東欧経済ニュース

シュコダ自、EVバッテリー累計生産数が10万個を突破

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社、シュコダ自動車は9日、ムラダー・ボレスラフ本社工場における電動車(EV)用バッテリーの生産数が累計で10万個を突破したと発表した。2019年9月のライン稼働以来、段階的に生産数

トルコ商用車大手テムサ、プラハ市から電気バス14台受注

トルコの商用車大手テムサ(Temsa)はこのほど、プラハ市交通会社と電気バス14台の受注契約を交わした。受注額は約2億700万コルナ(1,000万ドル)。同社に出資するシュコダ・トランスポーテーションの子会社シュコダ・エ

ルーマニア自動車大手ダチア、半導体不足で操業停止

仏自動車大手ルノーのルーマニア子会社ダチアが1日から中南部ミオベニ工場の操業を停止している。車載用半導体チップの在庫不足が理由。同国のラルカ・トゥルカン労働相が4日、ルーマニア自動車工業会(ACAROM)との会合後に明ら

PKNオルレンがカナダ企業と提携、バルト海の風力発電事業で

ポーランド石油最大手で国営のPKNオルレンはこのほど、カナダの海上風力発電大手ノースランドパワーと提携し、バルト海の同国沖合に風力発電施設を設置すると発表した。施設の総発電容量は1.2ギガワットに上る。競争当局の許可を経

墺RBI、チェコの消費者金融会社を買収

東欧金融大手のライファイゼンバンク・インターナショナル(RBI)は6日、チェコの投資会社アナキャップ・ファイナンシャル・パートナーズから消費者金融会社エクア(Equa)バンクの全株式を取得する契約を結んだと発表した。特定

独航空機エンジン大手MTU、セルビアの整備拠点を着工

航空機エンジン大手の独MTUエアロ・エンジンズはこのほど、セルビアでエンジン整備工場の建設を開始した。部品修理拠点を拡大する戦略の一環で、ベオグラード空港に隣接するノヴァ・パゾワに年間の整備可能時間が40万時間の施設を設

オリンパスが露のがん対策事業に協力、大腸がんの内視鏡技術で

オリンパスは4日、ロシアでの大腸がんの内視鏡医療技術の普及を支援すると発表した。ロシア政府のがん対策事業「オンコロジープログラム」に協力し、大腸がんに対する内視鏡診断や内視鏡外科手術の普及と技能向上を図る。同支援事業は厚

ウズベキスタン、ガス化学プラント設置計画が始動

ウズベキスタンの石油公社ウズベクネフチガスとガスプロジェクト・ディベロップメント・セントラルアジア(露ガスプロムグループ)の合弁会社であるジザフ・ペトロリアム(Jizzakh Petroleum)は8日、同国南部ブハラ州

ワクチン接種「電子証明書」、北欧2カ国が発行計画発表

デンマークとスウェーデンの政府が、新型コロナウイルスのワクチンを接種した人にデジタルの「接種証明書」を発行する計画を進めている。同様の計画は欧州連合(EU)で検討されているが、先行して実施する。 デンマーク政府が3日に発

欧州電子業界が品質向上で提携、東欧3カ国も参加

独インフィニオンの主導で、電子部品・システムの品質向上を図るプロジェクト「インテリジェント・リライアビリティ4.0(iRel40)」が動きだしている。欧州製品の競争力維持に向けて、部品レベルから高性能・長寿命の製品づくり

スロバキア、新型コロナワクチン国産化でメーカーと交渉

スロバキアが新型コロナワクチンの国産化に向けて複数の製薬会社と交渉している。クライチ保健相が2日、現地通信社SITAに明らかにしたもので、世界的に認可済みのワクチンを製造する米ファイザー・独ビオンテック連合、米モデルナと

トルコ、ハイテク技術投資への支援強化

トルコ政府が国産品の高付加価値化に向けて、特定産業における国外直接投資(DIY)への支援を強化する。従来、ソフトウエアに限って特別フリーゾーン(SBI)での投資に優遇措置を適用してきたが、この範囲を他のハイテク技術にも広

トルコの1月インフレ率15%、上昇は4カ月連続

トルコ統計局(TUIK)が3日発表した1月の消費者物価指数(CPI)の上昇率は前年同月比で15%となり、前月(14.6%)から0.4ポイント拡大した。これは2019年8月(15%)以来の高い水準。インフレ率の上昇は4カ月

禁酒月間の参加者増える~チェコ

チェコの非政府機関(NGO)「リーグ・オブ・オープン・メン」が9年前に始めた「スヘイ・ウノル(ドライ・フェブラリー)」への参加が広まっている。2月の1カ月間だけ禁酒するもので、参加者は初年度の100人から昨年には約60万

サムスン電子、チェコでの5G SA実証試験に成功

韓国のサムスン電子は1月27日、ドイツテレコムと協力してチェコで実施した第5世代移動通信システム(5G)のスタンドアローン(SA)構成(5G SA)の実証試験に成功したと発表した。同試験は利用者ごとに異なる用途やニーズに

米ブルームリーチ、スロバキアの新興企業を買収

米ブルームリーチは1月26日、スロバキアの新興企業エクスポニア(Exponea)の多数株を、不動産開発会社HBレアヴィスを傘下に持つイヴァン・フレンコ氏から取得した。取引金額は明らかにされていない。ただ、ブルームリーチは

仏検索エンジンのアルゴリア、ルーマニアAI企業を買収

フランスのインターネット検索エンジン企業アルゴリアはこのほど、人工知能(AI)技術を手がけるルーマニアのモーフル(Morphl)を買収した。AIを取り入れた新サービスを開発するのが狙い。取引金額など詳細は明らかにされてい

トルコ、I4.0の主導国を目指す

トルコのバランク産業技術相は1月27日、同国をインダストリー4.0(I4.0)の主導国とする意向を明らかにした。国内で昨年、電子商取引(EC)分野が65%成長したことを例に挙げ、民間部門においてデジタル化が大きく進展して

露ズベル、国内家電ECプラットフォームに出資

ロシアの金融・テクノロジー大手の国営ズベル(旧ズベルバンク)が、家電・日用品の電子商取引(EC)プラットフォーム「goods.ru」に出資する。創立者のティンコヴァン氏および最大出資者のM.ビデオ・エルドラド・グループと

IoT遠隔操作システム開発 スロバキア

IoT(モノのインターネット)をベースにした無人のサウナユニットと制御システムを提供する。北欧のサウナスタイルを都市で暮らす住人向けにアレンジしたモダンな「スマートサウナ」で、街中の空きスペースに応じて設計し設置できる。

SKイノベーション、ハンガリーにEVバッテリー第3工場設置

韓国のSKイノベーションは1月29日、グループとして欧州最大の電動車(EV)用バッテリー工場をハンガリーに設置すると発表した。投資額は23億米ドルで、同国におけるグリーンフィールド投資として過去最大。今年第3四半期(7-

シュコダ自、クラウド活用でデジタル化を加速

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は1月26日、人工知能(AI)を重点とするデジタル転換プログラム「アクセレレートIT」を開始したと発表した。長期成長戦略「ストラテジー2025」の柱であるデジ

シュコダ自の自動車生産、20年は前年比17.58%減少

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は1月22日、2020年の生産実績を発表した。自動車は、チェコのムラダー・ボレスラフ工場とクヴァシニ工場で75万3,013台を生産した。2019年は約91万台

欧州バッテリー開発プロジェクト、リマックも助成対象に

欧州連合(EU)の欧州委員会は1月26日、加盟12カ国が電気自動車(EV)向け電池などのバッテリー開発プロジェクトに最大29億ユーロ(約3,600億円)の補助金を交付する計画を承認したと発表した。公的支援を通じてプロジェ

エルドアン大統領、トルコ初の自動運転EVバスに試乗

トルコのエルドアン大統領は1日、大統領官邸で、トルコ初の国産無人電動バス「アタク・エレクトリック」に試乗した。バス・軍用車両メーカーのカルサン(Karsan)が先ごろ大量生産を開始した中型バスで、特定エリア内で完全自動運

露トラック大手カマズ、スタートアップとの提携模索

ロシアのトラック大手カマズ(Kamaz)とベンチャーキャピタル(VC)のPulsar VCはこのほど、両社が協力してモビリティーとITに関連するスタートアップ企業を発掘し、連携していく計画を明らかにした。両社はスタートア

アマゾン、ポーランドに進出へ

ネット通販大手の米アマゾンは1月27日、ポーランド語サイトの開設に向けた準備を進めていることを明らかにした。同社によると、これまで同国の利用者はドイツ語サイトで注文する必要があったが、今後は現地語で注文できるようになる。

住友重機のプラスチック機械事業、チェコに現地子会社を設置

住友重機械工業のプラスチック機械事業であるスミトモ(SHI)デマグがチェコの首都プラハに販売サービス会社を設置した。重要な成長市場と位置付けるチェコとスロバキアで地盤を強化する狙い。4月1日付で営業を開始する。 新会社の

中国ハイアール、ルーマニア冷蔵庫工場が今春稼働

中国家電大手ハイアール(海爾集団)のルーマニア法人、ハイアール・テック・ルーマニアは1月29日、7,000万ユーロを投じて建設中の冷蔵庫工場が今春に稼働すると発表した。同工場は欧州市場向けに「キャンディ」、「フーバー」、

竹中工務店がセルビア法人設立、欧州13番目の拠点に

竹中工務店は1月26日、セルビアの首都ベオグラードに現地法人を設立し、営業を開始したと発表した。欧州の拠点網に同国を加えることで、受注・生産から維持、修繕までの一貫したソリューションを広域的に提供していく。 セルビア支店

セルビア政府、ベオグラードの地下鉄工事で中仏企業と合意書

セルビア政府はこのほど、首都ベオグラードの地下鉄建設事業に関し、フランス及び中国企業と基本合意書を交わしたことを明らかにした。中国側は中国電力建設集団(パワーチャイナ)、フランスからは鉄道車両大手アルストムと建設・エンジ

「ホンダジェット」、ロシアで形式証明取得

ホンダは1月26日、航空機事業子会社のホンダ・エアクラフト・カンパニー(HACI)の小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」がロシア民間航空局(FATA)から形式証明を取得し、同国で初号機の運用を開始したと発表した。同機

EUが日本からの渡航を原則禁止、受け入れ国リストから除外

欧州連合(EU)は1月28日、新型コロナウイルス感染拡大を受けて実施している域外からの渡航制限について、観光客などを受け入れる国のリストから日本を除外した。これによって日本からEUへの渡航は、同日付で原則禁止となった。

ハンガリー、ソーシャルメディア規制を予告

ハンガリーのユディット・ヴァルガ法相は1月26日、ソーシャルメディア大手を規制する法案を今春に提出する方針を明らかにした。米ツイッターがトランプ前米大統領のアカウントを永久停止したのを受けたもので、「自由主義的イデオロギ

ハンガリー、中国製ワクチンを承認

ハンガリー医薬品局(OGYEI)は1月29日、中国・国薬控股(シノファーム)から調達予定の新型コロナワクチンを正式に承認した。同国で承認を受けたワクチンは、米ファイザー/独ビオンテック連合、米モデルナ、英アストラゼネカ、

リトアニア、中国からの保安検査機器調達を中止

リトアニア政府は1月29日、国内3空港に中国国営の同方威視技術(ニュークテック)から保安検査機器を調達するのを禁じると発表した。安全保障上の懸念が理由。近く議会で正式に決定する。中国テクノロジー企業から機器を調達しないよ

非接触型信号で感染予防~チェコ

新型コロナの感染対策が課題となっているのはチェコの首都プラハも例外ではない。少しでもリスクを下げようと、市当局が押しボタン式信号機の代わりに、手をかざせば青になる非接触感応式信号機の設置を進めている。 現在、市の2カ所で

独リンデ、ハンガリーに空気分離装置を新設

工業ガス大手の独リンデは20日、中国化学大手、万華化学のハンガリー子会社ボルショドケム(BorsodChem)と、窒素、酸素および圧縮空気の長期供給契約を締結したと発表した。これに伴い、ハンガリーに大型の空気分離装置(A

マーレなど独3社、ハンガリーに追加投資

ハンガリーのシーヤールト外務貿易相は18日、ドイツの大手企業3社が同国での増産に向けて追加投資することを明らかにした。投資額は総額40億フォリント(1,120万ユーロ)で、政府が12億フォリントを助成する予定。1,770

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