「血の日曜日」から30年~リトアニア
リトアニアの「血の日曜日」事件から今月13日で30年が経過した。1990年3月にソビエト連邦構成国として初めて独立を宣言したリトアニアの首都ビリニュスに、ゴルバチョフ書記長(当時)が軍を派遣した事件だ。迎撃できるようなま […]
リトアニアの「血の日曜日」事件から今月13日で30年が経過した。1990年3月にソビエト連邦構成国として初めて独立を宣言したリトアニアの首都ビリニュスに、ゴルバチョフ書記長(当時)が軍を派遣した事件だ。迎撃できるようなま […]
ポーランドの新興企業ネヴォモ(Nevomo、旧ハイパーポーランド)が、欧州の磁気浮上式鉄道導入に向けたプロジェクト「ハイパーネックス」に参加する。同社の特徴は、米国発のハイパーループに着想を得ながらも、まずは在来線のイン
株式投資型クラウドファンディングのプラットフォームを運営するルーマニアのシードブリンクはこのほど、2020年に同国で実施されたスタートアップによる全投資ラウンドのうち、同社の仲介によるものが半数近くを占めたことを明らかに
ベンチャー投資会社のインデックス・ベンチャーズがこのほど発表した「スタートアップに有利な国ランキング」で、バルト3国が上位3位を独占した。ストックオプションをめぐる法規制の改定で従業員を集めやすくなったとして、ラトビア、
エストニアの個人認証システム開発企業ベリフ(Veriff)はこのほど、ライドシェアサービスなどを提供する同国のボルト(Bolt)に対し、欧州各国で認証サービスを提供することで合意したこと発表した。両社はまず、エストニア、
ロシア原子力公社(ロスアトム)が先月、モスクワでグループ初の積層技術センター(ATC)を開設した。この種の拠点はすでにロシアにも存在するが、国産設備のみを採用したのはロスアトムのATCが初めて。デバッグ(不具合の発見・修
エネルギー転換で従来型資源の意義が薄れることを見越し、ロシア政府が水素技術プロジェクトを始動させている。エネルギー省は現在、日本およびドイツの提携先と共同で水素戦略を策定中だ。エネルギー大手のロシア原子力公社(ロスアトム
ロシア国営の開発対外経済銀行VEB傘下のベンチャーファンド、VEBベンチャーズは昨年末、重工業向けIoT(モノのインターネット)ソリューションの国内大手ジフラ(Zyfra)に9億9,000万ルーブル(約1,340万ドル)
ワルシャワにある同名の診療所が提供する、オンラインによる「かかりつけ医」の医療サービス。専用アプリを用いて、自宅に居ながら医師への相談や処方箋の取得などが迅速に行える。ポーランドの国民健康保険加入者は誰でも無料で相談でき
韓国の自動車部品メーカー、相信(サンシン)が、ハンガリー中部のヤースベレーニにある工場を拡張する。電気自動車(EV)用バッテリー部品の生産能力増強が目的。150人を新規雇用する。ハンガリーのシーヤールト外務貿易相が7日に
インドのタイヤ製造・販売大手アポロタイヤがハンガリーのジェンジェシハラーシ工場に追加投資を行う計画だ。同国のシーヤールト外務貿易相が昨年末に明らかにした。投資額は約1,250万ユーロで、政府が400万ユーロを助成する。1
トヨタ自動車は4日、仏自動車大手のグループPSAとチェコのコリンに設立した合弁会社トヨタ・プジョー・シトロエン・オートモビル・チェコ(TPCA)をトヨタの欧州統括会社であるトヨタ・モーター・ヨーロッパ(TME)が2021
電気自動車(EV)製造の米テスラがルーマニアに進出する。まずはブカレストに販売・サービス拠点を開設するほか、年内に4都市で充電ステーションを設置する。 ブカレスト拠点の開設計画は、テスラが先月出した求人広告で明らかになっ
新型コロナの世界的流行が自動車の電動化を後押しする――トルコ電気・ハイブリッド自動車協会(TEHAD)のベルカン・バイラム会長はこんな楽観的な見通しを明らかにした。新鮮な空気の重要性が改めて認識されたことや、ロックダウン
ブルガリアの製薬企業ソファーマ(Sopharma)は8日、ラトビア同業のBRIZを完全子会社化したと発表した。取引額などの詳細は明らかにしていない。従来の出資比率は68.14%だった。 ソファーマ・グループは12工場を操
モンテネグロのスパジッチ財務相は12月末、新たな国営航空会社を設立したことを明らかにした。資本金は3,000万ユーロ。これに伴い、経営不振に陥っている国営モンテネグロ航空は清算し、新会社を同国のフラッグキャリアとする。
南アフリカ・英系の製紙大手モンディが、米同業インターナショナル・ペーパーからトルコ子会社オルムクサンの株式90.38%を取得する。買収価格は約6,600万ユーロ。当局の承認などを経て、上半期中に手続きを完了する予定だ。
YKKは7日、同国西部のチェルケスキョイにあるファスナー工場の拡張工事が完了し、昨年12月から稼働していると発表した。生産能力を高めて国内の需要増加に対応する。投資額は明らかにされていない。 工場の建屋面積を7,550平
中国オッポと韓国サムスンのスマートフォン大手2社がトルコ国内で生産を開始する。昨年12月末、トルコの現地メディア『ブルームバーグ HT』に対し関係者が明らかにした。オッポは今月中に5,000万ドルを投じてイスタンブールと
トルコ国営ホウ素メーカーのエティ・マデン(Eti Maden)が2020年12月末、国内北西部エシュキシェヒルでリチウム工場の稼働を開始した。ホウ素の精製工程で出る廃液からリチウムを抽出する自社開発技術を使い、輸入に依存
トルコの建設最大手エンカ(ENKA)は6日、リビア総合電力会社(GECOL)と新発電所の建設プロジェクトで契約を交わしたと発表した。独エンジニアリング大手シーメンスとの共同受注で、国内の電力需要拡大に対応するため、北西部
欧州連合(EU)加盟国で12月27日、新型コロナウイルスのワクチン接種が始まった。感染拡大に歯止めがかからず多くの国で外出制限や店舗の閉鎖などが続く中、英国や米国、カナダなどに続き、EUでもワクチン接種が本格化することに
英国とトルコの両政府は12月29日、自由貿易協定(FTA)に署名した。新協定は欧州連合(EU)とトルコが結んでいる関税同盟に沿った内容となっており、英国はEUからの完全離脱後も従来と同様の条件でトルコとの貿易を継続するこ
ポーランドが1月1日付で最低賃金を7.7%引き上げた。月額給与は前年の2,600ズロチ(571ユーロ)から2,800ズロチ(615ユーロ)、時給は17ズロチ(3.72ユーロ)から18.30ズロチ(4ユーロ)に上昇する。政
ロシア産天然ガスをトルコ経由で欧州に運ぶパイプライン「トルコ・ストリーム」を西欧方面に延伸する「バルカン・ストリーム」のセルビア区間が稼働し、1月1日からトルコ・ストリームを経由したロシア産ガスの輸送が正式に始まった。セ
トルコが15日から新型コロナワクチンの接種を開始する。最初に対象となるのは医療関係者およそ120万人。その後、65歳以上の人、養護施設や老人ホームの居住者、教師、警官へと対象を広げる。 トルコはすでに中国の科興控股生物技
公衆衛生行政を担当するロシア連邦消費者庁(ロスポトレブナドゾル)のアナ・ポポヴァ長官は10日、英国で流行している新型コロナウイルスの変異種の感染が、ロシアでも確認されたと明らかにした。英国からの帰国者から変異種が検出され
トルコ中央銀行は12月24日の金融政策決定会合で、主要政策金利である7日物レポ金利を2ポイント引き上げ、17%とすることを決めた。利上げは2会合連続。市場は1.5ポイントの上げ幅を予測していた。インフレを抑制し、持続的に
欧州連合(EU)と中国は12月30日、市場参入の規制緩和など投資環境の整備を目的とする「包括的投資協定(CAI)」の締結交渉で基本合意に達した。EU企業にとっては中国市場へのアクセスが改善され、幅広い分野で事業展開しやす
ロシアで今年から女性の就労を禁止する業種が減り、女性の鉄道運転手が登場した。この規定はソ連時代の1974年に発効した法律に基づくもので、女性が身体的な重労働に就くことを禁止して出生数を増やすのが目的だった。 これまで規定
ロシアの新興企業インテロジック(Intellogic)が、人工知能(AI)を活用した放射線診断・リスク評価ツール「ボトキンAI」の開発に向け、合計1億6,000万ルーブル(120万米ドル)の資金を調達した。2019年6月
アルバニア人の自動車デザイナー、チェンドリム・サーチ氏が、アルバニア初のスーパーカー生産を計画している。新企業アレラ・アウトモビリ(Arrera Automobili)を設立し、すでにエンジニアや車体設計士を集めてチーム
リチウムイオン電池向け精密部品の開発・製造を手がける中国の深セン科達利実業(ケダリ)が121億フォリント(3,940万ユーロ)を投じ、ブダペスト郊外のケデルレー工業団地に工場を新設する。韓国のサムスンSDIの現地工場にア
韓国・イルジングループの電子・化学事業であるイルジン・マテリアルズが38億フォリント(1,070万ユーロ)を投じ、ハンガリーに銅箔加工工場を新設する。欧州に生産拠点を設けるのはこれが初めて。すでにブダペスト郊外のゲデレー
独自動車大手ダイムラーが今年、イスタンブールのグローバルITソリューション・デリバリーセンター(DEZA)に、ダイムラー・モビリティ・テクノロジー・ハブを設置する。金融・移動サービス子会社ダイムラー・モビリティのソフト開
ロスネフチがシベリア連邦大学の科学者と共同で、環境負荷の小さい掘削液を開発している。シードオイルをベースにし、生分解性の成分を含むという。 ロスネフチは、外国製品に性能が劣らない「グリーン掘削液」の開発を非常に重要な課題
欧州委員会は12月15日、デジタル市場で支配的な立場にある巨大IT企業への規制を強化する新たな法案を発表した。プラットフォーマーと呼ばれる大手に対し、他社のサービスを排除したり、自社サイトで自社の製品やサービスを優遇する
欧州委員会は12月15日、域内の国境をまたいだエネルギー関連のインフラプロジェクトを支援する枠組み「欧州横断エネルギー・ネットワーク(TEN-E:Trans-European Networks for Energy)規則
ウクライナの首都キエフには、野良犬、野良猫がたくさん住んでいる。お腹を空かせて死んでしまわないようにと、地元の福祉団体ヤポモガがこの秋、エサの「自動販売機」・ヤポモガボックスを設置した。ボタンを押すとエサが出てくる、とい
スロバキアがデジタル改革に向こう数年間で少なくとも12億ユーロを投じる。レミソヴァ投資・情報相が12月半ば明らかにした。顧客志向で近代的な公共行政を実現するため国民サービス分野に投資する。 スロバキア政府は2019年、2
トルコで薬局向けに人工知能(AI)を使った取引プラットフォーム「ノヴァ・マーケットプレイス」の運用が始まっている。同国のスタートアップ企業ノヴァダン(Novadan)が開発したもので、使用期限が近い商品を薬局間で交換でき
電動の飛行機器を開発するロシアのホバーサーフ(Hoversurf)がこのほど、同国の富豪イスマイル・アスメトフ氏から資金調達を行ったことがわかった。調達額は明らかにされていないが、現地メディアによると評価額は3,000万
携帯端末向けにコンピュータービジョンを活用したスキャン製品を開発している。スマートフォンのカメラをかざすだけで対象を瞬時にスキャンし、データ化して取り込めるため、文書のデジタル化や入力作業の省略、各種プロセスの自動化に役
トーヨータイヤは12月15日、セルビア北部ヴォイヴォディナ自治州のインジアで、乗用車・軽トラック用タイヤ工場の建設を開始した。投資額は約488億円。2022年4月に完工予定で、製品は欧州のほか中東、北米、アフリカに輸出す
韓国の現代自動車がトルコの合弁会社ヒュンダイ・アッサン(HAOS)の完全子会社化を計画している。トルコの競争当局が12月17日に明らかにしたもので、合弁相手である複合企業キバル・ホールディングが保有するHAOS株取得の許
日立製作所は12月16日、家電子会社の日立グローバルライフソリューションズ(日立GLS)がトルコ同業アルチェリクと白物家電事業の合弁会社を設立すると発表した。日立GLSが2021年春に新会社を設立し、海外の白物家電事業を
荏原製作所は12月21日、トルコのポンプメーカーであるバンサン(Vansan)を完全買収すると発表した。新興国における事業拡大を目指す戦略の一環。買収により、欧州や中東、中央アジア、アフリカ市場へのアクセスを強化するとと
クロアチアとイタリアがアドリア海に排他的経済水域(EEZ)を設置すること計画している。すでに両国は昨年12月に外相レベルでEEZの境界について交渉を行うことで合意した模様だ。クロアチアのラドマン外相によると、EEZの設置