2014/11/26

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

仏企業グループ、コソボのリゾート開発に4億ユーロ投資

この記事の要約

コソボ政府はこのほど、フランスのMDPコンサルティングを中心とするリゾート開発投資団が、コソボ南部の冬季スポーツの中心地であるブレゾヴィツァ山地にスポーツセンターを開発すると発表した。投資額は4億1,000万ユーロで、同 […]

コソボ政府はこのほど、フランスのMDPコンサルティングを中心とするリゾート開発投資団が、コソボ南部の冬季スポーツの中心地であるブレゾヴィツァ山地にスポーツセンターを開発すると発表した。投資額は4億1,000万ユーロで、同国としては過去15年間で最大規模の投資プロジェクトになるもようだ。

新開発によるスロープの全長は100キロメートルを超え、最新のリフト20基を備える計画で、1万5,000人のスキー客を同時に収容できるようになる。また、冬季だけでなく一年を通じてリゾート地として集客するため、アクアパーク、体験パークなどの施設も設置する。約3,000人の雇用創出を見込む。

プロジェクトにはMDPのほか、仏スキー観光開発大手のコンパニー・デザルプ、PGIマネジメントなどが参加。開発は段階的に行い、最初の3年間で1億6,500万ユーロを投資する計画という。