど、同国の大手投資銀行トロイカ・ディアローグを買収することで合意した。同行はトロイカの株式63.6%をトロイカのワルダニヤン最高経営責任者(CEO)や他の役員から、残り
ロシア政府が100億米ドル規模の投資ファンド設定を検討している。国際的な投資会社と共同で国内企業・プロジェクトに投資する目的。これにより国外投資会社の対ロシア投資リスクを軽減し、投資を促進する狙いだ。英『フィナンシャル・
13日ロシアで行われた統一地方選挙で、プーチン首相率いる与党「統一ロシア」が勝利した。ただ、12の地方議会選挙における得票率は過去に比べて縮小し、うち7議会では50%を割り込んだ。今回の選挙は、今年12月の下院選挙および
日本観測史上最大のマグニチュード9.0を記録した東北地方太平洋沖地震で、ロシアと日本の外交関係の緊張が緩んでいる。北方四島返還問題で第2次世界大戦直後のレベルまで冷え込んだ両国関係だが、救援活動やエネルギー支援といった災
景気回復鮮明に ロシアの2011年2月のサービス部門購買担当者指数(PMI)は55.2と前月から1.7ポイント上昇し、2008年1月以来約3年ぶりの高水準となったことが、英銀行大手HSBCと調査会社マーキット・エコノミク
中東・北アフリカの政情不安に対するロシアの立場は複雑だ。原油価格の高騰で経済がうるおうのは確かだが、同じ理由で、政府が標榜する資源依存経済からの脱却が遅れる可能性があるためだ。メドベージェフ大統領が原油高騰を新経済発展の
ロシアのトラック製造最大手カマズは2月28日、2011年2月の生産台数が3,500台となり、前年同月から55%増加したと発表した。年初からの累計生産台数は前年同期比49%増の5,900台だった。 \ 同社によると、2月は
ロシア政府は、新車買い換え補助策の対象をトラックに広げる方針だ。昨年から実施している乗用車の買い替え支援策が成功したことを受け、トラックにも買い替え支援を導入することで、自動車産業の雇用維持につなげる狙い。現地紙『ベドモ
ロシアの鉄鋼大手セベルスタリは2日、米国に保有する3つの製鉄所を米持ち株会社レンコ・グループに売却することで合意したと発表した。 \ 売却するのは、スパローズポイント(メリーランド州)、ウォレン(オハイオ州)、ウィーリン
英BPのロシア合弁会社でロシア石油業界第3位のTNK-BPが2010年決算で過去最高の業績を達成した。売上高は前年比28%増の447億米ドル、純利益は同17%増の58億米ドル。原油価格の上昇を追い風に、2010年は「創業
ロシア国営ガス企業ガスプロムはこのほど、英石油大手ブリティッシュ・ペトロリアム(BP)のロシア合弁会社TNK-BPから東シベリア(イルクーツク州)のコビクタ・ガス田を取得した。買収額は223億ルーブル(7億7,700万米
天然ガス世界最大手のガスプロムが主導するバルト海ガスパイプライン計画「ノルド・ストリーム」がさらに一歩前進した。2本目のパイプライン敷設費用として、24銀行で構成するコンソーシアムから25億ユーロの融資を確保した。このパ
仏石油大手トタルは2日、ロシアの独立系ガス最大手ノバテクと資本・業務提携することで合意したと発表した。中東や北アフリカの騒乱が広がりエネルギー供給への不安が高まる中、豊富な鉱物資源を有するロシアで資源開発を加速させ、エネ
ロシアの電気通信大手4社と携帯ブロードバンド通信事業者のスカルテルは3日、第4世代(4G)移動通信網の共同構築で合意した。提携を通じて整備コストを削減するとともに、次世代携帯事業での出遅れを防ぐ狙い。今後3カ月で詳細を詰
ロシア移動通信2位のビンペル・コミュニケーションズ(ビンペルコム)が、イタリアとエジプトの競合買収に向けて大きく前進した。計画に反対するビンペルコムの大株主、テレノール(ノルウェー)が株主総会を遅らす狙いで行った仮処分申
ロシア政府が、国民IDカードの導入を検討している。アルカージ・ドボルコビッチ大統領首席経済顧問が2月28日、記者会見で明らかにした。行政サービスを統一して管理することにより、行政の効率化と国民の利便性向上を図るのが狙いで
伊自動車大手のフィアットは2月25日、ロシアの経済開発省に乗用車および商用車の現地生産と販売に関する事業計画書を提出したと発表した。同国における生産能力を年30万台に拡大する計画で、販売網も強化するとしている。 \ 具体
トヨタ自動車は1日、ロシア極東のウラジオストクで「ランドクルーザープラド」をノックダウン生産する計画を発表した。三井物産とロシア自動車大手のソレルスが2010年8月に折半出資で設立したソレルス・ブッサン(本社:ウラジオス
独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は2月24日、ロシアの自動車大手GAZグループとロシアでの共同生産に関する覚書(MoU)を交わしたと発表した。VWブランドとVWのチェコ子会社であるシュコダのモデルをGAZのニージ
ロシアのレアアース(希土類)埋蔵量は中国に次いで世界第2位の規模を誇るが、生産は少量にとどまっており、国内需要のほとんどを輸入に依存している。しかし、世界生産の97%を占める中国が輸出を制限している影響でレアアース価格が
天然ガス世界最大手のガスプロムが、米国市場での事業拡大に意欲的だ。米国子会社ガスプロム・マーケティング・アンド・トレーディングのハッテンバーガー社長が先ごろロイター通信に明らかにしたところによると、今年は液化天然ガス(L
国営外国貿易銀行(VTB)がモスクワ銀行の完全売却に向けて大きく前進した。同社は22日、モスクワ銀行株46.5%と同行株17.3%を保有する保険会社Stolichnaya Strakhovaya Grupa(Capita
ロシア中央銀行は2月25日、主要政策金利を0.25%ずつ引き上げると発表した。リファイナンス金利は8%となる。中銀の利上げは市場の予想外で、2008年12月以来初めて。28日から実施される。 \ 今回の利上げで、翌日物預
ロシアのプーチン首相はこのほど、国営の対外経済銀行(VEB)に対し、極東地域を対象とした投資ファンドを5月までに設定するよう命じた。経済の振るわない同地域での事業を促進する狙い。最大880億ルーブル(30億米ドル)のプロ
ロシアのプーチン大統領は2月24日、欧州委員会のバローゾ委員長と欧州連合(EU)・ロシア間で懸案となっているエネルギー政策について協議した。プーチン首相は、EUが大手電力・ガス会社に送電網やパイプラインの直接管理を禁止す
ロシア自動車大手ソレルスと三井物産は1日、折半出資の合弁会社「ソレルス・ブッサン」を通じ、来年春からウラジオストクでトヨタブランド車の組立生産を開始すると発表した。ロシア極東地域における日本車の生産はこれが初めて。 \
ドイツのフォルクスワーゲン(VW)とロシア商用車大手のGAZは2月24日、GAZのニジニ・ノヴゴロド工場でVWとシュコダの車両を合弁生産することで基本合意した。VWはロシアでの生産台数を引き上げ、急速に拡大する同国の自動
イタリアの自動車大手フィアットは2月25日、ロシア産業省に同国事業に関する計画書を提出した。部品の輸入関税軽減措置の適用に向けたもので、30万台の年産能力整備に加え、販売店網の強化などを内容としている。ロシア政府は自動車
ロシアの国営出資会社ロステクノロジーが、国内商用車大手カマズとベラルーシのトラック大手MAZとの合併をベラルーシ政府に提案した。ロシア通信社『RIAノボスチ』が2月22日、ロステクノロジーのチェメゾフ社長の談話として伝え
ロシア政府は国内自動車産業の保護政策を強化する。21日発行の独経済紙『ハンデルスブラット』によると、同国では国内の生産規模が年30万台以上に達する国外自動車メーカーを対象に、部品の輸入関税を優遇する新政令が3月1日付で発
ロシア自動車大手のソレルスは18日、米同業フォード・モーターと合弁会社を設立することで合意、覚書を交わしたと発表した。ソレルスは昨年2月に伊ファイットと合弁設立で基本合意していたが、こちらは最終合意に至らず白紙撤回となっ