国家・地方自治体

ロシア政府、「サハリン2」新会社の設立を決定

●6月末にプーチン大統領が署名した大統領令に基づくもの ●日本は引き続き権益維持を目指す方針 ロシア政府は3日、三井物産と三菱商事が権益を持つ極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」について、新たな運営会社を設立するこ

チェコ中銀、政策金利を7%に据え置き

●6月のインフレ率は前月から1.2ポイント増の17.2%に拡大 ●据え置きは物価高騰の抑制と景気の腰折れ回避が狙い チェコ中央銀行(CNB)は4日、主要政策金利である14日物レポ金利を7%に据え置くことを決めた。据え置き

ルーマニア中銀が追加利上げ、政策金利5.5%に

●戦争の長期化と対ロ制裁の拡大で経済成長が鈍化=中銀 ●小幅の利上げに留め、景気のテコ入れを図る ルーマニア中央銀行は5日、政策金利を4.75%から0.75ポイント引き上げて5.5%に設定した。利上げは8会合連続。市場は

トルコの7月インフレ率79.6%、14カ月連続で上昇

●昨年5月からの上げ幅の合計は63.01ポイントに達する ●中銀は政策金利を14%に据え置いている トルコ統計局(TUIK)が3日発表した7月の消費者物価指数(CPI)の上げ幅は前年同月比で79.60%となり、前月の78

チェコ中銀、政策金利を7%に据え置き

チェコ中央銀行(CNB)は4日、主要政策金利である14日物レポ金利を7%に据え置くことを決めた。据え置きは市場の予想通り。中銀は前回まで9会合連続で利上げを実施していた。インフレが高進する中、景気の腰折れを避けるため追加

ユーロ圏の小売業売上高、18カ月ぶりマイナス

EU統計局ユーロスタットが3日に発表したユーロ圏の6月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比3.7%減となり、18カ月ぶりのマイナスに落ち込んだ。物価高が個人消費を圧迫していることが鮮明となった。(表参照) 前

ユーロ圏生産者物価、6月は35.8%上昇

EU統計局ユーロスタットが3日に発表したユーロ圏の6月の生産者物価(建設業を除く)上昇率は前年同月比35.8%だった。上げ幅は前月の36.2%を下回ったものの、エネルギー価格の高騰を背景に歴史的な高水準が続いている。(表

ユーロ圏失業率、6月も6.6%

EU統計局ユーロスタットが1日に発表したユーロ圏の6月の失業率は6.6%だった。前月から横ばいで、統計を開始した1998年4月以降で最低の水準を維持した。経済再開が加速していることで雇用改善が続いている。(表参照) EU

ドイツ、秋からコロナ規制を再強化

独政府・与党は3日、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するための新たな措置で合意した。秋の到来で気温が下がり感染者数が大幅に増えると、医療ひっ迫のリスクが高まることから、こうした事態を回避できるようにする狙い。当該法案を

ロシア政府、「サハリン2」新会社の設立を決定

ロシア政府は3日、三井物産と三菱商事が権益を持つ極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」について、新たな運営会社を設立することを決定したと発表した。6月末にプーチン大統領が署名した大統領令に基づくもので、現在の事業主体

ガスプロム、ラトビアへのガス供給停止

ロシア天然ガス最大手の国営ガスプロムは1日、ラトビアへのガス供給を停止したことを明らかにした。同国が購入条件に従っていないというのが理由だ。ラトビア政府は、ガス調達でのロシア依存度は高いが、エネルギー消費全体に占めるガス

7月のユーロ圏インフレ率8.9%、過去最高を更新

EU統計局ユーロスタットが7月29日に発表したユーロ圏の同月のインフレ率(速報値)は前年同月比8.9%だった。ロシアのウクライナ侵攻でエネルギーなどの値上がりが加速する状況が続き、前月の8.6%から大きく拡大。統計を開始

ユーロ圏景況感が急激に悪化、7月は長期平均割れ

ユーロ圏で景況感が急激に悪化している。欧州委員会が7月28日に発表した同月の景況感指数(ESI、標準値100)は99.0となり、前月の103.5から大幅に低下。長期平均の100を割り込んだ。 景況感の悪化は5カ月連続。分

カザフスタン、自動車生産が拡大

●1-3月の生産台数は前年同期比で30%の増加 ●同国は8つの自動車工場が稼働 カザフスタンの貿易統合省はこのほど、今年1-3月期の国内自動車生産台数が前年同期比で30%以上増えたことを明らかにした。自動車輸出がけん引し

ロシア、金属の備蓄を計画

●必要とする企業への供給やドンバス地方のインフラ復興に充当 ●鉄鋼メーカーへの金融支援も検討 ロシア政府は欧米による経済制裁の影響を受ける国内の鉄鋼メーカーを支援するため、政府による金属の備蓄を検討している。マントゥーロ

ロシア撤退企業が新拠点としてカザフに注目、265社が候補に

●すでに国際企業43社が同国に拠点開設を計画 ●米ハネウェルは同国にユーラシア統括拠点開設を検討 ロシア・ウクライナ戦争の長期化を背景に、ユーラシア圏の新事業拠点としてカザフスタンに注目する企業が増えているもようだ。7月

ハンガリー中銀が15会合連続で利上げ、政策金利10.75%に

●金利が2桁を超えるのは2008年以来 ●「二次的効果」の影響を防ぐため厳格な金融政策の維持を表明 ハンガリー中央銀行は7月26日、政策金利を1ポイント引き上げ、10.75%にすると発表した。金利が2桁を超えるのは金融危

インフレ率2カ月連続低下、7月は7.5%に

ドイツ連邦統計局が7月28日発表した同月の消費者物価指数(ドイツ基準、速報値)は前年同月比7.5%増と大幅に上昇したものの、上げ幅は2カ月連続で縮小した。物価高騰の直撃を受ける消費者向けの負担軽減策が奏功した格好。インフ

ガスプロム、ラトビアへのガス供給停止

●ラトビアのエネルギー消費全体に占めるガス比率は27%程度 ●バルト3国は来年、ロシアからのガス調達を止める計画 ロシア天然ガス最大手の国営ガスプロムは1日、ラトビアへのガス供給を停止したことを明らかにした。同国が購入条

ガス料金1000ユーロ以上増加も、輸入会社の調達コスト転嫁で

ロシア産天然ガスの供給削減を受けて膨らんでいる輸入会社の調達コストが川下に転嫁されると、一般世帯の負担額は大幅に膨らむ可能性がある。ショルツ首相は先ごろ、負担増加額が最大で年300ユーロにとどまるとの見方を示したが、これ

「ガス発電の全面停止は不可能」=経済省

ドイツで天然ガス発電を100%停止することはできないもようだ。ロシア産ガスの供給が大幅に削減されたことを受け同国では国内供給を維持するため発電での使用を全面停止するよう求める声が出ているが、経済・気候省は1日付の文書で不

PHVの購入補助金を来年廃止、BEVとFCVは減額

ドイツ経済・気候省は7月26日、電動車向けの国の補助金を来年から縮小すると発表した。与党合意に基づく措置で、電気自動車(BEV)と燃料電池車(FCV)で支給額を引き下げ、プラグインハイブリッド車(PHV)では補助金を廃止

7月と8月の法令改正

・改正エネルギー安定確保法(EnSiG)が7月12日付で施行。天然ガス輸入会社の調達コストが急上昇した場合、ガス料金に上乗せされる分担金を通して川下に迅速転嫁することが可能に。同ルールは10月1日付で適用される見通し ・

メルセデスベンツ―BEV生産に向けハンガリーに巨額投資―

独高級車大手メルセデスベンツがハンガリー中部にあるケチケメート工場の生産能力増強に4,000億フォリント(約10億ユーロ)を投資する。電気自動車(BEV)専用の次世代プラットフォームを用いた車両生産に向けたもの。シーヤー

RWE―利益予測を大幅引き上げ―

エネルギー大手の独RWEは7月27日、2022年12月期の利益見通しを大幅に引き上げた。エネルギー取引事業が予想外に好調なほか、電力料金が値上がりしたことが大きい。同社は競合ユニパーと異なりロシアから天然ガスを調達してい

6月小売売上8.8%減少、物価高騰で統計開始後最大の下げ幅に

ドイツ連邦統計局が1日発表した6月の小売売上指数(営業日数・季節調整値)は物価調整後の実質で前月比8.8%減(暫定値)となり、統計を開始した1994年以降で最大の下げ幅を記録した。インフレ高進と、それに伴う消費者の支出抑

ブルガリア政府、デジタル能力の底上げでAWSと協力

●政府のデジタル化やサイバーセキュリティに関する分野で協力 ●AWSは同国のデジタル技術研究機関に投資を表明 ブルガリア政府は7月26日、クラウドサービス大手の米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)との間でデジタルスキル

ポーランドのソラリス、スロバキアで燃料電池バスを初受注

ポーランドのバス製造大手ソラリスは7月29日、スロバキアのブラチスラバ交通公社(DPB)と燃料電池バス「ウルビーノ12ハイドロジェン」4台の受注契約を結んだ。来年7月に納車する。ソラリスが同国で燃料電池バスを受注するのは

ロシア撤退企業が新拠点としてカザフに注目、265社が候補に

ロシア・ウクライナ戦争の長期化を背景に、ユーラシア圏の新事業拠点としてカザフスタンに注目する企業が増えているもようだ。7月下旬に行われた米総合テクノロジー大手ハネウェルのアルマトイ工場開所式で、アイダロフ副外務相は国際企

ハンガリーとセルビア、グリーン水素分野で提携

ハンガリーとセルビアは7月25日、グリーン水素分野における提携で基本合意した。グリーン水素の生産・貯蔵・輸送について情報を交換するとともに、共同プロジェクトを立ち上げる。エネルギーを国内生産する可能性を追求し、需要を適当

ユーロ圏のGDP、4~6月期は0.7%増

EU統計局ユーロスタットが7月29日に発表した2022年4~6月期のユーロ圏の域内総生産(GDP、速報値)は実質ベースで前期比0.7%増となり、伸び率は前期の0.5%(速報値の0.2%から改定)を上回った。ロシアのウクラ

7月のユーロ圏インフレ率8.9%、過去最高を更新

EU統計局ユーロスタットが7月29日に発表したユーロ圏の同月のインフレ率(速報値)は前年同月比8.9%だった。ロシアのウクライナ侵攻でエネルギーなどの値上がりが加速する状況が続き、前月の8.6%から大きく拡大。統計を開始

ユーロ圏の22年予想成長率、IMFが大幅下方修正

国際通貨基金(IMF)は7月26日に発表した最新の世界経済見通しで、ユーロ圏の2022年の予想成長率を2.6%とし、前回(4月)の2.8%から0.2ポイント引き下げた。ロシアのウクライナ侵攻の長期化、物価上昇のほか、欧州

ユーロ圏景況感が急激に悪化、7月は長期平均割れ

ユーロ圏で景況感が急激に悪化している。欧州委員会が7月28日に発表した同月の景況感指数(ESI、標準値100)は99.0となり、前月の103.5から大幅に低下。長期平均の100を割り込んだ。 景況感の悪化は5カ月連続。分

ユーロ圏建設業生産高、5月は2.9%増

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の5月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比2.9%増だった。増加は5カ月連続。上げ幅は前月の2.8%をわずかながら下回った。(表参照) 分野別では建築が3.

独がPHV購入補助金を来年廃止、BEVとFCVは減額

ドイツ経済・気候省は7月26日、電動車向けの国の補助金を来年から縮小すると発表した。与党合意に基づく措置で、電気自動車(BEV)と燃料電池車(FCV)で支給額を引き下げ、プラグインハイブリッド車(PHV)では補助金を廃止

タタ製鉄、蘭当局と持続可能性の原則表明に署名

インド鉄鋼大手のタタ製鉄は7月18日、オランダ西部の北ホラント州政府、同国のインフラ・水管理省並びに経済・気候政策省との間で、持続可能性の原則表明に署名したと発表した。二酸化炭素(CO2)排出量を2030年までに年間50

EU、北マケドニア・アルバニアとの加盟交渉開始

欧州連合(EU)は7月19日、バルカン諸国のうち北マケドニア(旧マケドニア)とアルバニアとの正式な加盟交渉を開始した。両国は何年も前に加盟候補国と認定されながら、次のステップとなる加盟交渉開始が見送られていた。EU加盟に

仏電力公社の再国有化、政府は97億ユーロ投入

仏政府は7月19日、国内電力最大手フランス電力公社(EDF)を完全国有化する計画の詳細を発表した。株式公開買い付け(TOB)で、政府が保有していない株式を総額97億ユーロで買い取る。 政府はEDFの株式84%を保有してい

ルーマニア、燃料電池車両の調達計画を承認

●座席数160の車両12編成を調達、総費用9億7,300万ユーロ ●調達先企業は非公表も、次官はアルストム製車両の写真を投稿 ルーマニア運輸省は20日、水素燃料電池鉄道車両12編成の調達計画を承認した。鉄道改革庁が進める

ウクライナ産穀物の船舶輸送再開で合意

●アフリカなど途上国における飢餓を回避する狙い ●最大2,500万トンの穀物の輸出が可能に 黒海を経由したウクライナの穀物輸出再開に向け、国際連合、トルコ、ウクライナ、ロシアの4者が22日、イスタンブールで正式合意した。

ECBが11年ぶり利上げ、政策金利0.5%に

●ユーロ圏のインフレ率は6月に過去最高の8.6%に拡大 ●ECBは追加利上げを示唆、9月に0.5ポイント利上げとの見方 欧州中央銀行(ECB)は21日に開いた定例政策理事会で、政策金利を0.5ポイント引き上げることを決め

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