海運

Hapag-Lloyd AG―チリ同業と提携交渉―

独海運最大手のHapag-Lloyd(ハンブルク)は5日、チリ同業CSAVと提携交渉している事実を明らかにした。厳しさを増す国際市場で競争力を強化することが狙い。同社は独業界大手Hamburg Suedとの合併協議が3月 […]

欧州委が独政府提訴、ドイツポストへの補助金めぐり

欧州連合(EU)の欧州委員会は20日、郵便・物流サービスで欧州最大手のドイツポストに対する補助金交付を不当として、ドイツ政府を欧州司法裁判所に提訴したと発表した。欧州委は昨年1月、ドイツポストが1995年以降に受けた公的

サプライチェーン・リスク管理へ関心高まる

市場・生産拠点のグローバル化が進むなか、サプライチェーンのリスク管理に対する関心が高まっている。独物品管理・調達・物流業全国連合会(BME)などが実施した物流リスクに関する企業アンケート調査によると、「事業ネットワークの

ロスアトム、砕氷船2隻の建造で入札開始

ロシアの国営原子力企業ロスアトムは、原子力砕氷船2隻の建造に関する入札を実施すると発表した。入札開始価格は774億9,500万ルーブル。入札は来月4日に締め切られ、翌5日に落札者が発表される。 \ ロシアは現在、北極海航

独旅行業界が売上記録更新

独旅行連盟(DRV)が14日発表した最新の業界統計(速報値)よると、2012/13年度(12年11月~13年10月)の業界売上高は前年比3.5%~4.5%増の252億~255億ユーロに拡大し、前年度(244億ユーロ)に引

郵便料金1月から一部値上げ

ドイツポストは15日、郵便・小包料金を来年1月1日付で一部値上げする計画を連邦ネットワーク庁に申請した。コストの上昇を生産性の引き上げで吸収しきれないため、顧客に転嫁すると説明している。値上げ幅は同庁の許容基準内に収まっ

独物流業界、売上記録今年も更新

物流業界団体BVLは23日、独業界の2013年売上高が前年の2,280億ユーロから約2,300億ユーロに増加し、昨年に引き続き過去最高を更新するとの見通しを発表した。景気が好調なほか、キール世界経済研究所(IfW)が作成

海運貨物取扱量、上期は2.6%減に

連邦統計局が16日発表した2013年上半期の海運貨物取扱量は1億4,790万トンで、前年同期を2.6%下回った。輸出貨物は0.3%増の5,890万トンに拡大したものの、輸入貨物が3.9%減の8,560万トンに後退。また、

ロシア、国内造船業を再建へ、30年までに1兆ルーブル投資

ロシアは国内造船業の再建に乗り出す。高性能な商船の大半を海外への発注に依存する体質から脱却し、国内で建造を請け負う体制を整える。このため、国営統一造船会社(OSK)は2030年までに最大1兆ルーブルを投資して近代的なドッ

「マウトを全国道と7.5トン車に拡大を」、州交通相が決議

独16州の交通相は2日の会議で、交通インフラ財源の確保政策案を決議した。老朽化した道路などの修復に年72億ユーロを追加支出するという内容で、財源を確保するためにトラック走行料金(マウト)の適用対象を大幅に拡大することを盛

ポーランド主要3港、20年までに100億ズロチ投資

ポーランドの主要3港は、貨物や旅客の増加に対応するため、2014年から20年までに総額100億ズロチを投資する見通しだ。ノバク運輸相がこのほど明らかにした。 \ 国内最大の港であるグダンスク港は7億ズロチの投資を計画して

ロシア、原子力砕氷船2隻を建造へ

ロシアは14年から20年にかけて、多目的原子力砕氷船を2隻建造する。ロシア政府広報部は先月、メドベージェフ首相が砕氷船の建造に関する命令書に署名したと発表した。 \ ロシアは現在、北極海航路で5隻の原子力砕氷船を稼働して

トルクメニスタンで新国際港湾が着工

トルクメニスタンのカスピ海東岸にある港湾都市トルクメンバシで8月中旬、新たな港の建設工事が始まった。「トルクメンバシ国際港」は20億米ドルをかけて建設され、完成すればトルクメニスタン最大の港となる。 \ トルクメンバシ国

APモラー・マースク(2013年4-6月期決算)

デンマーク海運・石油大手のAPモラー・マースク がこのほど発表した2013年4-6月期(第2四半期)決算の純利益は44億8,000万クローネ(約6億100万ユーロ)となり、前年同期から15%減少した。海運部門が貨物輸送量

ハンブルク港の貨物取扱高、上期3.5%増に

ハンブルク港運営会社が16日発表した2013年1-6月期の貨物取扱量は6,810万トンとなり、前年同期比で3.5%増加した。景気低迷を背景に欧州の海運貨物需要は低迷しているものの、同港はバルト海輸送の中継拠点として重要性

APモラー・マースク(2013年4-6月期決算)

2013年4-6月期(第2四半期)決算の純利益は44億8,000万クローネ(約6億100万ユーロ)で、前年同期から15%減少。海運部門が貨物輸送量の下落、石油部門が原油価格低下でともに不調だった。売上高は9%減の809億

リガ港、上期の貨物取扱量7.4%減

ラトビアのリガ港の13年上期(1-6月)の貨物取扱量は1,740万トンと、前年同期から7.4%減少したものの、バルト地域の港湾(リガ、タリン、クライペダ、ベンツピルス、リエパヤ)の中で首位の座を維持した。7月31日付けの

郵船ロジスティクス、チェコで新倉庫稼動へ

郵船ロジスティクスのチェコ現地法人が来月1日、プラハ近郊のストランチツェで新倉庫を開所する。自動車業界の需要拡大でジーチャニの倉庫が手狭になったためだ。新倉庫の稼動を機に、支店もジーチャニからストランチツェに移転する。

Deutsche Bahn AG―13年営業益見通し引き下げ―

独国有鉄道Deutsche Bahn(ベルリン)は25日の決算発表で、2013年通期の業績見通しを下方修正した。上半期の業績不振などを受けたもので、営業利益(EBIT)が22億ユーロにとどまるとの見通しを示した。これまで

洋上風力発電推進、港湾整備もカギの1つ

洋上風力発電パークの建設で港湾の果たす役割に注目が集まっている。建設資材を作業船に積み込むインフラが不足していれば、それだけ建設作業のスピードが落ちるためで、港湾運営者は需要拡大に期待を寄せる。ただ、港湾インフラ整備に要

独デクラ、輸送時損害事業を強化

独技術監査サービス大手のデクラ(シュツットガルト)は2日、自動車の海上輸送に伴う損害査定を手がける蘭TES B.V.(ロッテルダム)を今年1月1日に遡って買収することで合意したと発表した。自動車損害査定事業強化の一環。取

ガス大手ノヴァテク、新ターミナルが稼動

ロシア第2位のガス会社ノヴァテクは19日、サンクト・ペテルブルグに近いウースチー・ルーガ商業港に建設したガスコンデンセート分留・積み替えターミナルの稼動を開始した。垂直統合を強め、新規市場・顧客の開拓を強化する。 \ 第

欧州海運大手3社が提携、主要3航路のコンテナ輸送で

欧州海運大手のAPモラー・マースク(デンマーク)、MSCメディタレニアン・シッピング・カンパニー(スイス)、CMA-CGM(仏)は18日、業務提携すると発表した。海運不況で経営環境が厳しくなるなか、主要航路のコンテナ貨物

海運業界が倒産危機に直面

監査法人大手プライス・ウォーターハウス・クーパーズ(PwC)がドイツの海運企業100社を対象に実施したアンケート調査で、約90社が「年内に多くの海運企業が倒産する」と回答した。業界の過剰な輸送能力を背景に運賃が低下してい

欧州海運大手3社が提携、主要3航路のコンテナ輸送で

欧州海運大手のAPモラー・マースク(デンマーク)、MSCメディタレニアン・シッピング・カンパニー(スイス)、CMA-CGM(仏)は18日、業務提携すると発表した。海運不況で経営環境が厳しくなる中、主要航路のコンテナ貨物輸

独成長率予測を0.3%に下方修正=商工会議所

ドイツ商工会議所連合会(DIHK)は23日、2013年の独国内総生産(GDP)を従来予測の前年比実質0.7%増から同0.3%増へと引き下げた。第1四半期の成長率が鈍かったほか、会員企業を対象に実施した景況感調査で事業の現

港湾業界、洋上風力発電向け輸送需要に期待

ドイツの港湾業界が、洋上風力発電(オフショアウィンドパーク)の市場拡大に伴う設備の運搬・積み込み需要に大きな期待をかけている。欧州債務危機を受けて物流需要が後退しているうえ、ロッテルダムやアントワープなどの競合港との激し

クライペダ港、大規模なインフラ投資

リトアニアのクライペダ港では、大規模なインフラ整備計画が進んでいる。同港はバルト海最北の不凍港であり、コンテナ貨物取扱量はバルト3国最大で、特にベラルーシ、ウクライナ、中央アジア方面の貨物輸送では重要な役割を持つ。 \

APモラー・マースク(2013年1-3月期決算)

2013年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は44億6,000万クローネ(約5億9,800万ユーロ)で、前年同期から33%減少。北米、欧州の景気低迷で収益が悪化した。売上高は2%減の793億クローネ。 \

ハンブルク港運営会社、チェコ鉄道貨物ターミナルが開業

独ハンブルク港運営会社(HHLA)の運送子会社メトランスは今月初め、チェコ東部のチェスカー・トジェーボヴァーで、コンテナ積み替えを主眼とした鉄道貨物ターミナルを正式にオープンした。海運と組み合わせた中東欧向け内陸輸送ネッ

三井物産、ラトビアの港湾運営会社を買収

三井物産は30日、ラトビア最大のリガ港で多目的港湾ターミナルを運営するリガ・ユニバーサル・ターミナル(RUT)の株式80%を買収したと発表した。取引金額は約2,100万ユーロ。シンガポール子会社のポーテク・インターナショ

海運貨物取扱量、2012年は1.1%増に

ドイツ連邦統計局が4月25日発表した2012年の海運貨物取扱量は2億9,940万トンとなり、前年を1.1%上回った。輸入貨物が0.7%減の1億7,590万トンとやや落ち込んだものの、輸出が3.4%増の1億1,630万トン

ラトビア港湾の貨物取扱量が拡大

ラトビアの三大港湾(リガ、ベンツピルス、リエパヤ)の2012年の貨物取扱量は、国内および近隣諸国の景気回復が追い風となり、前年比9.3%増の7,520万トンに増加した。港湾別取扱量の内訳はリガが50%、ベンツピルスが40

デュースブルク港の成長続く

欧州最大の内陸港であるドイツのデュースブルク港が好調だ。2012年の貨物積み替え量は、政府のエネルギー転換政策を受けた石炭需要減が響き過去最高となった前年をやや下回ったものの、売上高と利益はともに増加。先月15日には郵船

独北部の新コンテナ港、苦難の出だしに

昨年9月に開港した新コンテナターミナル「ヤーデ・ヴェーザー港(JadeWeser Port:JWP)の利用が振るわない。JWPの運営会社Eurogateは10日の年次記者会見で、開港から今年3月までのコンテナ取扱量が3万

独海運2社が合併協議凍結

海運大手の独ハパックロイドは24日、同業ハンブルク・ジュドとの合併に向けて進めてきた協議を凍結すると発表した。合併後の新会社のあり方をめぐり両社オーナー間の溝が埋まらないためと説明している。 \ 2社は昨年12月、合併協

キール運河の通行に制限、大型船は利用できず

北海とバルト海を結ぶキール運河の利用が3月7日から制限されている。水門工事に伴う措置で、全長125メートル以上の大型船はユトランド半島北方海域への迂回を余儀なくされている。工期は2週間の予定。 \ キール運河はブルンスビ

タリン、クルーズ客に人気

クルーズ・海洋観光業界を専門とする英国の調査会社G.W.ワイルドが昨年実施した調査で、エストニアのタリンを訪れたクルーズ観光客の満足度が非常に高いことがわかった。タリン港では観光客の増加を見込んで、より大型のクルーズ船が

Siemens AG―世界初の電動フェリーを共同開発―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は8日、世界初の電動カーフェリーをノルウェーのFjellstrand造船所と共同開発したと発表した。海運会社Norledが2015年からノルウェー南部のラヴィク(Lavik)~オッ

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